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こんばんは、チーム盛岡南のナイター練習から帰ってきたところです。氷点下の今朝は、快調に目が覚め早目に起きました。日中は気温が上がる予定でしたが、さっぱりで、道路も本線以外の横に入ると凸凹で凍っていて危ないです。ノーハンドポケットで歩こう
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チーム盛岡南のナイター練習に行く途中、路面が凍っていてカーブで滑って、道路わきの除雪した塊を越えてストップ、雪かきをして出そうとするが、タイヤが空回りして、動かず、川村さんに電話して応援を頼み、森古さん、熊谷さんが駆けつけてくれて、車で引っ張り出して無事脱出です。本当にありがとうございました。ということで夜の練習は止めようかなと考え中です。
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がっかりして練習はただ見ているだけでした?・・・
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第85回選抜高校野球の選考経過がありましたので紹介します。
≪ 21世紀枠 ≫
☆ 21世紀枠は今年で13年目。85回記念大会のため、例年より1校多い4校が選出された。
◇ 午前の21世紀枠推薦理由説明会では、各地区理事が熱いトークでプレゼンテーションを行い、21世紀枠特別選考委員に長所をアピールした。選出方法は例年どおり東日本(北海道、東北、関東、東海、北信越)と、西日本(近畿、中国、四国、九州)から各1校ずつを選び、3校目と4校目は地域を限定せずに選考した。また選考にあたって、特別選考委員14名に、東日本・西日本に分けて候補校に相応しいと思う順位をつけていただき、個々に審議をした。
【 東日本 】
★ 東日本の選考は、候補5校からまず3校に絞って審議に入った。21世紀枠の選考にあたって、東日本大震災の被災・復興をどう位置付けるかについての意見が交わされた。その後、『困難状況の克服』『地域との関わり』『学業と部活動との両立』といった21世紀枠の選考基準についても様々な意見が出て、3校からの選出にあたって40分近い激論が続いた。論議を受けて多数決をとった結果、選出されたのが
いわき海星(福島)。水産・海洋系の同校は、東日本大震災で津波に襲われ壊滅的な被害を受けた。福島第一原子力発電所事故の影響も大きく、県内外に避難した生徒も多い。校舎の復旧工事はまだ始まったばかりで、グラウンドにはまだ大量の海砂が堆積しており、満足な状態に戻るまではまだまだ時間がかかるのが実情。そのような中で、選手たちは希望を捨てず、あきらめない気持ちで練習に打ち込み、逆境が成長を生む選手たちの姿が復興に取り組む被災者への大きな励ましになっている点などが評価された。
【 西日本 】
★ 西日本の選考は2校を軸に議論が進んだ。両校とも甲乙つけがたいとの声があがったが、特待生制度がなく学業と野球を見事に両立させている点や、全国に知られている『全力疾走』などが評価され、紙一重の差で
土佐(高知)が選出された。同校は創部60年以上の歴史を持ち、甲子園の出場歴(春6回夏4回)を持っているものの、最近では県内の強豪校に阻まれ今一歩のところで出場を逃している。創部以来の理念である『全力疾走』は、「野球だけではなく学業を含めて一生懸命やる」という意識が徹底している。県内でトップの進学校だが部員は全員一般入試で入学しており、『右文尚武(文武両道)』の理念も徹底。20年以上離れている甲子園で2つの理念を体現したいとしている点が評価された。
【 3校目と4校目 】
★ 残った7校から2校を決めるにあたり、東日本と西日本での議論で俎上にあがったものの選出に至らなかった4校で審議した。その中で、過疎化の中で地域に密着した活動を続けている
益田翔陽(島根)と、厳しい自然の中で強豪校と互角に戦いながら今一歩で甲子園を逃し続けている
遠軽(北海道)を全員一致で推すこととなった。
益田翔陽は高齢化率が30%を超える地域で過疎化と少子化の影響が大きい。部員不足と全員そろっての練習時間確保が難しい中で地道に活動を続けてきた。学校は4学科の複合型専門学校で、地域の高齢世帯への電気修理ボランティアや消防本部と連携して住宅用火災報知機の設置、農産物の『市』開催など、専門技術を生かした地域に根ざす活動を続けている点が高い評価を受けた。
遠軽は、ここ3年間がまさしく“今一歩”のところで甲子園出場を逃し続けてきたことから、「何が何でも甲子園」をスローガンに練習を重ねてきた。冬には氷点下25度になる厳しい自然環境に中、ビニールハウスの練習場でさえ氷点下10度まで下がるため、筋力トレーニングなどを取り入れポジション別に効率の良い練習を積んで実力を蓄えてきたことが評価された。
補欠1位:門司学園(福岡)
補欠2位:日立一(茨城)
北海道地区(出場枠1)
遠軽が21世紀枠で選出され、一般枠は北海道大会ベスト4の残り3校で議論し、決勝を戦った北照と駒大苫小牧が最終選考に残ったが、優勝した北照が選出された。
◆ 北照
投手陣では昨年の甲子園経験がある左の大串 和弥が柱。スライダーやシンカーなど、多彩な変化球を低めに集め、相手打者に的を絞らせず、要所を抑えた粘り強いピッチングが光った。
守備では全道大会4試合で失策が2と、内外野とも堅実なプレーが目立つ。攻撃でも秋季大会全体のチーム打率が3割7分に近く、1番から6番までが強力で、機動力も使い、平均6.8得点で他校を上回った。
補欠1位 駒大苫小牧
★ 投手陣では右の吉尾 洸介が軸。182センチの長身からの直球とカーブには角度があり、打者を抑える力は十分と評価した一方で、コントロールにやや不安が残った。守りは二遊間を中心によくまとまっており、攻撃は4試合10盗塁と機動力で攻めの野球を見せた。更に3試合逆転勝ちの粘り強さは見事と称賛され、攻守は北照と互角であるという見解が示された。
東北地区(出場枠4・一般枠・神宮枠・東北絆枠)
★ 神宮大会枠、東北絆枠を合わせ4校の選出が選考委員に委ねられた。
◆ まず昨秋の東北大会の特徴として、参加18校のうち10校が公立校だったということと、昨今の東北地区レベルアップで今回も大熱戦が展開されたと総括した。
◆ 仙台育英(宮城県)
東北大会を制し、明治神宮大会を制した同校が1番目として選出された。
1試合平均5点以上の打線は、1番の熊谷 敬宥、1番長谷川 寛、4番上林 誠知の3人が軸。投手は鈴木 天斗と馬場 皐輔の2枚看板が安定。文句なしに東北NO1のチーム力を持つと高い評価を得た。
◆ 聖光学院(福島県)
1年生左腕の石井 成は変化球を巧みに操り、コントロールも抜群で安定感を見せた。攻撃でも4番の園部聡を中心に切れ目がない。犠打を多用した確実な野球をするチームとして2番目に選ばれた。
◆ 盛岡大附(岩手県)
投打のバランスの良さが神宮大会枠選出の決め手となった。1年生右腕の松本 裕樹は140キロを超える直球を中心にリズムがあり大崩れが少ない。打つ方でも中心選手。打線全体でも切れ目が少なく、長打力もあって優れたチームと評価された。だた課題は少し弱さがみられた守備力で、相澤孝行地区別小委員長は「成長に期待したい」とエールを送った。
◆ 山形中央(山形県)
守りが主体のチームだが、打線のしぶとさも目立った。エースの高橋凌平は、右サイドハンドからキレのある球を投げる。石川 直也、高橋 和希といったリリーフ投手も好投を見せた。攻撃は4番熊谷鴻志、5番今野翔太を中心に粘り強い。チームは3年前に21世紀枠で選出されて以来、着実に力をつけている。人間力を磨く教育や、ボランティア活動に力を入れており、地域からの信頼が厚いのも加味されて東北絆枠として選出された。
補欠1位 酒田南
補欠2位 光南
記念大会で特別に作られた『東北絆枠』について、発表された当初から主催者サイドは選考委員会での判断に委ねるという方針を示していた。
ただ、観点が解り難いということもあり、選考委員会総会後の記者会見では質問が集中した。説明に当たった相澤地区小委員長は、例年の一般枠を決める選考と違う難しい作業であったことを明かした上で、「東北絆枠は21世紀枠の性質とは一味違う。野球の実力を兼ね備えているのはもちろんではあるが、それ以外に東北全県の中からキラリと光る何かを持っているチームを選びたかった」と話した。
選ばれた山形中央は3年前に21世紀枠で選出されたチームで、その後も目覚ましい躍進と、地域に密着した学校を挙げての努力が継続されているという点がキラリと光るというポイントに合致した。そして、山形県が被災した太平洋側から多くの避難者を受け入れていることも大きな要素となったようだ。
相澤氏は、「岩手、宮城、福島の3県に絞るという意見もあったが、やはり東北全県で考えて行こうと意思を共有しました」と話す。
10人いれば10通り、100人なら100通りの色んな考えや意見があるが、3年前の21世紀枠出場から生まれた“絆”というのも一つの考え方のように、会見を通じて感じられた。
明日は、関東地区・北信越・東海選考経過です。
◆ 盛岡南リトルシニアのホームページ