プラスチック食う虫も好き好き

Can Plastic-Eating Worms Solve Our Trash Problem?



蓼食う虫も好き好きといいますが環境破壊の悪者とされているプラスティックを分解することのできる虫がいることがわかってきています。スタンフォード大学の学生アンジャ・ブランドン氏とクレイグ・クリドル氏による最近の研究でコナムシがさまざまな種類のプラスチックも消化できることが判明してきました。コナムシはプラスチックを飲み込んでいるのではなく、コナムシの胃の中での化学反応によってプラスチックが二酸化炭素に変換されているそうです。1000匹のコナムシで一日当たり0.32グラムのポリエチレンまたは0.28グラムのポリスチレンを消化出来るとのことで人間が使っている量と比較すると微々たるものですがリサイクルと併用していくのであればそれでもごみ投棄場での腐敗よりは早く少しは助かるのではないかなあと思います。