ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

霧氷@寒風山 パートⅠ白の世界

2011-12-06 22:11:46 | 登山
12月5日 月曜日 霧氷を見ようと寒風山に登りました。

 天気予報では晴れ時々曇り 降水確率20%平地の気温は16度/7度 

標高1763mの山では最高気温は6~7度前後かな? 
風が無ければ、頂上辺りでもそんなに寒いことはないと思うのだけど
山の天気は分からないので、同行の友人にも
冬用の手袋、毛糸帽子、風避けのヤッケなど用意するよう伝えました。

同行の彼女は、登山は全くの初心者というのではないけれど、最近はハイキングからも遠ざかっていて
この時期の登山は初めてという経歴です。

諸事情あって、11月末にこの寒風山の桑瀬峠までは来ているのだけど
頂上へは行っていないというのです。
それでは一緒に、運が良ければ霧氷も見れるよ!ということでお誘いした次第です。

当日は6時丸亀発~西条IC~R194~寒風山トンネル~一の谷経由寒風茶屋着7時50分

峠の駐車場にはまだ一台も車はありません。私たちが一番乗りだったようです。
瓶が森林道はすでに閉鎖、来年の3月末まで通行止めです。



辺りの山を見上げるとかなり下の方までガスが降りてきているようでした。
この状況では、あまり早く登っても桑瀬峠を過ぎてからの登りの時間になっても、
まだガスがかかったままで、展望は良くないのではと思い、
いつもはパスするストレッチもしてみたりと、ノロノロと登山準備をします。

8時13分
、天気回復の兆しのないままですが出発します。



登山口から、高知の元気な79歳の男性と御一緒することになりました。
というか、私たちものんびりゆっくり歩きで、
かなり年上のこの方とほぼ同じペースだったという訳です。

今日は私がトップを歩きます。
最初からかなりの急坂ですが、これでもかという位のゆっくりペースなので
息苦しさはありません。
歩きはじめは、これでいいのだと、以前山の先輩に教えて貰いました。

桑瀬峠近くになっても、左に見える伊予富士方面への縦走路の尾根は
ガスがかかって肝心の霧氷は隠れたまんまです。



9時20分 桑瀬峠着です。


峠手前でヤッケを羽織りますが、思った程の強風ではありませんでした。
ここでの休憩はなしで、寒風山方面に向かいます。
登って行く方向もこんな感じで、ガスが退きません。



それでも、しばらく登ると白くうっすらと霧氷の付いた木々が出てきはじめました。



ヤブウツギやイタドリの花後でしょか? 
 


相変わらず見通しは悪いままです。
霧氷のトンネルや寒風山の険しい岩場が見えるポイントも、今日は何も見えません。



ノリウツギやノイバラも芸術品
 


標高が高くなるにつれてまっ白い霧氷の芸術作品のオンパレード(@_@;)
はじめてこんな風景を見る彼女はもうひゃぁ~~うわぁ~~って興奮気味です。


ブナの木はガスの中でもドッシリと存在感がありです。

















シコクシラベにも厚い霧氷が付いて、ちょっと触った位では落ちません。









そしてこんな幻想的な光景も











小さな芸術作品です。
 


こんな面白い模様もありましたよ(@_@;)
何に見える? 






展望のないまま、もう最後の笹原の尾根を登って行きます。


西尾根の斜面にも白い花がいっぱい咲いているように見えますが
クッキリはっきりという状況ではありません。



これも一瞬見えたり隠れたりで、
同行のおじさんも昼が来たらガスは取れるよ~、大体そうなっとるんよ~~って自信を持って
言ってくれてたんだけど、次第にトーンダウンしていきました。


それでも、こんなクリスマスツリー風の木を見ると、みんな子どもに帰ります。



笹も白くなっています。



殆どモノトーンの中で、こんな赤い実をみると嬉しくなります。



ガスが晴れないまま、10時45分寒風山頂上に着きました。 2時間30分ほどかかっています。
ゆっくり来たので、まあこんなもんですかね。



頂上でももちろんどちらを向いても展望はなし! とあきらめていた時
一瞬ガスがはれて、こんな綺麗な青い空が見えたのです。



おじさん!! やはりあなたの言うとおりだったわ\(^o^)/

















 





















今日の風景

2011-12-03 19:11:16 | 野の花
もう早12月になってしまった。

一年て本当に早いわあ、って毎年思うのだけど
自分が年をとるとなおさらそう思うのはなんで?


今日の丸亀市は青空の広がるいい天気\(^o^)/
最高気温は16度と平年並みらしい。風もあまりなくて穏やかな日曜日でした。

土器川の河川敷では、野球の試合が行われていて
川の向こうには、もう下の方まで紅葉が降りてきている飯野山が青空にクッキリ




いつも行くスーパーの近くの大きなイチョウの木
今日は天気もいいので寄ってみました。







かなり葉っぱも散っています。



ホトケノザがイチョウの葉に包まれて




夕方になっても河川敷では子供たちがサッカーの練習でした。



明日は山に登ろうと思っているので、今日はしおらしく冷蔵庫の片付け、済ませました\(^o^)/





忘年登山で高松クレーター5座を歩く パートⅢ 日妻山~実相寺山~馬山

2011-12-02 21:20:44 | 登山
上佐山下山後、長閑な風景を見ながら、次の日妻山(ひづまやま235.8m登山口に向かいます。

reikoさんが「ここは登山口が分かり難いよ~~、さてどこでしょう~~
と言っているのが聞こえたかどうか分かりませんが、
男性陣は早々と登山口目指して進んで行きました。
が、ちょっと引き返しているみたいでした。

やはりreikoさんが言ったように、登山口が分からなかったみたいです。

言われてみれば、それらしい入り口があるのですが、なんとなく歩いてしまえば見過ごしてしまうような所でした。
里山は、登山口さえわかれば後は・・・・というところが多いようですね。
実は、こんな所でした。

13時54分 日妻山登山口


実はこの登りは30分ほどかかっているのに、あまり記憶にありません(@_@;)
何だか今までの登りとゴチャゴチャになってしまって(泣)
ここでもカナメモチの実を撮影していますが、状況の記憶なし


14時21分日妻山山頂です。



少しお腹も空いてきたと思っていたら、タイミングよくえ~ちゃんが美味しそうな大福を
おすそ分けしてくれました。
食べた事は覚えているんで、まだ認知症ではない(よね?)

もちろんあんこ好きの私は、喜んでいただきました。
ご馳走様でした。

登山道沿いのコウヤボウキはもう茶色の柔らかな冠毛になっているものでしたが、
まだ咲き残ってくれているものがあり、花の少ない時期には嬉しいものです。
下山途中には、ピンクのほほ紅用の筆のような綺麗な冠毛もありました。
ナデシコジャパンの皆さんに贈られた化粧筆もこんな感じ?
  


あまり記憶にない登山道を下って、次は実相寺山(じっそうじやま250mに登ります。

時間はもう15時近くになっています。山の陰になっている所はもうこんなに陽が陰ってしまっています。



此処の登山口も教えて貰わなければ、見つけ辛い笹に覆われたこんな所
15時03分 実相寺山登山口



15時22分、実相寺山山頂です。



上佐山でお昼ご飯を食べた後は、座っての休憩はなかった(よね?)
皆さんかなり疲れてきています。
ここらで、お茶タイムにしましょうか
疲れている様子が、よくわかります(*_*) 



                  reikoさんの画像お借りしました


お茶タイムとこんな景色で、ちょっと元気回復\(^o^)/

実相寺山の下りでは、もう西に傾きかけた日ざしに照らされている高松市内がクッキリと見えています。
中央辺りは、朝の集合場所の仏生山公園ですね。



再び台形の屋島や、五剣山、手前には朝一番に登ったこぶ山・日山が見えています。




16時25分 馬山登山口



もうこれで最後です。
頑張って登ってますよ~~



16時37分 馬山山頂



16時50分 皆さん無事下山しました\(^o^)/




秋の夕暮は「つるべ落とし」
目指すは、仏生山温泉、そして楽しみな忘年会

「足取り軽く」と言いたいけれど、最後の力を振り絞り、元気なふりをして17時10分やっと仏生山公園にたどり着きました。

reikoさんはじめ、え~ちゃん、やまももさんご夫妻、kamatamaさん、keitannさん
そして、お忙しい中、忘年会に参加してくださったエントツ山さん
本当にお世話になりました。

来年もまた皆さん揃って元気に山に登れますように!


忘年登山で高松クレータ五座を歩く パートⅡ 上佐山

2011-12-01 18:44:35 | 登山
三谷三郎池の龍のモニュメントで、しばらく撮影した後、長い車道歩きで上佐山(うわさやま)に向かいます。

民家の庭にはツルウメモドキの実が鈴なりですが、まだはじけてないようです。



どっしりした構えの旧家も何件かあります。
皆さんで写真を撮ったり、眺めたりで長い車道歩きも短く感じます。


クロガネモチの赤い実



アオツヅラフジの黒い実 この種はアンンモナイトに似ているとkeitannさんが教えてくれました。
なるほど、実をつぶしてみると中の種は小さな小さなアンモナイト風でした。



この時期、目だった花はないけれど、色とりどりの実が楽しめます。


平和公園という、広い墓地公園を通り抜けていきます。


                                 ( reikoさんの画像お借りしました)

男性陣はず~~っと先に着いていましたが、ゆっくり歩きの女性陣を待っていてくれました。
全員揃って12時過ぎに上佐山登山口に着きました。


まだまだ皆さん元気で、足並みが揃っています。



やはり咲いている花はないけれど、ヤブムラサキが豊作のようでよく見かけました。



ここでも、ヤブコウジの実です。



30分ほどの登りで、12時30分山頂着です。


高く伸びた雑草が刈り取られて、5座の中でも一番の展望が楽しめる山頂です。

北の方を見れば、高松市街~真っ平の屋島~瀬戸内海





西の方を見ると大麻山から我拝師山も見えています。



東の方向のギザギザの山波は女体山方面でしょうか



ここに立てば、香川県の山々を一望できますが、
やはり日本一狭い県なんだと、再認識できる場所でもあります。

展望を楽しんだ後は、昼食をとり大休止です。
祠の中に、缶に入れた登山者名簿があり、高知のヤマカツオさんの名前を見つけました。

                                
                             (やまももさん撮影)


食事を済ませて、上佐山の下りに入ります。
思った以上に急な下り、乾いた木の葉やその下には滑りやすいドングリの実などが隠れています。
慎重にゆっくりと下っていきます。
が、花が目に入るとそちらに気を取られてしまいます。
 


Kさんが、珍しく足を滑らせてしまいました。シマカンギクに気を取られていたようでしたが、
幸い捻挫とか骨折とかには至らずに済んだようです。
このあとも、無事最後まで歩く事ができました。

これは、ムラサキシキブでしょうか? 
登りで見たヤブムラサキに比べると実の付き方が多いようです。
蕚も目立つものではありませんでした。



上を見ると、青空に少し色着いたハゼの類が綺麗です。もうすぐ、里山の紅葉も始まります。



もう、フユイチゴが食べ頃です。
一度、このフユイチゴをジャムにしてみましたが、かなり手間がかかってしまってそれ以後は作っていません。



上佐山を下りきって、次は日妻山に移動です。
こんな長閑な里の風景に出合いました。
人影も見えず、静かな田舎の風景です。



畑の中にスズメウリの小さな白い実がぶら下がっています。
今年は、このスズメウリも良く見かけました。



日妻山の登山口はちょっと分かりにくいそうですよ!!