ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

忘年登山で高松クレータ五座を歩く パートⅡ 上佐山

2011-12-01 18:44:35 | 登山
三谷三郎池の龍のモニュメントで、しばらく撮影した後、長い車道歩きで上佐山(うわさやま)に向かいます。

民家の庭にはツルウメモドキの実が鈴なりですが、まだはじけてないようです。



どっしりした構えの旧家も何件かあります。
皆さんで写真を撮ったり、眺めたりで長い車道歩きも短く感じます。


クロガネモチの赤い実



アオツヅラフジの黒い実 この種はアンンモナイトに似ているとkeitannさんが教えてくれました。
なるほど、実をつぶしてみると中の種は小さな小さなアンモナイト風でした。



この時期、目だった花はないけれど、色とりどりの実が楽しめます。


平和公園という、広い墓地公園を通り抜けていきます。


                                 ( reikoさんの画像お借りしました)

男性陣はず~~っと先に着いていましたが、ゆっくり歩きの女性陣を待っていてくれました。
全員揃って12時過ぎに上佐山登山口に着きました。


まだまだ皆さん元気で、足並みが揃っています。



やはり咲いている花はないけれど、ヤブムラサキが豊作のようでよく見かけました。



ここでも、ヤブコウジの実です。



30分ほどの登りで、12時30分山頂着です。


高く伸びた雑草が刈り取られて、5座の中でも一番の展望が楽しめる山頂です。

北の方を見れば、高松市街~真っ平の屋島~瀬戸内海





西の方を見ると大麻山から我拝師山も見えています。



東の方向のギザギザの山波は女体山方面でしょうか



ここに立てば、香川県の山々を一望できますが、
やはり日本一狭い県なんだと、再認識できる場所でもあります。

展望を楽しんだ後は、昼食をとり大休止です。
祠の中に、缶に入れた登山者名簿があり、高知のヤマカツオさんの名前を見つけました。

                                
                             (やまももさん撮影)


食事を済ませて、上佐山の下りに入ります。
思った以上に急な下り、乾いた木の葉やその下には滑りやすいドングリの実などが隠れています。
慎重にゆっくりと下っていきます。
が、花が目に入るとそちらに気を取られてしまいます。
 


Kさんが、珍しく足を滑らせてしまいました。シマカンギクに気を取られていたようでしたが、
幸い捻挫とか骨折とかには至らずに済んだようです。
このあとも、無事最後まで歩く事ができました。

これは、ムラサキシキブでしょうか? 
登りで見たヤブムラサキに比べると実の付き方が多いようです。
蕚も目立つものではありませんでした。



上を見ると、青空に少し色着いたハゼの類が綺麗です。もうすぐ、里山の紅葉も始まります。



もう、フユイチゴが食べ頃です。
一度、このフユイチゴをジャムにしてみましたが、かなり手間がかかってしまってそれ以後は作っていません。



上佐山を下りきって、次は日妻山に移動です。
こんな長閑な里の風景に出合いました。
人影も見えず、静かな田舎の風景です。



畑の中にスズメウリの小さな白い実がぶら下がっています。
今年は、このスズメウリも良く見かけました。



日妻山の登山口はちょっと分かりにくいそうですよ!!