ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

雪は融けていた! 大川山

2011-12-22 19:17:44 | 登山
大川山(だいせんやま)は香川県と徳島県の県境の山、
竜王山に次ぐ香川県第2の高峰(1042,9m)の山です。
我が家からは車で約40分ほどで行けるので、朝目覚めてからでも
ゆっくりと登れる山なんです。

12月17日土曜日、翌日の日曜日の方が天気もよかったのですが、
出かける予定があったので、ちょっと曇り空ではあったのですが
大川山に登ることにしました。

急遽決めたことなので、今日は一人で登る事にしました。

ここは近場の山ということもあって、一人で登る事が多いのですが、
いつも心配なのは、猪の出現です。
数年前に、車の前を猛ダッシュで駆け下りていく猪の親子に遭遇したことが
あったので、ちょっと恐怖感があります。
あんな大きな猪に出会ったらひとたまりもありませんから~~

自宅から南を目指して走って行くと次第に大川山が近づいてきます。
数日前に降った雪はもうとっくに融けてしまっているようですが、まあ仕方がありません。
今日は脚のトレーニングだと思って登ります。

10時10分、登山口発、こんな「だいせんみち」と書かれた道標が要所要所にあるので
登山道は迷うことはありません。 
今日登っているのは、私だけのようです。


すぐに古い傾きかけた山門(隋神門)に着きます。



コウヤボウキがまだピンクの綿毛を付けています。



車道に出たり植林地の中の登山道を登ったりと、何度か車道を串刺しにして付けられた登山道を登ります。

途中の車道から頂上あたりの霧氷が見えてきましたが、
早く登らないと融けてしまうかも~~


この時期にはもちろん咲いている花もないので、時間的には短くてもテンションは上がりません。

登山道にこんなものが(@_@;)
ひえ~~、猪の○○チ?(@_@;)
よく見ると、シナアブラギリの実がたくさん落ちていたのでした。
紛らわしい! と言っても猪の○○チって見た事ないのですが~



ツルリンドウやヤブコウジの実が目に付きます。
 


最後の植林地の登山道を抜けると、明るい自然林の遊歩道に出ます。
あ~~、猪に出会わなくてよかった~~
登山道はちょっとだけ白くなってきましたが、歩き難いというほどの事はありません。



アベマキの木に名札が付いています。よく読むと「アベ」って「アバタ」の意味だそうで、
ごつごつした厚い樹皮はコルクに使用されます。



山頂に近づくと、融けかかった霧氷が言い訳程度に出てきました。



11時40分、山頂の大川神社に着きました。
大川神社は雨乞いと安産の神様が祀られています。
5年前と2年前には、娘の出産時にここへ安産祈願に登ってきました。
ご利益ありで、おかげさまで安産、無事に女の子が生まれましたよ~~



山頂から南の剣山方面は雲がかかっていてよくありません。



東方面は、国分寺から高松方面がよく見えています。
中央に見えているのは、団子3兄弟でしょうか?



いつもはここで、ヤマガラが寄ってくるのですが、今日は姿が見えません。
下のキャンプ場や学習棟辺りに降りてみました。
雪山?遊びに来られたファミリーが一組おられました。
(美味しいスルメありがとうございました)

ここではヤマガラも、ファミリーの置いたピーナッツを食べに近寄ってきてましたが、
まだ手に乗ってくる様子はありませんでした。
大きなピーナッツ、どうやって飲み込むの?
 

          


コゲラもいたようですが、今日は目にすることは出来ませんでした。
しばらくヤマガラの遊ぶ様子を見てから、下山します。

下山の途中で綿毛になったヤクシソウの花後でしょうか?これもシックでいい感じです。



アキノタムラソウ アオツヅラフジの実 
 


ゴンズイはもう殆ど実が落ちてしまいそうです。



雪は融けていたけど、まあちょっぴり冬の山を味わえた今日の大川山でした。

この週末は、寒波到来、大川山も多分雪山に変身するでしょうね。