ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

北海道花めぐり その12 小清水原生花園など(7/10)

2014-08-05 19:16:53 | 野の花
7月9日、知床五湖散策後、知床国道沿いのオシンコシンの滝へ立ち寄ったのが
すでに18時になっていました。

網走市内に入るまでは、広い道路を順調に走る事ができましたが
網走湖荘」に着いたのは、20時は過ぎていたと思います。

お腹も空いているのでまずは豪華な夕食(本当です)を済ませ
卓球台を見ればやはり血が騒ぎ、ちょっと汗を流したり、
      


ロビーで行われていたオカリナ演奏で「知床旅情」を皆(4人ですけど(-_-;))で歌ったりと
旅の疲れを忘れて、ひと時楽しく過ごしました。
     

お蔭様で、夜は爆睡できました。

網走湖荘 お値段以上の、すべて○印のいいホテルでした。
機会があればどうぞお泊り下さい。
     



翌朝7月10日は、どんよりした曇り空で、窓から見える網走湖は
全く輝きがありません。
     

今日は、ここから少し戻って小清水原生花園を散策した後、旭川方面に移動(≒220km)する予定です。

走りながら撮影しました、JR網走駅。電話ボックスの上は流氷?
     


小清水原生花園のすぐ近くにある涛沸湖が見えます。
     

涛沸湖は冬にはオオハクチョウをはじめとして多くの野鳥が飛来したり、
四季を通して250種以上の野鳥が飛来する野鳥の楽園だそうです。

アッケシソウの群生でも知られている湖です。

そちらにも寄ってみたかったけど、旭川までの時間を考えると
そうゆっくりもしておれません。

道路沿いから、湖のほとりの湿性草原にはエゾスカシユリの大群生が見えます。
ここあたりは、本当にこのエゾスカシユリが見ごろでした。
     

その中に目を引く黄色の花は、エゾキスゲ  数は少なかったです  
   ユウスゲの近縁種で夕方から翌日の午前中頃まで咲く
     


足元に目をやれば、ナワシロイチゴ
     


ヒメイズイ 
  花の時期はもう終り、
  四国では見られない野草なので残り花でもないかと探しましたが
  残念ながら見られませんでした。
      

ハマナスエゾスカシユリ その後ろに涛沸湖  北海道らしい風景です。
     


オホーツク海岸沿いの砂丘に広がる小清水原生花園
     


JR釧網線がすぐ横を走っています。
     


ここでも主役はエゾスカシユリ
     


エゾカワラナデシコ  
    本州で見られるカワラナデシコの母種 
    カワラナデシコより大きな花は、八方尾根で見たタカネナデシコに似ています。        


エゾカワラマツバ  我が家近くでも見られるカワラマツバとの違いは判りません
(帰宅後調べてみると、果実に毛が密生するという違いがあるそうです)
      


咲き始めたばかりのナミキソウ     


     


いい色のエゾキスゲ     




強風に吹かれながらの小清水原生花園の散策を終えて、旭川に向かいます。
220km、かなり長いですが、高速道路は通っていませんので
一般道を走ります。

時間はかかりますが道沿いに咲いている花や風景を楽しめるので、
それはそれでまた楽しいのです。


撮影場所を記録していないのが、大きなミスですが

こちらでは見られないエゾクガイソウ 車道沿いで偶然見つけてうれしい悲鳴、
まあ、これだけの大きな花なのでどうしても目に入りますよね。

石鎚山や剣山で見られるナンコククガイソウとは、かなり印象が違って
たくましいさを感じるエゾクガイソウです。     
      


葉腋から花枝を何本も出しているのも特徴
      


これは何?
「ヤナギランにしては派手やなあ」って言いながら撮影
     

でもこれってヤナギランですよね。
     


それともう一つ、撮影しながら名前がわからなかったのは
     


あたり一帯に群生してました。
     

淡紫~ピンクの花穂、ウツボグサですよね。
何か珍しい花を発見したのかと思っていたのですが・・・・(-_-;)
花色がかなり違っていたので、わかりませんでした。

こんなことをしながら旭川市内に到着。
ガソリン補給や地元のスーパーで買い出しなどをして
この日の宿泊地「旭川21世紀の森キャンプ場」に着いたのは18時を過ぎていました。

大きなキャンピングカーを横付け、賑やかにバーベキューなどしている
熟年グループが多かった
    


お風呂は車で5分ほど走ったところにある、このあたりでは有名な?森の湯
石鹸、シャンプーは使用禁、地元の方の厳しい目があります。
勿論、ここは2回目なのでちゃんと心得て入りました。
     


今日は、網走から旭川まで長い移動の日でしたが、疲れは感じません。

明日はいよいよ旭岳です。晴れてくれますように・・・・・・