ひーこの わくわく♪ 野の花 山の花

香川の里山の花、ちょっと頑張って登った遠くの山の花など、見て撮って楽しんでます。

はじめての八方尾根 その5 タカネマツムシソウなど

2012-08-19 20:16:42 | 野の花
八方尾根に着いた頃には、かなり濃いガスがそこまで迫ってきていましたが
幸いな事に、池周辺の景色はまだはっきりと見えていました。

  


八方池の岸まで歩いてくると、そこには素晴らしいお花畑けが迎えてくれたのでした。

あまりの花の多さに、どこから撮影したらいいのかしばし立ちすくんでしまいました。

お馴染みのクガイソウ
   


白いセリ科の花はなんでしょうか? 何とか写っている葉から判断するとミヤマトウキかと
    


ハクサンオミナエシ(コキンレイカ)がまさに見ごろです。黄色い色が鮮やか~
     




タカネマツムシソウも加わって、さらに華やかです。
       



        



Hさんが、この花の中にシロウマアサツキを見つけてくれました。
帰って調べてみましたところ、これはシロウマアサツキの蛇紋岩変種のシブツアサツキだとの事です。
      


ミヤマムラサキは砂礫地にかなりありましたがもう終盤でした。 小さな花の中心部が黄色でそれがこの花のアクセントです。
        




対岸の第3ケルンあたりから、池を眺めている人達も多いですね。
         



今回この第3ケルンには寄らないまま帰ってしまいました。
次回いつ行けるかわからないのに、寄っておけばよかったと、ちょっと後悔しています。


お昼ご飯を食べていると、大粒の雨が降りだしてしまいました。
急に雨脚が強くなったので、慌ててカッパを着こみましたが、すぐに雨は小降りになりました。
今日は、このまま麓まで下山です。

濃いガスの中、下山の途中でウメバチソウを1輪見つけました。
横にはハッポウタカネセンブリという豪華な脇役をはべらせています。
         


雨に濡れたミヤマダイモンジソウが、いい雰囲気です。
         




憧れの八方尾根は、期待に背くことなくたくさんの綺麗な花を見せてくれました。
スッキリと晴れた天気ではありませんでしたが、花好き3人で(超)ゆっくりと花散策が出来た事は
嬉しい限りです。




そして問題のレンズ事件の顛末は?

なくしてから丸1日たっていることもあって私もだいぶ気を取り直して、あきらめの境地にもなりかかっていました。
二つのリフトを乗りついで、兎平にあるリフトの事務所に降りるまで、Sさん、Hさんもリフト下の花畑を覗きこんで
探してくれました。よくみるとペットボトルや水筒などが落ちていましたが
肝心の私の黒い巾着袋は見当たりません。

とうとう問題の兎平に到着!


ドキドキしながら事務所の中に入って行く私の目の先には、ナント、ナント、天井から見覚えのある私の
黒い高級巾着袋がぶら下がっているではありませんか\(◎o◎)/
ご親切に、雨に濡れていたので、乾かしてくれていたのです。

ヒェ~~~~、まるでテレビのドラマのような結末です(*_*)
「もう出て来ない、と諦めていたその時!」そんなセリフがぴったりの瞬間でした。

嬉しいことに、かなりの高さから落ちた衝撃にも耐えて、
望遠もマクロレンズも壊れることもなく無事私の手元に帰ってくれたのです

事務所の方の話では、リフトの下1/3位の斜面に落ちていたそうで、丁度私が傘を出そうとゴソゴソしていた場所と一致します。

探して下さったリフト会社の方、本当にありがとうございました。

この後乗ったゴンドラの中で、満面の笑みで喜んでいる私の姿をSさんが、「証拠に」とビデオに収めてくれてました。

皆様、ご心配いただきありがとうございました。


ゴンドラの中から私の笑い声が聞こえてきますか。