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国難打破から、いざ、未来創造へ

『沖縄の新聞再生』琉球新報元社長の著書

2010年11月07日 | 沖縄を守ろう

泊まっているホテル近くの本屋で、表題の書籍を見つけて購入しました。
著者は平成8年まで琉球新報の社長をつとめた比嘉辰博。

何カ所か転載します。

ここから

・あえて力説すれば、(琉球新報と沖縄タイムスは)県民と共に「平和を守る」報道に徹している、ということだ。それなくして、県民の支持は得られないし、なにより、あの「平和の礎」が許さない。
(本土の中央紙と沖縄の二大紙とは温度差があるという指摘について)

・沖縄タイムスと琉球新報は、報道姿勢や論調で似たところがある。ライバル同士が期せずして、共同歩調をとる場面が多いのは、どう説明したらいいのだろうか。…中略…共通の「招かざる客」が現れた時の両社の結束ぶりには驚く。

このあと、新報とタイムスが結束して、1968年に保守派の沖縄時報が創刊されたとき、共同戦線をはって倒産に追い込んだ話が続きます。選挙のたびに革新の肩ばかりかつぐ新報とタイムスに危機感をもった財界の後押しで、設立されたのが沖縄時報。記者クラブからの締め出しという形で、沖縄時報を敵対ししてつぶしにかかりました。二大新聞がこのときは互いに矛をおさめ、一糸乱れぬ立ち振舞いをした、とあります。

ふたたび以下転載


・現在の二紙体制には課題もあろうが、さまざまな困難の中で、沖縄からの発信装置として機能していることは確かである。今後、経営的に厳しさを増すことがあっても、中央紙などの世話にならず、自立を期したいものである。

・2008年11月1日から、日本経済新聞が琉球新報社の輪転機で委託印刷を開始した。…中略…一般紙である朝毎読の三大紙が、沖縄で現地印刷する可能性は少ないのではないか。しかし日経新聞が誘い水にならないという保証はない。万が一、中央から「紙の黒船」が押し寄せて来る場面があれば、そのときこそ新報、タイムスの尻に火がつくこと請け合いだ。黒船を迎えて、ウリ二つが二刀流で立ち向かうか、それともそれぞれの友好紙にエールをおくるのか。厳しい選択を迫られようが、シマンチュのDNAを忘れたカナリアだけにはなってほしくない。


転載おわり

つまり、金城さんに対する沖縄の報道は今にはじまったことではなく、敵が現れると結託して締め出してきた歴史があるということですね。

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