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中国初の空母、2012年に実戦配備か

2010年04月05日 | 中国問題
朝鮮日報4月2日より)

 米太平洋軍のウィラード司令官(海軍大将)は先週、米下院軍事委員会に対し、

「中国が2012年に初の空母を実戦配備し、15年には国産の空母を進水させる」との見方を示した。

 ウィラード司令官は、中国が1998年にウクライナから購入した空母「バリャーク」を修理、改造し、2012年に実戦配備するとともに、空母の基本技術を向上させるのに使うとみていることを明らかにした。

 香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は「中国の空母開発に対し、米軍最高幹部がこれだけ具体的に発言したのは今回が初めてだ」と報じた。

 遼寧省の地方紙、大連日報によると、バリャークは最近、大連造船所で改造を終え、乾ドックを出て、沖合に姿を見せた。

 これに関連し、SCMP紙は「バリャークは既に機雷(または魚雷)による攻撃を避けるための消磁作業も終えた。飛行甲板上の構造物の改造もほぼ完了した」と伝えた。

 軍事専門家は、バリャークが2012年に実戦配備されるとの見方について、「中国は『大洋海軍』へと向かう重要な段階を踏んでいる」と評価した。ウィラード司令官は報告の中で、「中国人民解放軍は最近の数年間で領土防衛を超える役割や任務を遂行し、新たな軍事的発展段階に入った。中国軍の現代化が彼らの言葉通りに「純粋な防衛目的」かどうかはさらに観察が必要だ」と強調した。

 中国は昨年4月、海軍創設60周年を迎え、「沿岸海軍から脱却し、大洋海軍として生まれ変わろう」と協調。昨年10月の建国60周年に際しては、最新鋭の兵器数十種類を公開した。また、最近は空母建設計画を発表したのに加え、ソマリア海域に海軍を派遣し、インド洋、南シナ海での活動拡大を図っている。バリャークは旧ソ連時代の空母で、全長302メートル、幅73メートル、満載排水量6万7500トン。乗組員1960人、航空要員626人が乗船でき、航空機52機を搭載可能だ。中国は1998年に同艦をマカオ経由でウクライナ造船所から2000万ドル(約18億8000万円)で購入した。