◆ 早実 対 駒大苫小牧 決勝再試合
7回裏、カウント 2-2 から駒大・田中の投げた内角低めのスライダーがワンバウンドして早実・川西の左足に当たった。主審がデッドボールを宣告して、ノーアウトで 一塁を指示する・・。
TVカメラは、駒大苫小牧の香田監督がベンチから身を乗り出して 人差し指を立てた右手をスナップで回している姿を映していた。
アナ「・・・どう言うことなんでしょうか・・」
解説「ハハ~・・・バットが回ったかどうかを 確認しているみたいですね~・・」
アナ「はい・・・あ・・・主審が三塁塁審に確認しています・・」
解説「打ちに行って体が回ったところに(ボールが)当たったのではないかと言うことですネ~・・」
アナ「あ~っ・・・振っていませんっ・・・振ってないというように・・三塁塁審が両手を開いていますっ・・デッボールですっ・・・」
(VTRが流れる)
解説「・・・・」
アナ「さあ・・ノーアウトのランナー 2年生の川西が 塁に出ましたぁっ――――――」
(流れとして こんな感じ。この間 約1分)
ただし バットは 明らかに回っておりました。
足に当たってなければ、あるいはプロ野球であったら 三振は間違いない。
塁審の判断も尊重しなければならないが。
決勝点のきっかけになったデッドボールのVTR、その後 NHKでは放映なし。
TV朝日の「熱闘!甲子園」ならば、と思ったら ここでもなし。
そして「ハンカチの王子」と 王さんがらみの美談へと一気に流れていった。
おそらく当日の時点で7:3ぐらいの割合で早実に勝たせたいという雰囲気が、周囲にあったのも事実だろう。
だからと言って塁審がどうと言うわけじゃない。たまたまか 見てなかったか、何れかだ。
亀田兄の試合後のVTRと 一脈通じるものを感じただけのことだ。
「いまさらいいじゃねえか そんなこと」と言われれば それも否定しない。
遅めの夏休みの 些細な出来事でスマソ。