間抜けなアウトロー

　　　　　I Put A Spell On You - Stranger Than Paradise
　　　　　




このSCREAMIN' JAY HAWKINS の I PUT A SPELL ON YOU もほぼ２年ぶりだなあ。それなりの映像を やっと見つけた、という感じだ。
それまで ソール系は体質的に受付けなかったんだが、これ以来 部分的にはいけるようになった記念碑的存在だろうか。ひと頃 ジム・ジャームッシュに嵌っていた時期があったが、なぜだか この「ストレンジャー・ザン・パラダイス」が一番 性にあっていた気がする。悪過ぎないアウトローみたいな感じが、潜在的な憧れとしてあったのかもしれん。
映画のラストからブラックアウト、そしてエンドロールにかけての この曲（の使われ方とその有効性）は自己最高。

こんなん出ましたけど・・。

　　　　　　MISIA - Everything　　　　　

　　　



こんなのを見つけてしまった。
 押尾事件の余波（？）で 今年の再放送がなくなった、などと言われていた 「やまとなでしこ」 だが、もしかすると 来年以降も危ないだろう と言うことで 無理無理アップデート仕りました。
 いつ頃から見なくなったのか忘れたけど、あの頃はよく「月９」を見ていた気がする。個人的に今でも見てみたいと思っているのは、小泉今日子と中井貴一の「まだ恋は始まらない」かな。解説はこちらで。
結構 ドラマチックにロマンチックなのが好みなんス。

Adagio

　　　　　　　Adagio - Secret Garden
　　　　　　　



さて、いよいよ３部作の完了ということに。
えと・・ウォン・カーウァイのセレクトした曲を見繕ってみた３部作、ということで良かったかな？
鈴木清順の「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」「夢二」と連なる 大正三部作、あるいは 大林宣彦の『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』と続く 尾道三部作。で、ウォン・カーウァイで言うところの『欲望の翼』『花様年華』『2046』という60年代三部作 の足元あたりを狙ってみたが・・。「本命」以上 となれば「ものほん」以外ないわけだが、その辺は 限りなく微妙なニュアンスでスルー。
取りあえず そんなところで。

Yumeji's Theme

　　　 　　Yumeji's Theme - Sigeru Umebayasi　(endress?) '20/09/16
　　　　　


 「2046」と同じ ウォン・カーウァイの監督作である『花様年華（IN THE MOOD FOR LOVE）』の主題 （かな？）。実は こっちが本命。もともとは 鈴木清順が監督をした『夢二』（沢田研二 主演）のテーマだった（Yumeji's Theme というぐらいだから）。
中々 いい倦怠感を漂わせてるでしょ。

Casta Diva

　　　　　　　　



美しい音楽には美しい心が宿る？ あるいは 美しい曲は三日で飽きるが 不細工な曲は三日で慣れる？ ま 何とでも言えるが、取りあえず「名曲は永遠に不滅です」 とか言ってみたい。
キム拓が出てることで かなり評判を落とした感のある（それだけでもないのだろうけど）映画「2046」のサウンドトラックから Casta Diva (Angela Gheorghiu)。映画の中では さぞや効果的だっただろうと想像できる ドラマチックな曲である。
YouTube でのオペラの再生に 若干無理があるのだろうが、ともあれ 心地良い響きとは言いがたい高音域を堪能あれ。

　　　音割れのない映像はこちら。イントロが欲しかったネ。

Apocalypto

映画ものでお茶を濁す・・なんて いえるほど、ほのぼのとした映画ぢゃない。
『Apocalypto（アポカリプト）』（2006年作品）。マヤ文明の終末期あたりを描いた 全編マヤ語による（らしい） ちょっとした 問題作。
監督は メル・ギブソン。アメリカでは Ｒ－１５指定も受けているそうだ。まあ そこそこ ハードな部分もある、ということで。『神々の指紋』的文明開化・・と言えるかどうか。

　　　　[ フルムービーを久々に発見したので再掲載します ]

　　　　　　　　　Apocarypto Fulll Movie　　　１５年ぶりに復活しました