学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

馬は野菜を食べて

2011-02-18 22:14:47 | その他
今日は暖かかったけれど、風の強い一日でした。この風で花粉が飛び始めないことを祈るばかりです。昨夜の人間関係のストレスも一晩寝れば、随分心持が良くなりました。人間は夜になると感情的になって必要以上に落ち込んだりするものなのだそうです。今朝は何であんなことで悩んでいたんだろうと、予想以上にけろっとしてしまって、少し怖い感じも…。

このところ、お腹が出てきた私(苦笑)2週間ぐらい前から、運動や食事に気をつけて生活をしています。食事は野菜がメイン。以前、美術館ボランティアの方から、食事は野菜をメインにしたほうがいいと教わりました。そのときの例え話が面白い。

ボランティアさん「食事は野菜をメインにするに限ります。」
私「健康に良さそうですからね。」
ボランティアさん「馬を見なさい。」
私「馬を?」
ボランティアさん「そう。馬は野菜しか食べないのにあれだけ力強く走ります。」
私「なるほど」

と、そんな会話があって、妙に納得した私(笑)

毎日野菜ばかりというわけにもいかないですから、バランスの良い食事を毎日取って、出来てきたお腹をへこましたいものです。
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人間関係の難しさ

2011-02-17 22:25:18 | 仕事
今日は曇りでしたが、暖かい一日でした。だんだん春が近づいてきたようです。近づくとともに怖いのが花粉症。今年はひどいらしいので、気をつけなければなりませんね。

今日は人間関係の問題で色々あって疲れました。私のかつての上司が、人間関係ほどストレスになるものはないと言っていましたが、まさにその通り。まさか人間関係がいやだからといって、『方丈記』の如く、俗世間から離れて暮らすわけにもいかず、社会に所属する以上は他人と関わって生きなければなりませんが…。

私は人間関係で行き詰ると、「人生は短い。人間関係で悩んでいる時間は、人間には無い!」と思って気持ちを切り替えていますが、今日はなかなか切り替えができない(苦笑)今夜はゆっくりと寝て休んで、こんなストレスは吹き飛ばしたいものですね!
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ときどき原点へ

2011-02-16 21:30:09 | 仕事
雪は溶けたものの、まだ寒い日が続いています。

今日の仕事はやることなすこと、全て裏目ばかりに出て、どうにも進まない一日でした。仕事上での研修をしようと思ったら肝心のスタッフが休み。支払手続をしようと思ったら、口座名が間違って登録されている…自分のミスなら反省材料となるのですが、そうではないので運が悪かったと思うような日。こんな日もあるさ…とは思ったものの、こんな日はざらにあるまいとも思いました(苦笑)

最近、『日本美術の見方』(岩波書店)を読み直しています。この本は、私が学生時代にテキストとして使用した思い出のある本でもあります。内容は、辻惟雄先生が述べる日本美術の特徴です。日本美術の特徴を明らかにする、というとなんだか難しいイメージがありますが、まったくそんなことはなく、平易な文章によってとても面白くてわかりやすい日本美術論になっています。私にとって個人的な思い出だけではなく、日本美術を考える時には、かならずこの本に戻って物事を考えます。私の原点ともいえるのでしょう。いまだに学生時代のメモが残っていて、なんだか初心に戻れる感じもして(笑)

今夜は本を片手に眠ることにします。
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ホームページの改善

2011-02-15 20:46:16 | 仕事
昨夜の雪は積もったり、で、朝一番は雪かきの仕事でした。水分を多く含んだ雪だったので、結構雪が重く、朝から汗だく。20分くらいで美術館周辺は片付いて、終わったあとには心地よい疲れが…。まだ、朝は始まったばかりなのに(笑)

今日の午後は、当館のホームページ更新作業を行いました。当館のホームページにはカウンターがついており、月ごとに集計を出して管理しています。閲覧数は月におよそ6,000件から7,000件といったところでしょうか。それだけ当館に興味を持って下さっている方がいると思うと嬉しくなります。今後、ホームページをご覧下さる方に対して、より詳細な情報提供が出来るように、ホームページの改善策をまとめているところです。近々、アップできるように取り組んでいます。

現在はインターネットで情報を収集する時代(以前はとても考えられなかったけれど)。ホームページをしっかり運用して、当館のファンを少しでも増やしたいなあ、と思います。
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体の調子が悪し

2011-02-14 19:41:44 | その他
夜になって、戸外はまた雪が降り始めました。明朝の路面はアイスバーンであること、まず間違いなし…。

昨夜、何故か金縛りに二回も合いました。昨夜は怖い小説を読んでいたわけではないので、霊的なものに襲われたわけではない…はず(苦笑)金縛りのときは体が動かなくなって、耳がキーンとするんですね。自分のイメージでは、起きている状態と寝ている状態の中間くらいの意識になっているような感じ。原因はとんとわかりません。

金縛りが原因でもないのでしょうが、休日の今日は朝から身が入らず、怠惰な一日を過してしまいました。どうも気力が沸いてこない…。おかしい!体が休めと言っているのでしょうか。そう考えている間にも、時間はどんどん過ぎていく。ここで倒れている時間なんてないとはわかっているのだけれど…どうにも体が動かない(泣)

明日からまた仕事です。今週は久しぶりに連休が取れるので、あと数日頑張って、連休で体調不良を治したいものです。
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バタバタする一日

2011-02-13 22:35:50 | その他
今朝の道路はアイスバーン。そろりそろりと一歩一歩、気を付けての出勤でした。

予定通り、朝からバタバタする一日。一部展示替え、書類の整理、お客様のご案内など休む暇無しで、あっという間に終わってしまいました。今日の日中は暖かかったせいか、入館者数が非常に多く、最終的なカウントは冬場平均の3倍近い数に驚き!テレビで取り上げられたわけでもなく、新聞に展覧会が載ったわけでもないのに、どうしてこんなに入館者があったのかと首をかしげる。いつも、こういう嬉しい首のかしげ方ならいいですね(笑)

帰り道は、居酒屋へ寄って、日本酒を一杯飲んで帰ってきました。夜になるとさすがに寒くなりますが、日本酒が体の中から温めてくれる(笑)

明日は休日。のんびり休んで過します。
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怠けぐせ

2011-02-12 23:17:46 | その他
今日も雪降る一日でした。私が住むところは滅多に雪が降らないので、2、3日連続で降り続けることは極めてまれです。雪景色はいつもの風景とはまた違った趣があるので嬉しいですね。ただし、これ以上、降らなければ…。

この頃、私のなかでいつもの怠けぐせが出て、どうも生活が乱れています。帰宅して晩御飯を食べ終わると、すこぶる眠くなってきて、ちょっと横に、と思ってソファにごろりとなるといつの間にか熟睡してしまっています。夜中の中途半端な時刻に起きたりして、体調もあまりよくない。私は高校時代に弓道をやっていましたが、弓道を始める前に「弓道とは、礼節、信義、克己、果断、謙譲、大和等の精神を養うためにある」と暗誦させられました。今の私が最も必要とするのは「克己」ですね…。己に克つ、というのはなかなか難しいものです・・・。

明日は展示準備や朝イチの書類提出があるので、早朝からバタバタする予定です。どうか無事に終わりますように…。
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偶然かあるいは?

2011-02-11 20:36:55 | 仕事
昨夜、私は12時に床へ入ったんですね。もう真夜中ですから、戸外はしんとして静かでした。私は暗い寝室のなかで、すぐに目をつむってみたのですが、どうにも目が冴えて眠れません。そこで敷いた布団の脇にある小さなライトを点灯させて、しばし本を読むことにしました。細かな字を読んでおれば、いずれ眠るだろうと。ただ、横になった私の手元にあるのはそのライトと携帯電話だけなので、一旦布団から抜け出し、本棚から本を一冊持ってきました。

書籍の名前は『文豪怪談実話』(ちくま学芸文庫)

遠藤周作、三浦朱門、佐藤春夫などの文豪たちが体験した怪談話のアンソロジーです。なぜよりによって真夜中にそんな本を選んだのか、私にもわかりませんが、とにかく私はその本を持って再び床のなかへ入ったのです。

この本は昨年の夏に何度か読んだことがあるので、話の内容はすでにわかっているのですが、真夜中に、しかも小さくて弱いライトの元で読むと、冬といえどもぞくぞくしてきます。

さて、私は早速パラパラと適当なところを読み始めたのですが、詩人の佐藤春夫の『化物屋敷』なる体験談を読んでいたときのこと(この話は同本のなかで一番怖いと思います)突然、フッと、ライトが消えたのです。びっくりした私!そのときの怖さといったら、尋常じゃなく、幽霊が目の前に出てくるんじゃないかと思いました(汗)手探りでライトのスイッチを入切と交互にカチャカチャ押してみたのですが、ライトは一向につかず。しょうがないので、携帯電話を光らせて、電燈の紐を引っ張って部屋の明かりをつけました。…幸いなことに幽霊はおらず。突如消えてしまったライトを見たら、コードがねじれてしまっていて、接触不良になっていたよう。コードをまっすぐにしたら、無事にライトが点灯しました。ほっと一息。

この出来事のおかげで、ますます眠れなくなった私。どうしようもないですね。今朝はほとんど寝ずに出勤した次第です。真夜中に怖い本だけは読むのをやめようと思いました(苦笑)
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岡本太郎の著作

2011-02-10 18:53:30 | その他
昨日と打って変わって暖かな一日。しかし、明日からまた雪が降るそう。今年は随分雪が多い。雪が終われば、花粉が飛ぶ。どちらにしろ、しばらく季節に悩まされそうです。

2月、ちくま学芸文庫から岡本太郎と柳宗悦の著作集が出版されます。そういえば、今年は岡本太郎生誕100年。近代美術館で、大規模な展覧会が予定されていますね。それに合わせての出版なのかもしれません。

近年、日本人は精神的なストレスに悩まされています。精神的ストレスだけが原因ではないとは思いますが、一年間の自殺者数が3万人を超えている現実があります。そんな時代、岡本太郎の作品はもとより、その強烈で個性的な著作にも注目が集まっています。岡本太郎の強い生き方に精神的な救いを求める人が多いよう。そうしたメンタル的な部分での岡本太郎の評価も高いといえるのでしょう。

私も岡本太郎の著作を読み、展覧会にもぜひ行きたいと思っています!
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大雪のなかで頭痛に苦しむ

2011-02-09 20:38:17 | その他
カーテンを開けると、戸外は銀世界。昨夜遅く帰宅した時には夜空が美しかったので、明日は雪にならないだろうと思っていましたが、予想は見事に外れました。雪は好きなほうですが、今回は水っぽい雪でしたので、路上を歩くとびしょびしょになる性質には閉口します。私は朝から持病の頭痛がひどくて、なかなか動けませんでした。右のこめかみがズキズキと痛み、金槌でたたかれているような痛さ!頭痛は治らないそうなので、私は頭痛と一生付き合って行かなければならないのです(泣)

画家で頭痛持ちという話はあまり聞いたことがありませんが、小説家で頭痛持ちで有名?なのが明治時代の小説家樋口一葉です。死んだほうがまし、という位にひどくて、嘆いていたとか。頭痛は男性よりも女性の方が症状はひどいと聞いたことがありますが、樋口一葉の症状も重いものだったようです。

最近、なかなか美術館の展覧会を見に行けていないのですが、ぜひ行きたいと思っているのが国立西洋美術館のレンブラント展と国立新美術館のシュルレアリスム展。特にシュルレアリスム展については、書店にも関連書籍が続々と並んでいます。書店で関連書籍が発売されると、展覧会の盛り上がりを感じますね。

明日まで頭痛を引きずらないように、今夜は早めに寝ることにします。
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