日本国内閣総理大臣の菅直人さんが福島入り
現場第一主義を標榜する菅総理が福島の体育館で
現地の人に激励の姿がテレビの画面に映っていた
激励を終え体育館を去ろうとした時
「もう帰るんですか

体育館内に響き渡る“凛”とした声
カメラはその男性を写した
直立不動で古武士を思わせる
一寸の隙もない立ち姿だった
引き返した総理の姿は哀れな姿
福島県知事との対面の姿
どちらが総理大臣かと思う哀れな菅総理
「覚悟をした人」と「覚悟に至らぬ人」が
どちらの画面でも窺えた

安岡正篤先生の「郷研通信(上)」に
「事変と人物」がある
「事に処して動ぜず」とはなかなかむつかしいことである。
政治家の真価は事変に処して定まると云う。
もっとどっしり・きびきび・さっさと
かたづけられる様でなければならない。
何事があってもうろたえず、きびきびさばいて
ゆけるといふものを「平常心是道」といひ
「尋常の覚悟」といふ。
覚悟に至らぬ人は、自ら「退」の道を選んでほしい


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