驚喜！母との会話

ふらりと病院に行った
多分、寝ているのだろうと思ったが～

今日は土曜日なので
どこから入っていいのか・・・

ようやくのことで入口がわかった
土曜日の病院は森閑としている
本がたくさん読めそうな空間だ

４０１号室に行くと母は起きていた
しばらくの間、顔を会わせるだけで
黙っていたが・・・

「どうようなん」と声をかけると
今日は、目に力がある

「ようなったみたいじゃね」
なんがか雰囲気が違うので

以前、母の好きな会話をした

「砂原の奥さんが電話で、どうしとってん？」

「おぼえとるよ」と母の返答
ビックリした」

それから、覚えているだろうと思う
人の名前をいろいろ挙げて話すと
笑って「知っとるよ」

「今日は、全部食べたんじゃげなね～
　食べんと元気が出んけえね！」と言うと

うなずいていた

私が、誰かとは聞かないが
嬉しそうに返答をする会話
何年ぶりだろう
４年か５年ぶりになる・・と思う
母と二人で暮らしていた空間を思い出した

看護婦さんが入ってきて会話が途切れた
しょうがない、競馬の時間も近づいた

「また、来るけえね」

従姉妹からメールが来た
これから病院に行くという
しばらく待っていたが来ないので家に帰った

今日の競馬は、久しぶりにトントン
母親との嬉しい会話の賜物かも

夕方、従姉妹に電話すると
いつものように無反応だったそうだ

私が、会話をした話をすると
不思議そうな声だった

明日も行ってみよう