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国宝指定された木簡の「地下の正倉院」展へ

2017-10-19 18:12:51 | 美術館・博物館
昨夕からまた雨が降り、今朝も降り続くなかお稽古に伺うと、
奈良市内は雨が止みそうで、若草山の上には薄日さえも。
降ったり止んだりで、寒く困った天候です。
お稽古は五行棚で初炭をさせて頂き、用事のため退席に。


昨日のブログ、長屋王の話の最後に平城京跡資料館で開催中の
特別展「地下の正倉院展」の紹介をしましたが、偶然にも
昨晩NHK総合「探検バクモン」で、
奈良文化財研究所・驚き!平城京の民のホンネ」と題され
国宝指定された木簡等から、驚きの平城京ワールドを紹介されておりましたね。
解説者の奈良文化財研究所主任研究員・馬場基さん、木簡は
古代の「ショートメール」と言わしめる専門家ですが、以前
聴講した講演時よりもテンションが高くダジャレも飛び交い、
東京出身なのに、関西人ぽいからみに・・・
なお再放送は10月25日(水曜日)午前3時40分からです。

平城京跡資料館の特別展「地下の正倉院展」を紹介します。
いにしえのあの日にごみとして捨てられた木簡が、
いまや国宝にまでのぼり、いろんなことを教えてくれるはず、

入り口から東を向けば第一次大極殿、遠くに東大寺や二月堂も
  二月堂
常設展を通り抜けると出口のむこうに大きくはないが企画室
ここが特別展入り口になります。
 
【下ツ道西側側溝SD2700出土木簡】
平城京になる直前の時代を描き出します。

3.何かを捉えたことを報告する?木簡文書
逃亡したを捉えたことの報告か。
  

【内裏東大溝SD2700出土木簡】
平城京内の大きな排水路でほぼ年代順に堆積する

7.万葉仮名で難波津の歌を記す?木簡

10.天皇の命令を命婦が取り次いだ木簡

12.カツオの荷札の断片

15.備前国からの醤の荷札1


【大膳職推定地出土木簡】
1961年1月24日最初の木簡が見つかった地点です

38.「海藻根」の付け札?、メカブのこと

40.「未滑海藻」の付け札、アラメのこと

41.井戸SE311出土の木簡


【内裏北外郭官衛出土木簡】
1963年8月にゴミ捨て場が木簡研究の礎に
54.「西宮」と書かれた木簡1

55.王名を列記した木簡2、奈良王か

57.アワビの付札1、鰒の魚辺が虫辺に


【造酒司出土木簡】
醸し出す日の名残り

67.清酒の付札1

68.大甕の付札


【内膳司推定地出土木簡】
ゴミ捨て場の一つ

80.「宮鵜」に関わる文書木簡

82.「沙山」からの材木の進上状

Ⅰ期は以上です。
Ⅱ.Ⅲ期も楽しみですね。

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