気軽に茶道をしてます。

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葉蓋の扱いにてお稽古を

2015-07-12 00:21:21 | お稽古
今朝はお二人と、夕方仕事帰りの方がみえられ、葉蓋の扱いにてお稽古を。
 
葉蓋はこの季節、七夕の趣向では、梶の葉できまりなのですが、
庭にある梶の木は、葉が小さいため、
ツワブキの葉を使わせていただきました。
蓮の葉などに、わざと露をためておくのもいいかもしれません。

葉蓋とは(茶道大辞典:淡交社より)
水指の蓋の替わりに木の葉を蓋とする扱いで、
薄茶点前だけで、主に暑中に行われており、涼味を演出します。
この扱いは十一世家元玄々斎の創案によるもので、
七夕の趣向の茶会に、好みの末廣籠の花入の受け筒に、
梶の葉を蓋にして水指に使用したのが始まりと。
(辞典より)
葉蓋として使用する葉は、他に桐、蓮、蕗、里芋などの大きな葉がよく、
葉茎から汁が出たり、悪臭のある葉は用いません。
葉はよく洗い、葉表を濡らして水指にのせます。
必ず葉表を上に向け、葉柄を手前にして用い、
葉茎は斜めに切っておきます。
葉蓋は使い捨てです。

なお末廣籠の受け筒というのは、
黒塗りの桧の曲に、切箔を散らしたものなのですが、
陶磁器の水指でもさしつかえないそうです。


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