10月に入り『中置』のお稽古を
炭火のオレンジ色が嬉しい季節となりますので
お客様に風炉を近づけ、水を遠ざける
ちょっとした日本人の心遣いが見えますね
風炉を畳中央に置き、水指を勝手付けに置くので
手狭になりますから『細水指』を用意いたします
濃茶の時は仕覆も勝手に置くことになりますし
炭の時は釜を勝手付けに置くこととなり
羽を客付け炭斗の前、縦に置きます
風炉最後の月『名残の月』ですね
とは言っても10月にはいっても夏日が続きます
まだまだ単衣を離せないのですが、ついに
丸洗いに出しましたのでついに袷にいたします
花は 木槿、秋明菊、藤袴、水引、杜鵑、紫式部、柳蓼
こんなに沢山・・・・・秋の花野です
香合は『初雁』二季鳥香合
お菓子は『着せ綿』
旧暦の9月9日重陽は新暦のカレンダ-では10月14日
庭の菊もやっと咲き始める頃となりました
後半は『五行棚』、『大板』をだしてお稽古しましょう
風炉最後の月、名残を惜しみゆったりと・・・・・
開炉の準備をしなくてはバタバタした名残月です