
長月に入り、七十二候では禾乃登(こくものすなわちみのる)9月2日頃より
いよいよ稲が実り、穂を垂らす頃ですね。
「禾」は稲穂が実ったところを表した象形文字。

最近の天気は、本当に不安定、
照ったり、曇ったり、降ったり、
特に午後からは、どっと降ったと思えば日が照って・・・
朝の晴れてる間に、外廻りの掃除を済ませ
お花も摘んで、
お菓子は『綿しべ金団』を。
金団作りも段々手際よくなってきたように!?

床の花は、宗旦木槿、萩、水引を

お稽古は『貴人清次』にしましょう。
貴人に随伴のあった場合、貴人並びにお供にも
茶を点てる点前で、
貴人を清、お供が次
特別な道具は、貴人台、高杯(貴人の菓子器)
千鳥茶巾のたたみ方
又、風炉の貴人清次薄茶点前にしかない
終いつけの時の茶巾、茶筅の入れ替え
などなど。
私達の日常にはない貴人さんと随伴者のお伴に
茶を点てるお点前です。
想定の下、貴人になる人、お次になる人、亭主になる人
と皆さん役者になりきり、
楽しかったと・・・感想を聞けました。