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気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

ブダペスト旅行二日目午後、中央市場とオペラ座見学に

2017-06-28 17:20:52 | 旅行
梅雨本番?朝を迎え、月替わりの週末には梅雨前線が北上し、
真夏日が続くそうで寝苦しい熱帯夜になるとの予報が、
どうしましょう。どうしましょうといえば、
昨日夕方家に戻ると玄関に入るや熟した梅の香りが・・・、
生活クラブから「南高梅」一箱5Kg届いており、つられて
レシピをだしましたが、週末まで時間がとれず、そのまま。
 
梅酢を楽しみにしている孫たちのためにも作らなくてはね。

ブダペスト旅行二日目、午後は中央市場へランチ、そして
オペラ座の見学予定ですが、午前中骨董通りで手に入れた
壺をホテルの部屋に置きに戻らなくてはとその途中街角で
ラーメン屋さんが、でもランチはハンガリー料理ですよね。

トラム2番に乗り、ブダペスト中央市場へ足を延ばしました。
地下鉄との乗換駅で、ドナウ川を渡るため駅は深く、
トラムも地下に停車場が設けられておりました。
 
階段を上り、中央市場へ着くと素晴らしい印象的なタイルが、
後日、ジョルナイのタイルだったことを知りました。
 
内部、日本での1階は八百屋、肉屋、パン屋、乳製品店などで
フォアグラは勿論、輸入品のキャビアまであり、観光客向け?
小さなモモが美味しいと地元の方?に教えてもらい十個ほど
個数ではなく、量り売りなんです。(思ったより甘かった)
  
地下にフードコートがと思い下ると、魚屋やキッチン用品などで
人通りも少なくさーっと見て、日本での2階へ二つ上がると、
民芸品のお土産屋さんばかり、どこなんでしょうかと
 
思って振り向くと、フードコートが、観光客向けで高そう。
 
もう少し行くと狭い通路に、出店風にならんでおり、
少し安いようで椅子とテーブルもありランチにすることに。
好きなものを指させば良いようです。
 
パプリカ料理も頂きましたが、やや辛さが・・・
相方はビールも入り、ご機嫌で一人2200Ft(フォリント)約850円
通貨のFtの価値が判らず観光客向けの高いランチだったことが後で。

行動開始ですが、近くの国立博物館は改築中で閉鎖され、トラム2と
地下鉄①を乗り継ぎ、オペラ座前駅を上ると目の前に旧バレー学校
(ホテル改装中)と道を隔て1884年完成の国立オペラ劇場です。
ネオルネッサンス様式の建物で、入り口にリストの銅像も、
 オペラ座
このオペラ劇場では、明日は今シーズン最後のオペラ初日で、
夕方からこのゲネプロの予定なのに、数か国語対応の見学者で
絢爛豪華なホワイエも人人人、2900ft日本語解説付きも20人ほどで、
500Ft追加料金のいる写真撮影可な人は黄色?の紐や見学後に
ミニコンサート参加者は600Ft追加で赤い紐を手に巻き始まりました。
そのなんと流暢な日本語の解説であったことでしょう。
 
長ーいクロークが昔を、今も現役で使われており、

二階に上がり、建築時明かり取りとしてガス灯が使用されたので、
爆発を避けるため喫煙室が設けられていたり、国王の専用階段
の説明や皇帝やシシーなどが観る絢爛豪華な貴賓席、そして
お付の待合い室からもホール内を覗かせてくれました。

さらに移動してホールの客席に、明かり取りのガス灯はすごく臭く、
座席下には網目状の換気口?が設置されていました。
舞台そで二階にはシシーお一人で観劇される席や
天井絵そしてシャンデリアなども観ることが出来ました。
 
最後に階段の踊り場で有料の5分程度のミニコンサートです。
3曲も歌ってくださり、一般人を巻き込んでの大御盛況ぶり。

帰りはヨーロッパで二番目に開通した地下鉄、地下7m程の浅さで
電車は小さく、つり革も本当の皮でできており、びっくり。
これに乗りホテルに戻ると、

もうディナーの時間で、もう歩いて動くのが億劫になり、
ホテル前のドナウ川に浮かぶ「Spoon」へ、予約なしに伺うと

時間はまだまだ早いようで、人は少なくすんなりと。
 
まずSpoonのラベル名の赤ワインとビールで乾杯し、
 
パンが

前菜だそうです。

サラダを頼んだつもりが
 
メイン?英語でも不慣れですから・・・
 
お支払いは、チップ込で一人11000Ft4000円ほど
夜の9時だというのに薄明るく、皆様方はこれから

酔い覚ましに鎖橋まで散歩に
 
これから夜のクルーズ時間で一斉に遊覧船が出ていきます。
 
ブダ側からですが、夕日に照らされ、夜景の国会議事堂です。
 
10時頃には鎖橋にもイルミネーションが入り、もう寝なくては
今日は15,000歩歩きました。疲れた!

ブダペストの夜はこれからなのですのに・・・

ブダペスト2日目は朝から国会議事堂見学へ

2017-06-27 19:42:36 | 旅行
ブダペストの旅行記です。
二日目、眼を覚ますとまだ4時45分(日本ではもうお昼前)
部屋のカーテンの隙間から明りが・・・相方に遠慮して
そっとカーテンを開けると窓からブダペスト初めての朝焼けで、
ドナウ川にブダ側の国立博物館が映り込んでおります。
4:45
マチャーシュ教会付近に朝日が当たり始め
4:50
あっという間にブダ側に日の光が
  5:00
今日は快晴でよかった。
 5:10
ベッドから眺めていると、眠気が・・・

朝食では、相方は楽しみのスパークリングワインを頂いており、
私は私で、お腹いっぱい頂き、今日丸一日観光日の栄養源に。
予定は10時から予約した国会議事堂の見学と骨董通りを巡り、
午後3時からのオペラ座見学を。市内交通のツールとしてホテルで
乗り放題の7日券を購入しようとすると、地下鉄の駅で買ってと、
アレレ、下調べ不足ですよ。ところがこれが時間のロスに。
自動販売機だったので、勝手が判らずまごまごと。
地元の方は親切ですね。教えてくださいましたが・・・
パスポート番号や名前も記入しなくては、それに支払いもカード
後ろには人の列ができ始め、時間もかかりますので、
譲り、簡単な72時間券を何とか購入することが出来ました。

鎖橋の前からドナウ川沿いを歩いて15分で国会議事堂に到着、
大きな建物で全長258m、幅110m、
いくつもの尖塔はネオゴシック様式ですが、
中央のドームは96mの高さでルネッサンス風
内部はバロック風様式と、折衷主義の集大成になる建築様式で、
1885年に着工され、17年の歳月をかけ完成されたそうです。
でも見学入り口は反対側なんです。
  
もっと涼しいと思っていましたが、ヨーロッパの熱波の影響で
ブダペストも暑く、反対側まで300mを急がなければ・・・
  
10分前に入り口に到着、なんと地下に案内所があり

9時45分の案内中、ほっと・・・案内板では当日券は
午後遅くのみ、殆どありません。予約していてよかった。
英語の説明のレシーバーを掛け金ぴかの長い階段を登ります。
 
廊下も豪華で、葉巻置きと両側の飾も手が込んでおり、
模様もイスラムや東方風もあり不思議ですね。
  
王冠の間に続く階段で、昔は王様、今は議員さんが昇られ、
王冠が置かれた間は、時間で衛兵さんが交替され、写真禁止に。
この王冠は初代イシュトヴァーン載冠から950年にわたり
受け継がれた王冠で、戦後アメリカに保管されていたが、
1978年に里帰りしており、本当に豪華そのもの。
 
見学を終えると、最後の部屋に中央のドームに掲げられて
いた赤い星が、昔の遺物、共産圏でしたものね。

 
先日ふれた骨董通りファルク・ミクシャ通りでお買い物を済ませ、
お昼ご飯に、どこへ行きましょうか? 次に続く 

ブダペスト旅行一日目

2017-06-22 17:07:51 | 旅行
沖縄の梅雨明けの発表が、奈良ではいつになるのでしょうか。
でももう少し降ってほしいものですね。
今朝は曇り空のなかを、半月ぶりのお稽古に伺いました。
車中から眺める若草山の緑も一段と濃くなり夏模様です。
なかなか寝付けず、蒸し暑さに体が・・・
気を引き締めてドアを開けます。
台子のお稽古で、朝は真の炭、真の行台子、
菓子は樫舎の「枇杷」で(潰れたので写真は×)
昼からは台子で花月を教えて頂けました。

ブダペスト旅行、長ーい一日目を紹介します。
関西空港から満席のフィンエアーで予定より10分遅れの出発
フィンエアーはベルリン、チューリッヒと3回目、このところの
ANAやJALの787と違いA330は古く、エコノミー席は窮屈で、
飛行時間と2-4-2座席で選んだそうで、楽しみの食事も???
ランチ 
小さな画面でもう一度見たかった「君の名は」等で過ごすと
10時間10分の飛行で、雨のヘルシンキへ到着
 
入国手続きは、アジア系の方々で混雑しており、うんざり
ブダペストへ向けタクシング中、相方がウルサイのです。
真新しいA350が駐機場に、もうすぐ成田には飛んでくるとか

A321は2時間20分の飛行時間でブダペストに18時過ぎ到着。
到着前上空から見るホップ畑、町並みがヨーロッパですね。

強引な客待ちのタクシーに危なく捕まるところ、なんとか凌ぎ
黄色のタクシーでホテルに、メーターにチップ10%のところを
多めの15%程足し8000Ft払うと、嬉しそうな運転手にこちらも
変なのに捕まらなくてよかったのですもの。
部屋にバッグを広げると19時過ぎ、こんな光景に、
夕日でドナウ川に映り込む鎖橋、王宮やマチューシャ教会の
向こう側に沈み込む夕日にもうっとり。
  
でもお腹は満腹にはなりません。
街へ出て探すのも眠いし(日本は丑三つ時)・・・
ということでホテルのテラスにて
  
先ずはビールで、あとは軽めのお奨めを、しかし眠いです。
  
9時を過ぎると鎖橋もライトアップされました。
   
部屋に戻ると、エリザベート橋から鎖橋までの夜景が一面に、
相方はこれが見たくてこのホテルを選んでおり、
どんな心境なのでしょう。あっという間に寝息が・・・
  
まだ十時過ぎ、トラムの走行音と燥ぐ人の声が微かに、
無事に到着できたことに感謝しておりますと
自然と私も目がつぶれて、一日目の幕が閉じました。 

北陸の秋を

2016-11-20 09:57:28 | 旅行
今朝も曇り空、暖かい朝を迎えました。
次男が友達の結婚式とかで帰ってきており朝ごはんの準備、
それと今朝から自宅稽古に見えられますが・・・
お茶会開けで、なかなか調子が上りません。
自宅の庭の満天星つつじも色づいてくれました。
10時になり来られるでしょう。稽古モードへ切り替えて!


先日実家へ帰った折の話になります。
お米は数年前までは、玄米で奈良・大和高原の農家から
次男坊が運んでくれていたのですが・・・
今は故郷の富山米コシヒカリを妹の旦那さんのお世話で、
年3回、車で取りに行っております。
当然行くたびに、男三人は宴会状態で翌日は二日酔い?
それが楽しいからなのでしょうが・・・。
9月中旬に”新米ができたから”とのことでしたが、
お茶会もあり、なかなか余裕がとれず、お茶会終わりの
二日間だけですが、予定を入れることが出来ました。
お土産は柿の葉寿司とリクエストのあった焼き鯖寿司
夕方着くなり殿方は盃を交わし、女組は近所の温泉へ。
痛めていた腰も良くなるかしら?
三姉妹家族揃っての会食、富山湾の地魚がおいしいー
先日生まれた初孫さんの顔も見られ、お祝いを。
来春にも嬉しいことが重なるそうで、話がつきません。
時間はあっという間に過ぎさり、
桜の咲く頃の再会を約束して実家で一夜を過ごしました。
翌朝、富山市内からの立山連峰の遠望です。
  
誰もいない実家の庭も、松葉だらけですが・・・
楓の木が一本枯れており、思い出が一つ無くなりました。
でも椿は今年も咲いてくれました。
 
帰りがけに近くのスーパーで買い出しを。11時前なのに
筋子1280円が一腹しか残ってなく、孫にはかわいそう。
イクラを作り、冷凍して正月用にしましょう。
またサバが一匹180円なのに調理してくれるとのこと、
三枚の下ろしてもらい、サバずしに、帰ってから大変!
さらに昨日もでた地元ヒラメの造り・エンガワもゲットし、
昆布全国消費量一位の富山県ですから安い羅臼昆布を5袋、
さすの昆布〆(くろかじきまぐろ)、黒づくり(パスタに重宝)等、
車には30Kgの玄米5袋、富山湾の深層水20Lも積んでいるのに
どうなることやら・・・と思っていたら
帰りの高速道路で一瞬ひやりとしたことがありました。
トラックが遅いのに、前の車が追い抜きません。
相方はじれ、指示器をだし追い越し車線に出て並んだ瞬間、
前車が急にトラックを抜こうと寄ってきました。
助手席から相手側のドライバーの顔が、隙間は?㎝冷や汗
もちろん相方にもスピードの出し過ぎに、お灸を。
気分転換にいつもは止まらない南条SAで遅い昼食に。
山々には秋が一度にやってきておりました。
  
何年振りかで訪れたSA、月曜日なのに人でいっぱい、
最近はやりのフードコート形式になっており、ボルガ食堂へ。
武生名物B級グルメ・ボルガライス、デミグラソースが別添で、
オムライスにとんかつが載っており、同じ皿の横にサラダが。
借用しました。
甘めのソースで、この値段???やはりSAは・・・
新ソバの季節、下りの北鯖江PAの蕎麦をたべたかったのに
悔やまれますが、敦賀への山越えで、トンネルを抜けると
気がかりな雨がフロントガラスに落ちてきます。
紅葉の山々が一転して夕暮れの暗さになり雨の世界に、
北陸路に私の嫌いだった冬の訪れが告げられておりました。
夕山やそば切色のはつ時雨』一茶

湯村温泉から竹田城跡へ(旅行記5)

2016-09-10 11:36:51 | 旅行
湯村温泉といえば、胎内被爆を扱った夢千代日記、
錦鯉の泳ぐ川の側に夢千代像が建てられております。
  
ここから川原から一段上がった源泉『荒湯』は98℃で、
茹で卵が作れたり、野菜などを茹でたりされておりました。
朝早い写真で、だれもおられません。
  
川原に近いところでは、足湯が設置されていますが、
試に入り、出てみると足元自体が熱く、裸足で歩くと
火傷傷に注意との表示に気が付き、
川のいたるところから湯が出ているのですって。
 
お宿での、食事もおいしく温泉でのんびりした一夜も過ぎ、
後は帰るだけなのですが、帰り道だから、ほんのちょっと
『天空の城 竹田城跡』へ寄り道をと軽い気持ちで提案、
これがなんと、思わぬ二時間のハイキングに。

登り口の『山城の郷』で、車を止めると平日にも関わらず、
多くの人が見えておられ、足元はハイキングシューズ。
ここからだと往復三時間とのこと、どうする?
ワンメーター640円でタクシーが途中まで行くとのことで、
行くことになり、途中から登り始めましたが、フーフーフー

風が気持ちよく20分で何とか料金所へ、500円支払い

こんなところで500円高いのではと思ってしまいました。
 縄張り
パンフレットには石垣の積み方が丁寧に書かれており
穴太(あのう)積みと算木積みがあるそうで、震災の
熊本城の石垣も修復には時間がかかりそうですね。
 
城跡へ上がると、歩く道にはシートとボランティア・ガイドさんが
  
別々に二人おられ、説明をしていただけました。
一番高い天守台に上ると帽子が飛ぶような強い風、
でも360度遠くまで見渡せます。
本当にお城の立地としては最高な場所なんですね。 
  
帰りは、下りだけ早いこと。
タクシー乗り場まで10分で戻りますが、一方通行のため
帰りは2000円以上とのことで、節約しましょう。
駐車場の山城の郷へ下るにつれ気温も上昇し、汗が、
久しぶりの良い運動になりました。

なお9月から11月は雲海のシーズン、混雑が予想され、
土日祝には午前4時から雲海バス500円が出るそうです。

梨の鳥取砂丘にて、万葉集を(旅行記3)

2016-09-08 15:48:54 | 旅行
八日朝はまだ晴れており、予定していた講座へ出かけました。
到着すると同時に、曇り始め、突然の雷鳴とともに豪雨に、
1時間以上も降り続き、警報が発令されたため、
残念ですが、来週に講座は延期になりました。
前線の影響で、関東東北など北日本も雨だそうですね。
もう本当に何事もなきように。

旅行の続きですが、お付き合いください。
鳥取砂丘へ足を延ばすため、鳥取県に入るや
「梨ロード」との表示と伴に、梨狩り体験や
梨直売場が切れ目なく両側に現れ、目を奪われます。
鳥取県は青梨の一種で、二十世紀梨のシェアーは50%を
占め日本一ですが、梨全体では幸水などの赤梨が優勢ですね。
何気に立ち寄った直売場では、老夫婦と孫さんがお店番、
収穫が始まったばかりの二十世紀梨
試食のため、売り場から選び、剝いていただきました。
みずみずしくその甘いこと、三袋もお買い上げ。これが
一袋なんとワンコイン500円で、後で数えると梨が七個も。
コストパフォーマンスは最高で、今年の出来はとお聞きした時、
”水やりに苦労し、まずまず”と控えめなお答えに、
老夫婦の人柄がしのばれますね。

梨で思い出されるのが、万葉集の言葉遊びの戯れ歌の中で、
食用とされる植物六種類が登場する次の歌です。
成棗 寸三二粟嗣 延田葛乃 後毛将相跡 葵花咲
  作者不詳 万葉集巻十六 三八三四番歌
読: 成⇒(なし)、棗(なつめ)、黍(きみ)に粟(あは)嗣(つ)ぎ
 延(は)ふ田葛(くず)の、後(のち)も逢はむと、葵(あふひ)花咲く
訳: 梨、棗、黍(きび)がついでみのり、蔓を延ばす葛のように
  後にまた会おうと葵に花が咲くよ
 かけ言葉として
 •「梨棗」は音読みで「り・そう」すなわち「離」「早」と
         -->早々と別れてしまって
 •黍(きみ)に粟(あは)嗣(つ)ぎ --> 君に逢はずに
 •葵(あふひ) --> 逢う日
見事な恋歌に仕立てられておりますね。

鳥取砂丘」、恋い焦がれもしないけれど、私のとって
近くて遠いところで、訪れるのは初めてになります。

やはり絶景でした。
第三砂丘列にはラクダが、そして
中央の草地になった長者ケ原を望みます。
砂丘全体の草地下が大問題になっているそうです。
イベントとして草取り運動もされておりますが・・・
 
第二砂丘列(馬の背)への上りは、30度以上の砂の壁
足元から砂が崩れおち、登りにくいこと
久しぶりの運動に、

馬の背の上になんとか登り詰めると、強い風の中
日本海、右手遠くに第一砂丘列を望みます。
でもご一緒した友人の話、30年前のことですが、
海までは、もっと砂地が広がっており、100Mほど沖合で、
キス釣りをした記憶が・・・・・。
ダムなどの治水で、砂の量が少なくなっているのでしょう。

砂砂砂、でもこの砂が梨の農園やらっきょう畑として、
第四から第五、六?の砂丘列や窪地に作られており、
長い時間がかかって、不毛の地が開拓されたのですね。
先人の知恵に感謝あるのみ。
10月頃には、らっきょうの紫色の花が咲いており、
きれいのだそうです。

城崎温泉にて外湯と夕食を堪能

2016-09-02 16:41:04 | 旅行
旅行記2
降り続く雨のため、早めに旅館に到着し、浴衣に着替え
七つある外湯めぐりにまいりました。
城崎温泉はすべての源泉を一か所に集め、配湯されているので、
お湯は一緒ですよと旅館の方から教えていただきましが、
やはり風情を感じたいがため、雨の中巡ることに。
旅館でバーコード付きの共通券を頂き、各外湯で男女別に
かざすだけ、(後で調べると各外湯600円から800円も)
近代的なシステムになっており、下駄の処理など、
職員の方々はてきぱきとされており、好印象でした。
こられるお客さんも少ないからなのでしょうか?
殿方の要望で、各外湯滞在10分程度で、三湯も巡るはめに。
そのあわただしかったこと、このうえもありません。
地蔵湯はモダンな窓の外観が特徴で、
家内安全・水子供養、衆生救いの湯になります。

次の柳湯は一番小さく、立派な梁がむき出し
子授安産、子授けの湯だとか。

最後の一の湯は、城崎温泉の象徴で、岩をくりぬいたような
雰囲気の洞窟風呂で、合格祈願・交通安全、開運招福の湯と

立派な御所の湯も行きたかったのですが、
200mほどを濡れた下駄で歩くのが嫌になります。殿方がNG。

泊まった旅館、エントランスに茶室がむかえてくれます。
  
中に入ると、正面に
旅館の名前が墨書されており

この旅館の名前にちなんだ物もあり、
  
いたるところに
  
どこの茶碗なのでしょうか?
教えていただきたかったのですが・・・

緑あふれるロビーですね。
  
奥には広い庭があるそうです。
各階のロビーも

蟹のシーズンともなれば、なかなかお高いのでしょうが。
ネット割引もあり、リーズナブルに利用させていただきました。
ウエルカムドリンク

夕食を紹介して終わります。
食前酒:枇杷の葉薬膳酒
前菜 :蒟蒻、真鴨ロース、川海老艶煮、オレンジ煮、枝豆
    サザエと青瓜の酢浸し、オクラ、鰻押寿司、柚子味噌

椀物替り:鱧と牛蒡の摘み入れ小鍋、レタス、水菜、笹垣

向付 :甘海老、態、ヒラマサ、白烏賊、鮑、あしらい

お勤め:但馬牛山椒味噌朴葉焼き

焼肴 :磯魚グリル、サラダ、梅紫蘇ドレッシング

冷し鉢:岩もづくと夏野菜の冷製、出汁ゼリー掛け

御食事:とうもろこしとひじきの釜飯

留椀 :赤出汁
香物 :三種盛り
水菓子:季節の果物
美味しくいただきました。
幸せ。

雨の出石で出会った素敵な造り酒屋の女将

2016-09-01 20:23:41 | 旅行
台風10号のため変更した旅行先は、城崎・湯村温泉方面で、
29日は出石を経由し城崎温泉の予定。友達ご夫婦と一緒に
朝九時半頃出発すると同時に雨が降りだし、北に向うほど
雨脚が強くなります。京都縦貫道の亀岡付近では携帯からは警報音
と同時に激しく降りだしました雨(どうなることやら)、その矢先
古いカーナビのため、降りるICを通り過ごしたそうで、
終点の天橋立まで行くはめになりました。
久しぶりに天橋立を見られたので良しとしよう(プラス思考)
でも、出石の入り口への到着は午後1時を過ぎており、
お蕎麦屋さんを探す間もなく、駐車場点前の『陣屋』さんに停車。
お母さんと息子さん二人でされているようで、
皿そば五枚が一人前(800円)で一枚ずつ追加でき、
一皿の量は、2~3口程度で、信州そば風?、
でも実を丸引きされており、色は茶褐色に。
 出石そばの由来(クリックで拡大)
薬味は、おろしわさび、生卵、ネギ、とろろ
つゆは、昆布と鰹出汁で、やや鰹が勝ち気味かな。
追加は二枚に、美味しくいただきました。
(出石そばの由来は出石城跡に書かれておりました)
”そのまま駐車してもいいですよ。お城まで3分です”とお声掛け、
でも雨が降っており、市営駐車場(400円)に入れました。
 出石城由来
目の前には、出石城跡で、堀に風鈴が掛けられ
再現された登城門を上がり
 
そして再現された隅櫓
 
はずれに、有子山稲荷神社への鳥居と130段の階段も

上からは出石の観光の中心地の観光センターの側に、
有名な辰鼓楼が、望めます。

大手町通りからの辰鼓楼
 
出石焼を冷やかしながら歩いていると
柳行季屋の『たくみ工芸』さんが、店先に古びた行季と
皮が剝かれたコリヤナギが天日干しされています。
  
店中では若い女性が、麻糸を使って編み上げておられました。
膝が少しだけ見えます
もう少し行くと、修理中の家屋があります。それは
出石酒造有限会社『楽々鶴』さんの建物の酒蔵で、江戸中期
270年も前の建物で、素敵な風合い土壁が、残念。
拝借しました。
中に入ると土間で280年前のまま、
その店先で奥様が一人店番をされておりました。
  
その土間にはどーんと酒米用の蒸し器が、大釜ですよ。

杉玉と暖簾が目に
 
昔からの暖簾『中易酒造(なかやす)』のいわれも
お話が続き、

床には、パッチワークの座布団が、
なんと90歳の近所のおばあ様の作品なんですって
  
お話の途中にも、ちゃんとお仕事をされておりました。
男性は、利き酒を二種類頂き、一本お買い上げ、モウー
女性は、地酒ケーキ『楽々鶴(ささずる)』を利きケーキ

チーズケーキ風で、ほんのりとお酒の香りが、
食感にかなり苦労されたとお聞きし、なるほど
名前は、コウノトリとお酒から名付けられたとのことでした。
十日程の賞味期限があり、お買い上げさせて頂き、
今週末のお稽古に間いあいますね。
ふと見上げると、太い梁が
そしてツバメの巣が6つも・・・
親子関係があり、必ず戻ってきてくれます。それで
今年巣が一つ増えたのです。と嬉しそうに話されますが、
実は糞の後始末、春から秋に毎日1時間しなくてはならないと。
大変ですね。
また日中は表戸を開けており、時間までには帰ってくるのですが、
閉まってから裏口がまだ開いているのを分ったらしく、
ズルをして、帰ってくるのがおりますと笑っておられました。

話が尽きません。
一期一会に、時間があっという間に過ぎ、
お暇をしなくてはいけません。申し訳ありませんが、
城崎温泉へ、行かなくては。

ありがとうございました。

 

ストラスブールの一日いや半日

2016-04-15 00:19:54 | 旅行
2016.3、旅行記5)    ストラスブールのノートルダム大聖堂
4時間足らずのストラスブールでの滞在記ですが、 
お付き合いください。

日曜の朝10時半過ぎのストラスブールの駅前
予想通り、人は少なく有難いことですが、
多くのお店は、日曜ですもの閉まってます。

ランチができるお店はあるのでしょうか?
ネットで数軒リストアップしておりますが、
見つけることが出来るでしょうか、心配
旧市街(川に囲まれる)の入口の橋の前に地図があり、
世界遺産のストラスブールのノートルダム大聖堂へ。

駅前からLRT(市電)で、旧市街へも入れるのですが、
ドイツの市電と比べて、フランスらしいでしょう。
 フランクフルト市電
クーベルタン広場に、印刷の父クーベルタンの像が

露地の向こう側に、尖塔が見え、
大聖堂と思いきや、違いました。
 
丁度ミサが終わったところで、中へ
外観は石造りで古く見えますが、内部は現代的です。

道に迷ってしまい、人の流れについていくと
よかった、すごく高い尖塔が目の前に現れます。
ストラスブール大聖堂の裏側に着き、一安心。
砂岩で作られておりますが、全体的に赤っぽいです。
 
正面に回ると、ミサ中で中に入れなく
多くの観光客が待っておられ、さすが世界遺産ですね。
 
尖塔に登ることも考えましたが、
限られた時間では無理なので、あきらめました。
ここで待っていてもと、川岸へぶらぶらと
 
こんなところでストリートミュージシャンが
なかなかのフルートで、
音楽を聴きながらのんびりと時間が過ぎます。
 
アルザスの建物の土産物屋さんを抜け、大聖堂へ
 
もう扉は開けられており、ご挨拶に伺いました。
  
からくり時計の天文時計なんでしょうか?

ゆっくりはしておれません。
ランチのお店を探さねばと、地図と格闘しながら捜すも、
どこも一杯で、時間だけが過ぎてゆきます。
残り一時間になり、駅に戻らなければいけません。
小さな公園では、マーケットが開かれ、チーズや菓子が
 
復活祭(イースター)の飾りが、家々の窓に
ドイツとは少し違いますね。

良く知らないで駅方面へ歩いていると、川岸に出ました。
観光船が運河の閘門から上って来るのが見え、
前方の橋が、回リはじめます。90度になると、船は前進し
  
橋を通り抜けると橋は元通りに戻り、規制が解かれます。 
 
ここがラ・プティット・フランスという観光名所だそうで、
アルザス独特のコロンバージュという木組みの家々が、
さらに中洲の公園に入ると、前方に二重になった橋が現れ、
この橋はBARAGGE VAUBANと呼ばれており、上に上ると、
こんな素敵な景色が見られ、うっとりと。
  
しばし、ストラスブールの雰囲気を吸い込みます・・・
でも時間に追われ、ストラスブール中央駅へと急ぎます。
ぺコペコのお腹でしたが、気分は満足そのもの。
アルザス料理はお預けで、残念!トホトホホ

ドイツから隣町ストラスブールへの往復は

2016-04-14 00:42:30 | 旅行
                    ストラスブール駅
旅行記4)お付き合いください。

私たちの音楽海外旅行のスタイルは、最初にコンサートの
チケットをネットで取り、それから日程を詰めます。
(最近は音楽祭終了後、来年分の予約期間が早まっており大変)
飛行機とホテルを指定して、知り合いの旅行社に依頼、
一応最小限のトラブルに備えております。が・・・
海外での移動は、語学に堪能ではないので苦労します。
一都市だけでしたら、??カードが観光案内所やホテルなどで
買え、複数日の設定もあり、市内電車やバスだけでなく、
美術館などの施設割引もしてもらえ、便利に使ってきました。
チューリッヒ音楽祭で初めてスイス観光もしたくなり、
のんびりとアイガー北壁を眺めながらのステイを計画、
便利なツールを見つけました。スイスパスでした。
(バッゲージもスイス鉄道で目的地の駅まで送れて楽々)
この経験から、前回のベートーベン音楽祭はヂュッセルドルフ
からケルン、ボンへの移動そして、ライン観光もできる
ジャーマンレイルパスを使いましたが、
コストパフォーマンスは低く、
今回の旅はどうしようかと、思案?
ドイツ鉄道(DB)は、早期に予約すると安くなる事を知り、
ネットで、フランクフルトとバーデンバーデンの往復と
もう一か所、ハイデルベルクか、ストラスブール迷いましたが、
乗換の少ないアルザスの町ストラスブールに決めました。
結構、ネットと格闘しましたが、何とかプリントアウト

乗車時係員にはクレジットカード(身分証明)と伴に示すだけ
スマホの画面を示されている方もおられました。
難点はストラスブールの滞在時間4時間足らずなこと
でも夜はコンサート、早めに帰って正解でした。

日曜日の朝、朝食をいただき、9時にタクシーで駅へ

バーデンバーデン9:30・・・9:50アッペンヴァイアー(乗換)

乗換で、地下通路へ、不安案内に従い、上ります。
 
何もない駅でのんびりと待つこと15分、
黄色のかわいらしい気動車が 
 
アッペンヴァイアー 10:09・・・10:34ストラスブール
車内のデザインはフランスの雰囲気が漂っており、、
ライン川を渡れば、ここはフランス
 
ここどこ、みんな降りられます。
ストラスブールの駅、端っこに到着です。
所要時間は64分、12.8ユーロ、1500円ですか?
国境を越えたと考えれば、安いですね。
 
また地下道へおります。そこから駅の正面に

駅がガラスのドームで覆われており、
現代と近代の融合、フランス的ですね。
 
駅前が、広場になっており、端から駅を眺めますと
   

ストラスブール観光(次回にさせてください)

帰りは、TGVで所要時間はたったの27分で帰りつきます。
それも19.0ユーロ、安いですね。
これを逃すと、往きと同じ乗換で95分も
ストラスブール13:55・・・14:22バーデンバーデン

乗ります
 
あっという間にドイツに、
往きと同じ線路ですが、速度は246kmに達しておりました。

27分でバーデンバーデンに到着。

鉄道の旅も捨てたものではなく、
秋の焼き物旅行も、鉄道でも良いかもしれません。