個人的なことになりますが、知的障がいのあるMちゃんと車の運転ができないお母さんを月1~2回程度、自宅から学校に寄り、そして診療のために施設まで送っていくことがあります。
もう今年で9年目。
長いようで短いようで…。
Mちゃん親子をみていると、本当に微笑ましいというか、がんばっているなというのを感じます。
だって…いまは車社会。ちょっと近くまでもすぐに車を利用してしまうことって多いのだけど、Mちゃんのお母さんは雨の日も雪の日も、Mちゃんの迎えに片道2kmちょっとを歩いて往復するのですから。
昨日とその前の週のことですが、体調が悪かったらしくMちゃんを迎えに行く途中、とても歩ける状態ではないので迎えに来てもらえないかという電話がかかってきました。
考えてみれば、外からみたらまだまだ頑張れると思われてしまうかもしれないけど、精神的にもお母さんは精一杯にやっているわけで、正直頑張れっ!なんてことをいうのは案外酷なことかもしれません。
いつのことだったか、障がい者も地域で安心して暮らしていけるように、そんなことばをどこかで聞いた気がします。
ですが、どうなんでしょう?
Mちゃん親子施設の先生
Mちゃん親子学校
Mちゃん親子(社会福祉協議会)送迎ボランティア
Mちゃん親子民生委員?
こんなつながり方でいいのかな?とふと疑問に思うことがあります。
本当はMちゃん親子のことをコーディネートするひとがちゃんといて、Mちゃん親子を中心として関わっていく人が情報交換しながら輪のようにつながって見守っていくことができることが一番なのではないかとちょっと思ってしまいます。
ですが、いまはそんな風ではないので、学校の先生や施設の先生がどんなふうに対応しているか、ボランティアの立場としてはわからないので、お願いされたことをできる範囲でこなしていくしかないんですが。
親亡きあと、いったいどうなっていくんだろう?と余計な心配をしながら、今後もMちゃん親子を影ながらそっと見守っていきたいものです。
ところで、18日(水)に行った「介護者のためのおしゃべりサロン」ですが、誰も参加されるひとはいませんでした。
交流館の掲示板に貼っただけのお知らせだったので、少々無理があったかもしれませんね
またいろいろ考えて再度挑戦できたらいいんですけど…ちょっとしばらく無理かな。