みなさん、こんばんは。
横浜市福祉のまちづくり条例。
ご存知の方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
今回建築中の建物、このいわゆる”フクマチ”条例に適合した建物として進めています。
名前の通り、高齢者に優しい建物、ということになるんですが、この内容が結構キビシイ。
バリアフリーはもちろん、スロープの傾斜、階段の蹴上・踏面、点字表示など、一部にやり過ぎなのでは!?と思ってしまうくらいの内容が盛り込んであります。
トイレにオストメイトを取り付けることも義務付けなんですが、これが意外と大変。
オストメイト、トイレ、洗面台など、一度に使うことを想定した場合、70リットルを越える取水量となると、水道局の指導で給水配管径が25A→40Aになってしまいます。
40Aの配管に適合した水量計はとても高価で、おまけに水道の基本料金もとても高くなります。
2歳以下の子供たちがメインの施設において、本来いらないはずのオストメイトですが、福祉というくくりで考えると必要となりますが、こんな弊害があるとは思ってもみませんでした。
まあ70リットル以下に抑えれば良いわけですから、節水型のオストメイトとタンク式の節水トイレを採用するなど、業者の方でいろいろ考えて頂いています。
何とかなると良いんですが・・・
今日からナオちゃんは夏休み。
これから50日間、どっさりの宿題と格闘する毎日が始まります。