みなさん、こんばんは。
「あの・・・寝ちゃったんです。」
降りる駅が通過してしまい、すっかり寝過ごしたナオちゃん。
横浜駅で降り、改札を出て、再入場しようと思ったらパスモにお金がなく・・・
慌てて有人改札に行き、東急電鉄の職員に話をしたそうです。
その職員は、「分かりました。さあどうぞ!」とナオちゃんを通し、降車駅の改札職員に電話連絡をしてくれました。
予定時間になっても駅を出てこないことに心配した家内は、有人改札の東急電鉄職員に、
「あの・・・横浜駅で、小学生が保護されているという情報は入っていませんか?」
と聞いたところ、「ひょっとして・・・ナオト君ですか?」
・・・そうです!
「いま、上り電車でこちらに向かっていますから、まもなく到着すると思いますよ」
ということで、無事にナオちゃんは帰ってこられました。
ちなみに、横浜駅で改札を出ず、そのまま反対側の電車に乗れば・・・と思った方もいらっしゃるでしょうが、ナオちゃんとしては、着いたからには出なくては・・・と思ったようです。
また、横浜駅にいることが分かっていたのは、エキッズというパスモで改札を通過するとメール通知してくれるサービスを使っていたからです。
ナオちゃんの冷静(!?)な態度、親切な東急電鉄職員、そしてエキッズサービス・・・何事もなくて良かったです。
まあ・・・ただ寝過ごしただけですけどね。
昨日、赤外線サーモグラフィカメラの勉強会に参加してきました。
ヨーロッパの断熱先進国で多く使われているサーモグラフィですが、どのような活用事例があるのか、にとても興味があったんです。
断熱材の充填不良であったり、外壁が脱落する前の浮いている状態、配管の詰まり、窓ガラスの取り付けミスなど。
壁裏のたて枠の状態がわかる写真もありましたが、どのようにして撮ったものか分からないとのことでした。
また、同じ温度を持つ物体であったとしても、放射率の違いでまったく異なった測定結果になることが、この機械を使う上でとても難しい問題だそうです。
放射率+反射率=1という条件があり、放射率が限りなく1に近いほど測定結果が真の温度に近づくんですが、反射率が高い、いわゆる金属などは正確な温度を測ることができません。
例えば、50℃に熱した金属にビニルテープを張ってサーモグラフィで測定すると、ほぼ50℃に近い値を示しますが、テープを張っていないピカピカした状態だと、25℃くらいと表示されます。
この特性をよく理解した上で、建築にどのような使い方ができるか、まだまだ勉強していかなくれはいけませんが、Q値のような設計上の建物の性能ではなく、実際にどのくらい断熱が効いているかの検証ができれば・・・と思っています。