”外断熱” ~人に勧めるなら自分から~

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今年も子供たちは元気いっぱい!!
乗るゼGT-R、MY・・・15!?

寝過ごした!

2011-09-13 22:08:44 | ナオちゃんファイル

みなさん、こんばんは。


「あの・・・寝ちゃったんです。」

降りる駅が通過してしまい、すっかり寝過ごしたナオちゃん。

横浜駅で降り、改札を出て、再入場しようと思ったらパスモにお金がなく・・・

慌てて有人改札に行き、東急電鉄の職員に話をしたそうです。

その職員は、「分かりました。さあどうぞ!」とナオちゃんを通し、降車駅の改札職員に電話連絡をしてくれました。

予定時間になっても駅を出てこないことに心配した家内は、有人改札の東急電鉄職員に、

「あの・・・横浜駅で、小学生が保護されているという情報は入っていませんか?」

と聞いたところ、「ひょっとして・・・ナオト君ですか?」

・・・そうです!

「いま、上り電車でこちらに向かっていますから、まもなく到着すると思いますよ」

ということで、無事にナオちゃんは帰ってこられました。

ちなみに、横浜駅で改札を出ず、そのまま反対側の電車に乗れば・・・と思った方もいらっしゃるでしょうが、ナオちゃんとしては、着いたからには出なくては・・・と思ったようです。

また、横浜駅にいることが分かっていたのは、エキッズというパスモで改札を通過するとメール通知してくれるサービスを使っていたからです。

ナオちゃんの冷静(!?)な態度、親切な東急電鉄職員、そしてエキッズサービス・・・何事もなくて良かったです。

まあ・・・ただ寝過ごしただけですけどね。


昨日、赤外線サーモグラフィカメラの勉強会に参加してきました。

ヨーロッパの断熱先進国で多く使われているサーモグラフィですが、どのような活用事例があるのか、にとても興味があったんです。

断熱材の充填不良であったり、外壁が脱落する前の浮いている状態、配管の詰まり、窓ガラスの取り付けミスなど。

壁裏のたて枠の状態がわかる写真もありましたが、どのようにして撮ったものか分からないとのことでした。

また、同じ温度を持つ物体であったとしても、放射率の違いでまったく異なった測定結果になることが、この機械を使う上でとても難しい問題だそうです。

放射率+反射率=1という条件があり、放射率が限りなく1に近いほど測定結果が真の温度に近づくんですが、反射率が高い、いわゆる金属などは正確な温度を測ることができません。

例えば、50℃に熱した金属にビニルテープを張ってサーモグラフィで測定すると、ほぼ50℃に近い値を示しますが、テープを張っていないピカピカした状態だと、25℃くらいと表示されます。

この特性をよく理解した上で、建築にどのような使い方ができるか、まだまだ勉強していかなくれはいけませんが、Q値のような設計上の建物の性能ではなく、実際にどのくらい断熱が効いているかの検証ができれば・・・と思っています。