みなさん、こんばんは。
立ち退き交渉の第3回目・・・の予定でしたが、借主のご都合で金曜日に延期に。
具体的な立ち退き料の提示が予定されていました。
計算方法ですが、
路線価 × 土地面積 × 借地権割合 × 借家権割合 × 土地使用割合
で、これは立ち退き交渉を多く携っている弁護士からの指示です。
調停に持ち込んだ際に、裁判所から提示される和解金とほぼ一致する、ということのようですが・・・
該当物件ですが、
路線価図に書かれている路線価・・・255,000円
土地面積・・・89.76㎡
路線価図に書かれている借地権割合・・・70%
借家権割合・・・0.3
土地使用割合・・・総面積の1/3
となっていますので、それぞれの数値を代入すると、およそ1,580,000円となります。
これから原契約約款に基づく原状回復にかかる費用がおよそ400,000円ほどですから、差し引き1,200,000円くらい、という立ち退き料になります。
先方がこの金額で納得するかはともかく、調停になればこのくらい、ということのようですね。
契約上では食品の店頭販売、としていた用途が、ここ数年はただ製造のみとなっていて、自宅兼本店がすぐ隣にあることを考えると、立ち退きに伴う損失はほとんどないと思うんですが、どうしても立ち退き料がかかってしまう、というのは何とも歯がゆいものです。
自宅を抵当に結構な借り入れがあるようですから、まあ少しでも多く・・・という意識はあると思います。
それにしても、虚偽の発言が多く、しかもすぐにばれてしまうような・・・そんなことを平気で言っていることが本当に残念であり、腹立たしいです。
いずれにしても、”着地”は近いかもしれません。