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hokutoのきまぐれ散歩

ブログも13年目。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。はてなブログにも投稿を始めました。

老舗で日替り定食を〜日本橋・嶋村

2025-04-01 05:00:00 | グルメ
八重洲仲通に普段から通っているクリニックが移転した。この辺りは立喰そばの『よもだそば』、カレーそばの美味い『やぶ久』、少し離れたところに移転したシウマイの『泰興楼』など美味い店が多い場所だが、創業1850年の『割烹嶋村』がヒューリックビルに入って営業していた。

嶋村は日本橋で1850年に創業、『上がりの八百善、仕出しの嶋村』と言われる人気店で当時の大江戸料理屋番付表が店内に飾られていた。その後、明治に入り料理屋となって今に至る。店は再開発のため、現在はビルの1階で営業中。

店に入るとまだ開店早々だったため、カウンターにはまだ誰もおらず、私は一番奥の席に座る。

ランチメニューは会席弁当(3600円)、天ぷら定食(2100円)、刺身定食(1800円)、天重(1500円)などいろいろあるが、私は日替りサービス定食(1100円)をお願いした。中身はコロッケとメンチカツと大好きなメニューである。

目の前では若い板前さんが皿にキャベツやトマトを乗せ、サービス定食の下ごしらえ中。ご近所にはやはりこれが一番人気のようである。

すぐに私の日替わり定食は登場。揚げたてのコロッケ、メンチカツ、付け合わせはキャベツと櫛形に切ったトマト、他に小鉢が冷奴、漬物、味噌汁、ご飯がついてきた。まずは味噌汁を一口、ワカメと巻き麩が入っているが、さすが一流の割烹、出汁が違う。


まずはコロッケをそのままいただく。ジャガイモが甘く、実に美味い。もちろん挽肉も入っていて胡椒の香りがいい。もちろん、ご飯が進むが米も美味い。

メンチカツはコロッケより硬めに作ってあり、食べ応えがある。こちらもご飯が進んでよくない。あっという間にご飯が減る。



箸休めに冷奴を頂き、味噌汁を啜る。定食屋では普通のメニューだが、こういった店の実力を改めて実感する。掃除の行き届いた店内、磨かれた白木のカウンター、よく見ると違いが分かるものである。
こんな店で一度フグを頂きたいものである。ご馳走さまでした。



嶋村
中央区八重洲1ー4ー10
0332719963



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