hokutoのきまぐれ散歩

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東上線クイズ

2017-03-28 05:00:25 | 日記

『鉄道シリーズ』その163。3月22日10時発東武東上線快速急行小川町行きに乗車して霞ヶ関駅まで仕事で出掛けた。しかし、最初の停車駅である成増駅に到着すると『柳瀬川駅付近で人身事故が発生しました』というアナウンス。昨年11月の西武池袋線石神井公園駅と同じ状況(この時は変電所の火事)となり、成増駅で動きが取れなくなった。

同行者や顧客に連絡を取るため下車したが、1時間半は電車は動きそうにない。やむなく駅舎をウロウロ、するとエレベーターに続く通路に『成増鉄道写真館』と書かれているのを発見。そこには『東上線クイズ』なるものが出ていた。


第1問は『東上線の東は東京だが、上は何を表す』という問題。これは簡単に上州と分かった。


第2問は『東上線がかつて乗り入れを画策していた路線は何?』という問題。選択肢は丸ノ内線・東西線・山手線・都営三田線である。これは板橋区西台付近を通るため、都営三田線と思ったが、その通りであった。


第3問は『現在は廃止された優等列車は何?』という問題。選択肢は通勤急行・特別快速・通勤準急・区間準急である。これは中々の難問だが、通勤急行以外は東上線にはなかったはずと思ったが、やはりこれも正解は『通勤急行』。


第4問は『1970〜80年代に東武線通勤電車にセイジクリームという塗色が使われたが、その理由は?』という問題。これは全くわからなかったし、そもそもセイジクリームという色であったことも初めて知った。ちなみに塗色代の節約が正解であった。


そして、難しかったのは最後の2問である。第5問は『かつて東上線にブルーバード号という臨時特急列車が走っていました。この列車はある路線を経由して“とある駅”まで直通運転をしていました。とある駅とはどこでしょう?』

さらに第6問は『ブルーバード号は他の路線を“とある方法”で走っていました。とある方法とは何でしょう?』という問題である。

私もかなり鉄道、特に関東の私鉄は詳しい方だが、東上線にブルーバード号という特急が走っていたことすら知らなかった。答えを見てびっくり、ブルーバード号は1950年代の東上線川越市発の臨時特急で川越まで行き、ここで国鉄川越線(当時、以下同様)に入り、大宮まで行く。さらに東武野田線に入り、船橋まで行く海水浴用の臨時特急であった。

また、当時は国鉄川越線は電化されておらず、蒸気機関車(9600形)が牽引していたとのこと。いや、時間潰しのはずが、思わず真剣に読んでしまっていた。こうしているうちもやはり電車は止まったまま。運転再開は1時間40分後、だけど収穫もあった成増駅でした。

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