
東京ドームに伝統の一戦である阪神vs巨人を見に行く。もう阪神タイガースをこの目で見るのは実に久しぶり、しかもこの3連戦を2勝できた3戦目、力が入る。


家を出たのが11時、水道橋駅には12時に到着、グラウンド橋を渡り、ドーム20番ゲートまで歩く。


人が多いのはいつものことだが、特に多い気がする。開始1時間前だから1番混む時間だが、入場を待つ列は長くなっていた。手荷物検査の後はQRコードを読んでもらい、ドームの中に入る。いつものようにオレンジタオルをぶらさげて。


1フロア下におり、お弁当屋の列に並びながら、どれを選ぶか考える。私は戸郷選手の宮崎づくし弁当、相方は岡本選手の絶対うまいチキン南蛮弁当、いずれもキャンプ地宮崎をフューチャーしたもの。


私の食べた方はチキン南蛮、地鶏焼き、肉巻き、スパゲッティ、野菜蒸しが入っている。チキン南蛮はやや固かったが、野菜蒸しのソースが抜群に美味い。


相方のチキン南蛮弁当は流石にチキン南蛮に焦点を絞っただけでもあり、肉も厚く、柔らかく、味もいい。さらにそぼろご飯がいい。個人的には岡本選手に軍配を上げる。


試合だが、阪神は門別投手、前回は勝利できずの2回目先発。巨人は石川達也投手、ヤクルト戦にいい投球をし、1勝でしかもまだ防御率は0、という対戦。


石川投手は3回まで完全にピシャリ。一方、門別投手も1回1死から当たっているキャベッジ選手にセンター前ヒットを浴びるが、飛び出して2塁でアウト、その後はうまく抑えた。


試合が動いたのが4回表、1死から2番中野が四球、3番佐藤は素晴らしいセンターライナーだったが2アウト。しかし、森下が四球を選び、大山がショート深くにゴロを打ち、内野安打で2死満塁。6番前川はフルカウントから四球を選び1点をもぎ取った。

巨人はランナーは出すが、肝心なところで三振。ようやく6回に門別を攻めて2死1、2塁とする。投球数も86球となり、藤川監督が工藤投手にスイッチ。彼は24年育成1位で速球が武器、先日のカブスとのオープン戦でピシャリ抑え込み、24番をもらった若手である。厳しいところでの登板にハラハラしたが、甲斐選手を2ボールから150km台の速球で追い込み、最後はフォークで三振に仕留めた。

ここから阪神は継投に入り、7回は石井投手。先頭のヘルナンデスに2塁打を打たれたが、落ち着いていて代打の増田選手をピッチャーゴロ、これで3塁で刺し、続く門脇選手にはバントをさせず三振、代打坂本選手もセンターフライと1点を守る。


この後は桐敷、岩崎両投手が全く隙なく抑えて阪神は1対0で勝利、とにかく守備と投手の光る試合であった。昨日の試合のように両軍がホームランを打ち、競り合う試合もいいが、本日のような締まった試合は常にスリルがあって実にいい戦いを見ることができた。


