hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

オススメの調理用具3点

2016-07-11 05:00:32 | 日記

小生は今更ながら食べる事は好きな方で特に酒の肴にはかなりこだわりがある。そんな小生がこだわっている道具を幾つかご紹介してみる。

まずは料理用のバーナーである。導入のきっかけは居酒屋の炙りしめ鯖に魅せられたこと。単なるしめ鯖とら全く違う脂の旨さを感じて、始めはおもちゃのような100円ライターに装着するタイプを購入。しかし、鯖の脂は侮れず、そんなバーナーでは指を火傷しそうになる。それで思い切ってLOFTの調理用品コーナーで購入したもの。カセットコンロのボンベに装着するタイプで購入価格は4000円程度、しかし、使用範囲が広く、しめ鯖だけでなく、トロの炙り、カツオの炙り、タイの皮の炙り、やってはいないが金目の炙りなど無限大。さらにクレームドブリュレも簡単にできそうである。なお、使用時に気を付けないといけないのはその熱量である。瀬戸物の皿では割れてしまい、今はステーキ皿の上で炙り、下には必ず台敷きを置いて使用して貰いたい。

次がこれはテレビで料理研究家も勧めているが、電動ミルである。我が家では黒胡椒を入れているが、少し振るだけでカップスープも一段と美味くなる。料理の最中も食卓でも引き立ての旨さを感じることができる。小生は密かに中華料理に使う花椒用にも一つ買おうと企画中である。これがあれば麻婆豆腐が一味変わるだろう。

最近導入したのが鮫肌のおろし器。これは先日伊豆のカドヤでわさび丼を食べた際にその違いに愕然として導入を決めた。しかし、売り場で見ると一丁2400円もする。実は大きさに5種類あり、カドヤで見たのは下から2番目の(中)。小生が買ったのはその上のサイズ(大)である。

ネットで見るとやはり大きいのが使いやすく、実際に使うと大が良いのではないか。これを使うとワサビの辛味、まろやかさがまるで変わる。わさび丼を食べるだけでなく、刺身などに使ってもこれは便利。おろし金の比ではない。
こうして見てみると道具の高いのには確かに理由があるのである。

ケチ、吝嗇、セコいなどの言葉の由来を考える

2016-07-10 05:00:35 | 日記

『改めて日本語を考える』その12。人の噂も75日とはよく言ったもので先月は某前東京都知事のケチな話で持ちきりで家族旅行を公費で行ったとか、自分の別荘への送り迎えを公用車で行ったなどがしきりに週刊誌には書き立てられていたが、いざ辞めてしまうと全くそれに関心を示さなくなってしまった。これは週刊誌を始めとするマスコミが悪いのか、あまり関心のない都民がいけないのか、と気になってしまう。

そんなことは置いておき、今日はいわば『けち』とそれに類する表現の語源を調べてみた。
まずは『けち』だが、漢語では吝嗇(りんしょく)という難しい言葉を使うがこれは江戸時代ころから使われていた『怪事(けじ)』がなまったものといわれる。

では、『セコイ』であるが、これも細かくてケチな人や行為を云うが、どうも阿波弁の狭い場所を意味する『迫(せこ)』からきているようで狭くて余裕がないことから『生活に余裕がない』と言ったことをセコイと言い、これが転じたようだが、実際に阿波では苦しいという意味が強いようだ。

それでは『みみっちい』はどこから来たのだろう。子供の頃に聞いた話で『耳たぶが大きい人はお金が貯まるが、耳たぶが小さい人は(みみ小さい)⇒お金がたまらない、つまりみみっちい人』と覚えてきたが、これは違うようだ。みみっちいは『細いミミズみたい』に細かいという意味らしく『ミミズみたいに細かい』⇒『みみずっちい』⇒『みみっちい』となったようである。

同じく『しみったれ』というが、これは『染垂れ』からきているみたいでこれは卑しくこせこせしている様を表しており、水などがジワジワとしみ通る様を現せているようだ。
最後に『こすい(狡い)』、これは西日本でよく使われているが、これはケチなというより、ずるいに近いようだ。九州などでは『こすか〜』などというが、その語源はあまり明らかではない。なお、ひっくり返して『すこい』という地方もあるようである。

てん作〜人形町ランチグルメ

2016-07-09 05:00:24 | グルメ

水天宮前駅から歩いて3分ほどのところにカウンターのみの天ぷら屋がある。何度も前を通ったが、いつも盛況でなかなか入れない。しかし、今日は昼少し前だったからか、入店できた。店の名前は『てん作』。

この店のシステムがユニークなのは小鉢や漬け物などを組み合わせて写真のようにセットにしている。例えば、『おしんこ』だけなら1、『おしんこ・とうふ』なら2、そして、天ぷら定食なら『てん』、天丼なら『どん』の組み合わせで注文する。しかし、トッピングは『おしんこ』『とうふ』『しおから』『しらす』と4つあるため、順列組み合わせでは15種類あるはずだが、これを4つに絞っているのに意味がありそうだ。もしら採用されない組み合わせ(たとえば『しらす』『しおから』)が食べたいとしても諦めるしかないらしい。

ちなみに小生は『どん』の1でお願いしたが、すると奥さんらしい女性が板さんに『天丼1お願いします。』という。別に券売機があるわけでもなく、さらに追加天ぷら(例えば、穴子230円、グリーンアスパラ120円)も可能で比較的フレクシブルなのではあるが。

注文を受けるとすぐにご主人が天ぷらを揚げて、天丼を作るため、常に揚げたてを食べることができる。

お値段はお味噌汁とおしんこ、そして天丼で税込700円とリーズナブル。ちなみに天ぷらはさつまいも、イカ、キス、エビ、海苔の5種類。食べログに載っているのとは異なるため、仕入れで変わるようだ。

丼つゆは比較的甘めで衣も薄く、サクサク。少しご飯は少ないが小生にはこれで充分。おしんこもキュウリ、ダイコン、キャベツとシソの塩もみとちゃんとしたもの。この店がいつも繁盛している理由がよくわかる。多分、御夫婦でやってられるのだろうが、息も合って、丁寧な対応が嬉しいお店である。

てん作
中央区日本橋蛎殻町2ー5ー6
0336688301

ひまわり

2016-07-08 05:00:18 | 日記

7月に入り、向日葵の花がかなり目立つようになってきた。今年はこれに先駆けて、我が家では近所の家の真似をしてミニ向日葵を飾ってみた。ブリキのバケツに入れて買ってきたのが6月12日。

ミニひまわりは1鉢180円と安く、さらに2輪目、3輪目と咲き、約1ヶ月間我々を楽しませてくれたのだが、そろそろ花も終わりかけてきて、最近咲くのは小さい花でとても向日葵と言えないような小さなしろもの。そろそろ違う花と選手交代のようである。


代わって花が盛んに咲いているのは本当の向日葵。家の近くのさつま芋畑の脇には向日葵がたくさん植えてあり、土壌も肥沃なのか、2m以上にも育っている。



花もかなり大きいのから小さいのまで沢山咲いており、目で夏到来を感じる事ができる。花の名前とは違い、花が日に向かい回るのは蕾の時だけらしいが、花を見ていると太陽に対しているような気がしてしまう。


久我山のツタ

2016-07-07 05:00:10 | 日記

井の頭線で吉祥寺から渋谷方面に乗り、久我山駅に到着する寸前にあるピーコックストアの駐車場には約50mに渡り蔦が生い茂っている。久我山の象徴の一つかもしれないと小生は思っているが、その葉が一番輝いているのはこの季節である。

ツタ(蔦)はその名前の通り岩やコンクリートに‘伝って’広がる落葉樹でよく見ると巻きひげの先が吸盤となって付着している。これだけの範囲に広がっているツタもその根っこは一か所で意外に太い幹がある。ブドウの仲間でその葉を見ると確かにブドウの葉によく似ている。


いまの季節丁度花が咲く季節でツタのそばを通ると咲いた花が時期を過ぎてパラパラ落ち始め、それがツタの葉に乗り、何かのクズのような物が落ちるようになる。

ツタの木も規模も大きいため、カサカサと何かの音がするが、これは風でツタの花が落ちる音である。そして、秋になるとブドウとはいかないが黒ずんだ房状の実が付く。


それにしても南向きのコンクリートに張っているためか、久我山のツタの木は日に日に大きくなってきているような気がする。毎年のことだが、秋になると葉が赤く色づき、さらに茶葉になり、落ち始めると物悲しい気分になる。

夏のツタは生命力を感じさせ、太陽の光を独り占めしようとこの壁面では王様のようにふるまっている。まあ、毎日通勤の度に通るこの道を久我山アイビーストリートとでも名前をつけたくなってきた。

人形町双庵〜人形町ランチグルメ

2016-07-06 05:00:03 | グルメ

夏になるとどうしても冷たいもの、あっさりとしたものが食べたくなる。その中でも小生は冷やし中華とざる蕎麦を食べる機会が増える。もちろん、小諸そばや富士そばでもいいが、単純なざる蕎麦こそ結構味に差が出るため、立ち食いも含め『三立て』の蕎麦屋を探すことが多い。

今日お邪魔したのは人形町駅からほど近い『双庵』という新しいお店。十割そばを売り物に『さらしな』と『田舎蕎麦』の2つを用意し、ランチはお腹いっぱいにしてほしいという配慮から2皿めの田舎蕎麦は無料を売りにしている。入店は1時過ぎのため、先客は1人のみ、しかし、各テーブルには片付けが追いついていない食器が残され、その繁盛ぶりが分かる。

小生は2種類食べたいのでかき揚げ蕎麦『さらしな』(1100円)をお願いする。待つこと8分、蕎麦が到着。嵩高いかき揚げ、さらにつゆは天つゆと蕎麦のつけ汁が別になっているのが嬉しい。


蕎麦は机に置いてある極意に従い、そのままでまずは1口、確かに甘くて美味い。さらにつけ汁だけで1口、さらに薬味を入れて食べる。喉越しも良く、するっと入る。

かき揚げは崩しながら食べるが、揚げたてで春菊、ごぼう、玉ねぎが入り、芳ばしい。あっという間に蕎麦を一皿食べ、すぐに田舎蕎麦を用意して貰う。

田舎蕎麦はやや黒っぽく、黒い点が入って入るが、一般的な田舎蕎麦に比べ、意外に細い。小生はあまりゴワゴワした十割そばは願い下げだが、こちらは味はしっかり、しかし、喉越しもいい。ただ、これだけ食べるとしっかり腹いっぱいにはなるが。

最後に蕎麦湯をいただきご馳走様、かなり得点は高い。(ちなみに食い意地が張っているため、ついつい田舎蕎麦のショットは撮り忘れました。)

人形町双庵
中央区日本橋人形町2ー6ー11
0366610257

すぎのこ〜京橋ランチグルメ

2016-07-05 05:00:36 | グルメ

相変わらず外出が多いが、雨の中歩くと結構くたびれる。京橋あたりで昼になったが、さすがに松輪の鯵フライは無理だし、傘をさして歩く気にもなれないしと駅前の東京スクエアガーデンをウロウロとする。入口に獺祭の店があり、メニューをみると鯛茶漬けが1500円、予算オーバーでビルの中に入る。

目に付いたのがとりそばの大きな看板と白い提灯。浅草開化亭の麺に惹かれて『すぎのこ』という鳥料理の店に。名物は『霧島鷄のもも一本焼き』らしいが、ランチも5種類あり、中々良さそうな店。小生は人気メニューの2トップが揃うと書かれた『とりそばと親子丼』(1000円)にする。

やはりヘルシーなのか、コラーゲン目当てなのか、女性が圧倒的に多い。少しして右隣の女性は『とりそば』(850円)が登場。これも良さそうだが、セットを選ぶのが小生の意地汚いところ。
すると小生のところにもランチ到着。

意外に両方ともしっかり量があり、まずは親子丼から。東京にしては色が薄いが、薄口醤油で味つけられたようでしっかり味付けされ、トロトロ卵と噛み応えのある鶏肉が良いバランス。

次に添えたキャベツを食べるが、この塩ダレがうまい。とりそばは予想どおり、麺にコシがあり、スープもトロッとコラーゲンタップリ。ただ、スープは見た目どおりかなり熱い。食べているうちに汗が噴き出し、カウンターのため、全く冷房も効かない。しかし、小生はそんなことは御構い無しに丼とラーメンを食べ進め、結果、左右の女性よりランチはかなり遅い到着だったが、早食いし先に終了してしまう。

それにしてもこのビルには旨そうな串カツや京のおばんざい、餃子の店、粉ものなどB級グルメが集まっているのを発見。これで松輪に振られても京橋は幾つも行きたい店があらたにできたようだ。

すぎのこ
中央区京橋3ー1ー1東京スクエアガーデンB1
0355421940

中野坂上駅

2016-07-04 05:00:03 | 日記

『メトロに乗って』その36。今回は東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線がクロスする中野坂上駅に行く。

丸ノ内線方南支線分岐駅で方南町〜中野坂上を往復しているが、本線から中野富士見町の車庫に入庫する直通運転もある。しかし、方南町駅のホームは110mと6両ではギリギリのため、3両の短い編成がピストン輸送をしているのである。

このため、中野坂上駅のホームは1番線が荻窪方面、3番線が池袋方面でそれを挟むように2番線から方南支線が出ている珍しい構造になっている。


丸ノ内線の出口から地上に上がると青梅街道と山手通りの交差点に出るが、駅の出口のある1隅を除き3つの角には高層ビルが建っている。以前、仕事でよく通過したが、この交差点の風景はまるで変わっている。

最初に山手通りに沿って東中野方向に。山手通りも首都高速の建設に合わせ拡幅され、かつてのような万年渋滞からは解放された。大久保通りと交わる宮下交差点も以前は渋滞回避のため、4つの角を結ぶように歩道橋があったのだが、それも取り払われて風景が違う。


その少し手前に遊歩道があるが、これは旧桃園川を暗渠にしつその上にある。しばらく中野方向に行くと川の名残か、橋の跡があり、暗渠の水かさを示す掲示板が置かれていた。


今度は北に向かい宝仙寺を目指す。すると目の前が崖になっており、迂回して坂を登る。中野区は表の通りは比較的整備されているが、1本中に入るとグネッと曲がり、細い道や行き止まりも多い。


何とか青梅街道近くに出て、宝仙寺に到着。比較的大きな葬式が出来る寺として有名だが、かつては中野町役場、つまり区役所の前身が置かれていた。


三重塔や御影堂は戦後建て直したものだが、風格は十分。そばには石臼塚、何でも古くは玄ソバが中野に集まり、これを臼で挽いて東京中に届けていたため、『中野蕎麦』として有名であった。


しかし、その後、機械で挽くようになり、使われなくなった石臼が捨てられたため、この寺の住職が不憫に思い、集めて塚にし供養したものらしい。小生は中野が蕎麦で有名であったことを初めて知った。いや、寺社には色々なものがあって面白い。

最後に都営地下鉄大江戸線から移動したが、その深さもただものではなかった。

那珂湊おさかな市場

2016-07-03 05:00:00 | 日記

折角勝田まで来たのだからと那珂湊おさかな市場に行って見る。実は前回もゴルフ旅行のあと2009年12月にここに来たのだが、その後2011年3月の東日本大震災で4mもの津波を受けてしばらく閉鎖していた。しかし、漁業関係者や店の人の努力で半年後には再開、今も昔と変わらない盛況具合である。

臨時駐車場の方に車を止めて、店を見て回るが、新鮮な魚介でいっぱい。小ぶりなバケツ一杯入ったアサリが1300円、これを買えば商売が出来そう。ハマグリでも九十九里産は6個で2000円、これを見ていたらおじさんに声を掛けられ、『これは高いけど美味いよ、高いと思うなら小ぶりだけど中国産がお得。ホンノビスは硬いから安くてもやめた方がいい。俺は食べてるから間違いない。』

しかし、この辺りの店はあまりしつこくやって来ない。牡蠣の話を聞いたら『まだ、真牡蠣が食べれるよ。岩手産だが。だけどこれからは岩牡蠣が食べ応えがある。ただ、この殻は素人には割れないよ。』確かにそのようだ。

他にも昨夜食べたホウボウに似たカナガシラはたくさん並んで500円、メヒカリの干物も安い。何もいないかとみると大きなカレイが2匹、底にへばりついていてビックリ。


外に出て隣の店に行くと乾物中心。まずは洗濯干しのようなイカの乾燥機がグルグル回り、その横にはスルメが並べられている。その先では釜揚げシラス、試食するが美味い。さらにその先には鯵の干物。

さらに4尾と3尾の鯵が乗り、500円と書いてあるのでおばさんに聞くと、『5尾と4尾は大きさが違うのよ。』しかし、それは間違いではというと、『最近目が悪いんだよ。』そうじゃないはずだが。このおばさんが試食で焼いたのを食べるが、いや脂がのっている。値切りもせず、ついつい買う。

隣のおばさんが鯖と秋刀魚の味醂干しを出してきて、試食するがこれも美味い。しかし、あまり買うと怒られそうなので諦める。


さらに市場を歩くと生きのいいボタンエビ、茨城県産とのことで6尾で1800円まで負けてもらい、ついに買ってしまう。他にもズワイガニのLLサイズが4500円を3500円、また、活けウニ1個800円、これらはかなり悩んで諦めた。いや、回るだけで楽しいおさかな市場でした。

釉月(再訪)〜人形町グルメ

2016-07-02 05:00:33 | グルメ

人形町には中々良い店が多い。今回は久しぶりに釉月にお邪魔した。店は人形町駅から4、5分のビルの地下にある。カウンター9席と奥にテーブル席があるが、これを板さんとフロア係の2人で手際よく対応してくれる。

まずはビールで乾杯、お通しは焼き蛤。アルミ箔にハマグリを包み、コンロにかけたものだが、さすがに熱い。何とかアルミ箔を外し、一口で食べるが、直にコンロに乗せたものより貝の表面がしっとりしていて美味い。


注文は『満願寺とうがらしのおひたし』『刺身盛り合わせ』『活さいまき海老のフライ』『穴子磯辺焼き』をまずは注文。すぐに満願寺とうがらしが到着、冷たい出汁に満願寺とうがらしと油揚げ、さらに削りたての鰹節がアクセントとなっている。


次に刺身盛り合わせ登場、カツオ、キス、炙り金目、鯛、毛ガニのほぐし身、蒸し鮑。うち鯛は醤油で頂くが、脂が乗って美味い。金目も目の前で炙り、アワビは目の前で蒸したもの。


秀逸なのは解禁になったばかりの毛ガニの身を蟹味噌で和えたもの。このタイミングでお酒をお願いする。まずは烈(山形県)、切れ味が良く、金目によく合う。1合のため、すぐ飲んで、次は天青(神奈川県)、これもさらっとした辛口で美味い。


板さんが活け海老を剥き始め、フライに。頭は素揚げ、身はタルタルソースをつけて食べるが、身が甘い。酒はどっしりとした『巌』(群馬県)。あっと言う間に海老は無くなる。


次に穴子磯辺焼き、焼き穴子に最後に醤油を掃き、焼き海苔に挟んで食べる。醤油で穴子の身の甘みが強調され、頼んだ鳳凰美田(栃木県)ともばっちり。



さらにポテサラ、クリームチーズの味噌漬け、揚げたて厚揚げ、ぬか漬けをお願いするが、特にポテサラには揚げた玉ねぎが載り、食感もいい。屋守(東京都)は夏仕立てで爽やか。最後は天寶一(広島県)、福山市の小さな蔵で丁寧に作られた旨味たっぷりの酒で終了。


酒と肴がバランスが取れ、また、提供されるタイミングもよい店であることは以前から全く変化がない。また、すぐに行きたくなる店である。


釉月
中央区日本橋富沢町6ー6ホワイトセブンB1
0356400773