hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

リアル『秋葉原』

2016-07-01 05:00:12 | 日記

『神田をぶらり』その15。今回は秋葉原の話。秋葉原は明治2年の大火でかなりの部分が燃え、明治天皇の勅命で火伏せの神である秋葉大権現をこの地に造営。そのため、この辺りを『秋葉っぱら』と呼んだのが地名の由来。駅ができたのは1890年だが、最初は貨物駅で『あきはのはら』と呼んでいたが、旅客扱いを行なうにあたり、『秋葉原』とし、本来は『あきばはら』であったのを『あきはばら』としたために今の読み方になったと言われている。

ところが秋葉原駅周辺の地名は以前のブログにも載せたようにヨドバシカメラが神田相生町、その向かいあたりは神田練塀町、神田松永町、神田和泉町、外神田などで秋葉原という地名はない。それではどこに『リアル秋葉原』があるのかと探してみた。


東京メトロ銀座線末広町駅を上がると中央通りと蔵前橋通りの交差点に出る。蔵前橋通りに沿ってJR総武線の線路に向かう。この辺りは外神田2丁目である。そしてガードをくぐると千代田区から台東区になり、ガードの横の藪を見ると『台東区秋葉原4』の表示。そうか、秋葉原は台東区にあるんだ。


通りを渡ると食品会社、さらに紙材料問屋、日本農業新聞と並ぶが、これがリアル秋葉原である。この辺りには電気街もメイドカフェも模型の店もない。

前を見ると遠くにヨドバシカメラ、リアル秋葉原の周りは約150m四方(0.02k㎡)の土地に周りはオフィス、中は小さな雑居ビルがあるくらいの狭いスペースで目立つものは何もない。23区の中で最も狭い区である台東区の中でも最も狭い地区であろう?


ただ、途中は神田でも目的地は台東区、まあ、いいかな。寂れた小さな区画がリアル秋葉原であった。ちなみに秋葉神社は今は日比谷線で一つ先の入谷駅近くにある。