『昭和レトロカレー』⑧。今回は喫茶店のカレーを食べに行く。『珈琲館』というチェーンは『Colorado』など共に学生時代は良く利用したが、いつの間にか『ドトール』『スタバ』『タリーズ』などと言ったセルフカフェや『マクド』『ロッテリア』などのハンバーガーチェーンにとって変わられた。最近こそ『星の珈琲』『コメダ珈琲』『むさしの森珈琲』などが勃興してはいるが、スタンドアローンのウェイトレスのいる喫茶店は少なくとも東京では激減した。
そんな『珈琲館』のカレーライスをランチメニューで頂くことにした。神田駅前にある珈琲館ではランチメニューが6種類ある。
『昔懐かしいハヤシライス』『特製ナポリタン』『大葉香る明太クリームソース』『たっぷり野菜のハムチーズサンド』『珈琲館ハウスサンド』『珈琲館のビーフカレー』である。これに飲み物がついて1180円〜1310円(カレーライスは1310円)である。
もちろんカレーライスをお願いした。まだお客さんが少ない時間のため、4人掛けを1人で占領、ゆったりとしている。
5分ほどでカレーライス登場、ミニサラダが付いているのも嬉しい。ミニサラダのドレッシングはフレンチ、少し酸っぱいところが好きである。乗せられている赤と黄色のパプリカが目に鮮やかである。
カレーは大きめの白皿に半分程度ライス、これにたっぷりのルーがかかっている。目立つのは肉ばかりでなく、多く入っているのが、シャンピニオン。小さめのものが、丸々入っている。ルーの味はマイルドな欧風カレー、上品である。また、牛肉の肉片も5〜6個、端の方に福神漬の姿も確認でいた。辛味はあまりなく、誰が食べても美味しいカレーである。
量的には多いとは言えず、成人男子ならば大盛(110円追加)した方が良いと思われる。
食後のコーヒーももちろん挽きたて、淹れたて。いい香りと適温でいれてもらいだけで嬉しいものである。12時が近づくにつれて店はどんどん空席が減っていくが、ままだまだ喫茶店のニーズはあると感じた、ご馳走さまでした。
珈琲館神田北口店
千代田区鍛冶町2ー10ー11
0362609959