hokutoのきまぐれ散歩

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『高橋』vs『高橋』〜阪神ファンのたわごと

2021-09-12 05:00:00 | 阪神タイガース
プロ野球もいよいよ佳境に入り、勝ったり負けたりを繰り返す終盤戦、特に首位の阪神タイガースはギリギリのところで戦っている。そんな中、たまには閑話休題。

毎晩、翌日の予告先発の投手名を見るのが習慣となっているが、9月9日のヤクルト戦は阪神が高橋遙人、ヤクルトが高橋奎ニの高橋同士の対決であった。阪神の高橋遙は2017年ドラフト2位の入団で今まで3シーズンで10勝(16敗)だが、今年は怪我で初先発となる。
(高橋奎ニ)
一方、ヤクルトの高橋奎は2015年ドラフト3位で4シーズンで8勝(11敗)を挙げていて今年は2勝1敗の成績である。敵チームに分かれているが同じ苗字の投手がぶつかるのは珍しい。
(高橋遙人)
但し、『高橋』同志の先発対決は今季初めてではない。6月24日のマツダスタジアムで行われたヤクルトvs広島で既に1回あるのた。(ヤクルトが4対1で勝利)広島は高橋昂、ヤクルトは今回と同じ高橋奎ニである。
(高橋礼)
気になって『高橋姓』のプロ野球選手を調べてみるとセリーグには既に挙げた3人以外に巨人・高橋優貴(2018年①、丸はドラフト順位)、中日・高橋宏斗(2020①)、高橋周平(2011①)、広島・高橋樹也(2015③)、高橋大樹(2012①)と高橋姓が8人、それも広島の大樹と中日の周平以外はすべて投手である。さらにパリーグもソフトバンクの高橋礼(2017②)、高橋純平(2016①)、西武の高橋光成(2014年①)と3人とも投手であり、全体では9人もいる。もしかしたらプロ野球で大成するには高橋姓は有効なのかも知れないと思うほど。
(高橋尚成)
さらに記憶を辿ると昔の投手(私の記憶のため、セリーグしか分からない)の名前を思い出しても巨人九連覇の立役者である高橋一三(巨人-日ハム)、高橋明(巨人-西鉄)、長嶋巨人の優勝に貢献した高橋尚成(巨人-メッツなど)、サブマリンの高橋直樹(東映・日ハム他)、高橋重行(大洋)、阪神に来てからセットアッパーとして活躍した高橋聡文(中日-阪神)、20勝投手高橋里志(南海、広島他)、高橋建(広島他)など名投手は多い。もちろん投手以外でも巨人の高橋由伸、広島の高橋慶彦といった名選手もいることは忘れてはいないのだが。
(吉田義男)
日本人の姓で最も多い姓は佐藤、鈴木、高橋、田中、伊藤がベスト5。一方で現役プロ野球選手の姓のベスト5は鈴木が13人で1位、田中が12人で2位、佐藤・高橋が11人で3位、中村・伊藤が10人で5位となっていて全体の順位とはそれほど変わらない。ただ、今起用されている投手に限ると『高橋』が多いのは事実である。

(中村勝広)
さらに蛇足ながら阪神の歴代の選手では最も多いのが伊藤、佐藤、渡辺の9人、次いで高橋、山本の8人、吉田、中村の7人となっている。もし阪神ファンならば、ああ、伊藤といえばあの投手、佐藤といえばあの選手と思い出してもらえるとありがたい。吉田には吉田義男、中村には中村勝広といった監督経験者もいるのである。