ほはとの日誌

個人の日誌として利用

野の花

2014-06-25 | Weblog
ラジオ深夜便 「明日への言葉」堀裕吉・娘の心を伝え続けて(2014/6/22放送)
を聴いて感銘を受ける。
そこでメモする。
関連して「野の花」の件で調べたので、それをメモする。

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堀明子さんの父堀裕吉さんの言葉
(明子さんを16歳のとき水の事故で亡くした)

「悲しみの深さは愛の深さ」 「愛するものは消えない」
「愛する人は積極的になって、愛する時全ての力が生まれる。」

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【四季の色 堀明子詩集】から3編、抜粋する
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「四季の色」

 ももいろと
 若草色の春がきて
 うららかな日々が
 楽しくすぎてゆく

 えんじいろと
 マリンブルーの夏がきて
 木々のみどりが
 こくなってくる

 もみじいろと
 黄金色の秋がきて
 実りの日々は
 とぶようにすぎてゆく

 純白と
 ゆうやけ色の冬がきて
 こごえながら
 日々がすぎてゆく


「空の色」

 いまは青い
 美しい空だけれど
 百年ほど時がすぎれば
 何色になっていることやら


「花火草」

 本当はアゼカヤツリ
 でもずうっとわたしは
 花火草っていっていた
 その方が合っているし
 わたしもその名がすきだから
 線香花火のような
 その草が好き
 だってその草が
 道ばたに見られるようになると
 水泳だって花火だって
 できる季節になったってことが
 はっきり分かるから

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上記は堀明子さんの小学3,4年生のときの詩。
彼女は身の回りの野の花のことをたくさんに詩にしている。

          花火草(アゼカヤツリ)
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自由学園 女子部の歌
下記の詩は亡き妻、恭子さんが自分の持っていた賛美歌集に表紙裏に書いていました。

「野の花の姿」

野の花を見よ
その純粋さを見よ
野の花のような
純真な思いが欲しい
安らかな
野の花の姿で
多くの友の中にいよう

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原詩 「野の花の姿」 羽仁もと子著作集「みどりごの心」より

主イエスはおいいになった、
野辺に咲く花の姿、ソロモンの栄華にまさると。

以前の私に、それはただ美しく聞こえる言葉であった。
今は野に咲く花の姿で、きょう一日も暮らすようにと、
それが自分の朝々の祈りになった。

今の私のたった一つの憧れは
野に咲く花の姿である。
あの南沢に出来ようとしている
私たちの小さな家も、
野の花庵と名づけよう。

広い野原の一点地に、
天命を楽しんで咲いている

野の花を見よ。
ただ天地の力に信頼して、
素直に使命を生きる外に
全然他意なきその純粋さを見よ。

私も野の花のような純真な思いが欲しい。
安らかな野の花の姿で、多くの友の中にいよう。

思い煩いて自ら生きようとする
私の中にまだ残る愚かなる心よ、
野の百合を見よ、空の鳥を見よ。


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羽仁もと子さんの文章のさらに原文は新約聖書の下記から。
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マタイによる福音書6章25-34節

それだから、あなたがたに言っておく。
何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。
命は食物にまさり、からだは着物にまさるではないか。

空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。
それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。
あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。

あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。

また、なぜ、着物のことで思いわずらうのか。
野の花がどうして育っているか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない。

しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、
この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。

きょうは生えていて、あすは炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装って下さるのなら、
あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。ああ、信仰の薄い者たちよ。

だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。

これらのものはみな、異邦人が切に求めているものである。
あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存じである。

6:33 まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。

6:34 だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。


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野に咲く花のように(ポピュラーソング)

【作詞】杉山政美
【作曲】小林亜星

1.野に咲く花のように風に吹かれて
  野に咲く花のように人を爽やかにして
   そんな風にぼく達も
   いきてゆけたらすばらしい
   時には暗い人生も 
   トンネルぬければ夏の海
   そんな時こそ野の花の
   けなげな心を知るのです

2.野に咲く花のように雨にうたれて
  野に咲く花のように人を和やかにして
   そんな風にぼく達も
   生きてゆけたらすばらしい
   時にはつらい人生も
   雨のちくもりで また晴れる
   そんな時こそ野の花の
   けなげな心を知るのです

3.ルルルル ............
   ※ くりかえし
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