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その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

週末コラム 11

2013年01月05日 | Weblog

 

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週末コラム 11

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皆様は、初詣ではもう済まされたこと思いますが

神社に参拝するときは柏手を打ちますね

なんとなくポンポンと手を打っているけれど

詳しい理由は知らないという人も~~(笑)

理由は大昔の日本人の生活習慣から来てるそうです

中国の歴史書「魏志倭人伝」によると

倭人(日本人のこと)は

偉い人にあった時は手を打つと記されています

つまり、現代の握手の意味合いがあります

人に会うと柏手を打ったのだそうです

なんとなく友人にあった時のことを想像すると

若干違う気もしますが、偉い人に会った時は

もっと違和感があり、なんだか不思議な感じですがしますね

この柏手は「魂振(たまふり)」といわれ

立てる音で神様を招き寄せて、お互いの魂を振り動かす

という神がかりの祝福の方法だったそうです

ここから現在のような参拝に柏手を打つ風習が生まれたそうです

柏手の打ち方は、普通「二拝一拍手一拝」

二度礼をして、ポンポンと二度手を打ち、最後に一礼します

所が七五三の参拝はこれと少し違います

「二拝二柏手祈願」 そして「二柏手一拝」で終わります

それから神様が集まる出雲大社では

柏手は二回ではなく四回打つことになっているんですよ

少し知ると柏手もいい加減に打てない気がするでしょう(笑)

 

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正月

2013年01月04日 | Weblog

 

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正月

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 正月とは、本来豊穣を司る歳神様をお迎えする行事です

歳神様はご来光と共に松におりてくると信じられていることから

家の門には門松を飾り、玄関にはしめ飾り

家の中には鏡餅を飾り、歳神様をお迎えします

年の始め、初もうででいろいろなことをお願いします

でも、最も大切なお願は、作物が豊かに育つこと

人々の命を支える作物が沢山穫れること

そして、健康に過ぎせること、晴れ着を着てごちそうをいただいて

今では宴会するのがお正月・・のような風潮ですね

御馳走をいただくまえに

祭神様をお迎えする日だということを思い出してみましょう

あたり前のようにいただいていた御馳走が

とてもありがたく思えるかもしれません(笑)

そんな小さな心の変化が、美しい感性を高めてくれます

新しい年の始めに少しだけ変化してみませんか

 

「北国の正月を待つわらべ唄」 稲葉汀子

 

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あけましておめでとう

2013年01月01日 | Weblog

 

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明けましておめでとう

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新年おめでとうございます

旧年中は拙いブログを見ていただきありがとうございます

昨年同様皆様には素敵な一年でありますように

そして又このブログにお越しいただき

コメントいただけることを

心からお願い申し上げます

ささやかな年賀状ですが

お気に入りがあればお持ちください

 

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週末コラム 10

2012年12月29日 | Weblog

 

今年一年のお付き合いありがとうございました

ぱふぱふのブログも、明日からお休みになります

皆さまもよい年をお迎えください

皆さまのところへは年末いっぱいまで

できるだけお邪魔したいと思っております

 

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週末コラム 10

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大晦日の夜に除夜の鐘を聞きながら

新しい年を迎えるのは、日本人の年中行事

仏教では人間に百八つの煩悩があって

梵鐘の音を聞くと、その煩悩が解脱するといわれています

ひとつひとつ煩悩から解放されて自由になり

新しい気持ちで新年を迎えることができますように

鐘の音を聞きながら祓い清めるわけです

梵鐘の上のほうに百八つのイボがつけてあります

二十五ずつ四か所と二つずつ四か所に合計百八つのイボが

必ずつけてあり「百八煩悩」を表しています

この鐘の音は、我が国古来の楽律である

日本十二律のひとつなんです

黄鐘調(おうじちょう)という高さが一番すぐれていて

その調子にあっていない場合は

鐘銅の配合割合や全体の量を加減して

繰り返し改鋳して造り上げるのだそうです

何気に聞いている鐘の音も、深い意味と

鐘をつくる鍛工の苦心が込められているのです

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年の暮

2012年12月28日 | Weblog

 

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年の暮

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 一年の終わり、12月も押し迫ったころをいいます

しめ縄や門松など正月飾りで新年を迎えます

さまざまなものを売る「年の市」が各地で最盛期に

近年スーパーやデパートなどは歳末大売り出しといって

11月に入ると始まる所もあったりします

また、コンサートや各種イベントも最後を飾り多にぎわいになりますね

年末は恒例になった「第九」を歌う、歓喜の大合唱

年末独特の忙しさとにぎわいです

そして家庭では家族全員で?

自分の持ち場の大掃除がありますね

 

「母が吾をまたいでゆきぬ年の暮」 夏井いつき

「何もかも磨けば光る年の暮」 遠藤千鶴羽

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柊の花

2012年12月27日 | Weblog

 

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柊の花

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地方によっては節分のころ、戸口に現われます

ヒイラギの葉が邪気を払うという伝えがあって

ノコギリのようなトゲトゲをもち、鬼だって敬遠しそうですよね

寒さの強い地方ではまり見かけないです

濃い緑の葉に独特の艶があります

秋の終わりころから初冬にかけて

白い点のような小さな花をつけます

気が高かったり、葉の影で見落とすことが多いけれど

寒さが嫌いな木なのに、人間は冬の花として珍重します

だから名前まで冬の木「柊」としていますが

気にとっては有難迷惑かもしれない

邪気を門で追い払うと信じて飾られたり

植木にして塀に使われています

花が咲くころ周辺はよい香りに囲まれます

さすがモクセイ科の花よく似た香りです 

 「柊の花の匂ひを月日過ぐ」 野沢節子

「柊の花のともしき深みどり」 松本たかし

「柊の葉の間より花こぼれ」 高浜虚子 

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葉ボタン

2012年12月26日 | Weblog

 

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葉ボタン

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アブラナ科の1~2年草

青汁のケールに近い仲間ですね

白や赤紫、緑の重なり合った葉があでやかです

年末近くなると目にするようになります

丸葉の東京葉ボタン、縮緬葉の名古屋ハボタン

その中間が大阪葉ボタン、そしてニューハボタンというのもあります

色も形も面白いけれど正月を境に

急になんだか置き忘れたもののように寂しさが漂います

北風が吹き始めるころになると、花壇の主役ですね

風邪をひきやすい人は身近で育てるといいそうです?

花言葉は・・「祝福」

「葉牡丹の紫沈み白潤み」 相生垣瓜人

「葉牡丹の素人植ゑを見抜かれし」 難波慶子 

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千両

2012年12月25日 | Weblog

 

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千両

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センリョウ科の常緑小低木

茎は草質で節の部分が膨らんでいます

盆地や庭園などに多く見受けられます

冬になると実がサンゴ色に熟し、野鳥がついばんだ実は

あちこちに新しい芽を吹かせます

縁起の良い名と、つぶらな美しい実が好まれ

切り花として正月の床の間に飾られます

センリョウとマンリョウはよく比較されますが

植物的には全く縁のないもの通しです

しかし、冬のひっそりとした庭園には欠かせない存在です

 

「すれちがふ僧の伏目や実千両」 谷中隆子

「山より日ほとばしりきむ実千両」 永田耕一郎

 

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クリスマス

2012年12月24日 | Weblog

 

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クリスマス

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クリスマスイブにはなぜサンタがやってくるのか

最近はどうなのかよくわかりませんが・・

私の子供のころは、靴下をぶら下げて、サンタクロースからの

プレゼントを楽しみにして眠ったものです

この時期にプレゼントを贈る習慣は

古代ローマからあったそうです

ドイツ、スイス、オランダなどは12月6日に

プレゼントを贈るそうです

聖ニコラウスの祭日がこの日に当たるからだそうです

サン・ニコラースがサンクト・クラウスに

そしてサンタクロースに変化してきたものだそうです

又12月24日になったのはアメリカに広まってからだそうです

ブラジルのサンタさんは夏にやってくる

それは12月が夏だからです(笑)

・・・・・ 

歳時記からは少し外れましたが・・

ちゃんとクリスマスは歳時記に載っています

ですから季語も・・クリスマス、降誕祭、聖樹などがあります

 

「早々と小児病棟聖夜の灯」 松岡巨籟

「聖樹の灯音あるごとく点滅す」 木村利子

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週末コラム 9

2012年12月22日 | Weblog

 

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週末コラム 9

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 「クリスマス」を、俳句に詠むときは「降誕祭」「聖夜」「聖樹」など

降誕祭の言葉が示すように

クリスマスはキリストがこの世に生れ出た日とされています

しかし、キリスト降誕の日は記録として何も残っていない

「クリスマスはキリストの誕生の日ではない」

かつて、降誕の日は1月6日とされ

ローマ教会が12月25日に改めました

その理由は、ヨーロッパの農民が

冬至を祝う日だからこの日にしたそうです

つまり、布教のためにローマ教会はあえて

異教徒の習慣に降誕祭を合わせたということです

日本ではクリスマスはすっかり定着して

クリスマス前夜のイブの街は若いカップルでにぎわいます

子供たちはプレゼントやケーキが楽しみで

大人は忘年会まっさかり

家族で静かな家庭のクリスマスを祝うのはどれほど?

あなたはどんなクリスマスですか(笑)

 

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