中年男の一言 「ヒデの日常」

サイクリング・キャンプ・トレッキング・釣り等を通して北海道の自然を紹介、カメラはニコンD7100がメイン。

2016 道東ツーリング 22日目 8月31日 芽室 (停滞&避難) 後編

2016-09-30 20:24:07 | サイクリング2016
21日目(停滞&避難)前編はこちら


2016年8月31日(水) 22日目


台風は去ったのか?・・・風はまだ強いが空は明るい。

朝食が出た・・・嬉しいね。


さーて・・・本日の移動は無理だろうが明日は大丈夫だろう。

明日は日勝峠を越えて二日目に利用した「日高沙流川オートキャンプ場」に泊まろう
と思う、この台風でどうなったか分からないので電話を入れてみた、すると問題なく
営業しているとのことだった。

それでは明日行きますと言って電話を切った。


台風被害の情報が続々入ってくる・・・


札幌に帰る道だが・・・

空知川が決壊、南富良野で大洪水、そして新得町も洪水で狩勝峠も通行止めとなる。

清水町で橋が流されて大変なことに、その先の日勝峠が気になると思っていたら
日高側で橋が流されたとかの情報が入ってきた、清水側も崖崩れが発生、日勝峠
も通行止め。(崩壊レベル)


日勝峠が通行止めだと「日高沙流川オートキャンプ場」に行けるわけも無い。


三国峠も橋が崩壊したとかなんとかで通行止め。

石北峠も通行止め。

天馬街道が崖崩れの恐れアリとか崩れたとかで通行止め。

高速道路も通行止め・・・自転車には関係ないけどね。

JRも崖崩れなどで不通になっている。

黄金道路も一時通行止めになったらしいが現在は通れるみたい、そこまで行けるか
どうかが問題だが。

なんと、一時的ではあるが帯広圏が孤立していたようなのだ、ていうか北海道全体
の交通網が機能停止してしまったのだ。



ホテルのお迎えが8時に来るとの話だったが10時を過ぎても音沙汰なし、本日は
ホテルに宿泊する予定だけど大丈夫なのかな?

11時過ぎにホテルに電話を入れたら、忘れ去られていた様子だった。

直ぐに迎えが来てホテルに戻る。(自転車はホテルに置いてある)

ホテルの前は水が引いていたものの泥々の状態、1階の低い部分が浸水していた、
従業員も後片付けで忙しそうだ。

なんと・・・営業停止になったので本日は泊まれないそうだ。

予想はしていたが避難所に戻るより無さそうだ。

ホテルの前である・・・これから避難所に戻る。




芽室に向かう道は特に問題は無かったがあちらこちらで相当の被害があったという。

避難所に戻ると昼飯の配布中であったが自前の食料が余っているのでそれで済ます。


とりあえずやることは無いので町内の温泉に向かい入浴をした、なかなか良い
温泉だった。


午後5時頃だったか・・・避難解除につきセンターを出なきゃいけなくなった、住民は
家に帰るが自分は行くところが無い。

自転車ゆえ近くの旅館に入るしかないが満室の可能性が高いよね、旅行者や業者
が足止めをくらっている様子だったし・・・自分もそうだが。

最悪、帯広まで走って宿を探すしかないと思っていた。

なんて思っていたら、自主避難用の施設として公民館が開放されているらしい、
本当に助かった宿が無かったら途方に暮れるところだった。

役所の人の自転車で先導されながら公民館へ移動した。

えっ・・・私一人なの?


いいのだろうか? なんか申し訳ない気持ちでいっぱい。

食事まで出してもらって・・・これから芽室町に足を向けて寝れないな。


隅っこで一人・・・



23日目はこちら


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