ホルマリンのマンネリ感リセット

北海道札幌市在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

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「熱海秘宝館」訪問記

2017-11-21 00:58:01 | 本州 珍スポット・魔境訪問
※更新していない記事がたくさんありますが、忘れないうちにこのネタを書かせてくださいm(__)m

11月某日、午前9時。


…突然ですが熱海に来ました。
え~、前日に東京の本社で合同の社員研修がありまして。
研修後に1日お休みをもらったので、快速電車に2時間ほど揺られやってきたのです。
東京→熱海の電車賃はもちろん自腹ですが、毎度のことながら飛行機代や宿泊費は会社の経費で落としてもらっているので、半分会社のお金で熱海に遊びに来た大バカ社員という事になりますね(^_^;)
(未だに怖くて会社の人には言っていません…笑)


さて、一度は来てみたいと思っていた熱海。その目的は他でもありません。
熱海秘宝館に行くためです。

もはや日本に残るただ1つの純・秘宝館となってしまった熱海秘宝館。
実は私を珍スポットの世界へと引きずり込んだ原点と呼ぶべき場所なのです。
中学生の頃(という事にしといてください…笑)、たまたま手に取った『VOW王国 ニッポンお笑い世界遺産』(宝島社)という本に大量の写真が載っていて、「アニマル邸江戸屋」「淡路島ナゾのパラダイス」と共に衝撃を受けた3大スポットのうちの一つなのです。
その後、日本全国の同じようなヘンな場所が無いか調べまくり…今では筋金入りの珍スポットマニアに。

そんな思い入れのある熱海秘宝館、無くなる前に行ってみたいと何年も何年も思っていました。
憧れの珍スポットへ、ついに向かいます!!


まずは熱海駅前から「後楽園行き」のバスへ乗り込み15分ほど。
「前のカップルも秘宝館に行くのかな?ウフフ…」と思っていたら、1つ手前のバス停で降りてしまい、初島行きのフェリー乗り場へ向かって行きました…。
なんだ、ただの健全なデートか…(^_^;)


終点の「後楽園」へ近づくと、独特なフォントで書かれた「秘宝館」の巨大看板が見えて思わずニンマリ。
肝心の建物じたいは山の中腹部分にあります。
…そう、熱海秘宝館、ロープウェイを使って行くのです!!


何とも味のあるロープウェイ乗り場です。既にテンション上がりまくり。
ちなみに所要時間は3分で「日本一短いロープウェイ」とのこと(笑)。熱海秘宝館の入場券とセットで1800円。

何やら楽しそうな団体旅行のお客さんがドッと乗りこんできて、ギュウギュウ状態で山頂駅へ。



お~!いいじゃん!!
一度来てみたいと思っていた熱海。11月だというのにポカポカ温かく、行楽地ならではのフワフワした雰囲気が漂っています。
この眺めの良い場所は「あいじょう岬」と名付けられており、定番のデートスポットなのだとか。
秘宝館にちなんで名付けられたのかどうかは不明。


風景もそこそこに、ひとけの無い展望台の裏側へ回り込み、秘宝館方面へ…。
来てみて初めて分かったのですが、ロープウェイ乗り場と秘宝館の建物は合体しているようです(汗)。
階段を上って行き、建物の外へ出てみると、そこは秘宝館の正面入り口になっていました。

・熱海秘宝館(静岡県熱海市和田浜南町8-15)



エントランスには「カジュラホ※」らしき壁画と芸能人のサインが……。
館内のご案内には「珍説・貫一お宮」、「露天風呂に遊ぶ芸妓さん」、「現代版浦島太郎物語」、「男女対抗!○○たたき」等々そそる文言が盛りだくさんw
※インドの村名。壁一面にSEXの彫刻が彫られたヒンドゥー寺院が世界遺産として有名。しかしスゴイ体位ですなw

コレが秘宝館入り口だ!!



まずは中々に妖艶な人魚さんがお出迎え。ガクガク動きながらエロい声でしゃべっています(笑)。
恐ろしい事に、この建物の隣には家族連れに人気の熱海城があり、ロープウェイ駅から向かうには必ずこの空間の前を通らなねばなりません。
なにここ?おばけやしき??」と動くマネキンに興味津々の子供をごまかす親御さんがおもしろかったです(笑)。


入り口前にはカメさんが…、てか、頭が卑猥ww


さて、いよいよ潜入……なのですが。
残念ながら館内は撮影禁止となっており、皆さんに内部の様子をお見せできないのが残念です(T_T)

ですが、幸いというか何と言うか、私の部屋には熱海秘宝館に関する資料が豊富にあります。
それらの資料を参考に、展示物(ごく一部)をイラストで再現してみました。
記憶を頼りに簡単な解説も書いてみましたので、合わせてどうぞ。


100円入れると御堂の奥からおねえさんが出てきて「こんなん出ました~」のエロい声と共におみくじを置いていってくれます。
帰るときはケツ丸出し。


唐突に現れる「くじらの性器」の巨大模型。秘宝館では定番ですね(^_^;)
ビックリしたのは、様々な性器具が展示されたコーナーにあった絹製コンドーム。江戸時代に使われていたもので、ワセリン(だったかな…)を塗って使用していたというが……効果があったのかどうかは謎。
「変身画廊」では世界各国の名画が展示されているのですが、床のシートを踏むとハイテクシステムによりとんでもない絵に変化する(クオリティがだいぶ下がるがw)!!!
落ち穂拾いがおチ●ポ拾いになります。


秘宝館には定番のモンロー氏がここにも(*^_^*)
ハンドルを勢いよく回すと、通気口から風が出てきてあのシーンが再現できます♪
スカートの下はとんでもない姿ですが……(笑)。
そして館内にはボタン(おっぱい型)を押すと動くマネキンがたくさん。カニが股間の布を取ろうと微かにクイクイ動き……、ってそれだけかい!
実際、どのマネキンも一部がちょこっと動くだけでギミックがショボい(笑)。
まぁ、楽しいからいいけど。

ガラス越しに裸のおねえさんを覗いていると水が飛んできたり、展示物から空気がブシュッと出てきたり、ビックリハウス系の展示もいくつか。

プレイコーナー

その立派なブツで鯛を釣り上げ……なぜか放水する恵比寿様(^_^;)
こちらもご立派な木馬は100円入れるとユラユラ動くだけ(らしい)。さすがに1人では恥ずかしかったのでやりませんでしたw
そして、こちらも秘宝館には定番の「フレンチポンポン」。コレは一度やってみたかったので迷わずチャレンジ。
隣の自販機でコルクの弾(100円で5発)買い、射的の銃で的を狙います。
うまく当たるとマネキンがガシャンと勢いよく屈み、ケツが……(笑)。5発中3発命中。


この観音様、本で見て気に入ってたなぁ~。
コインを的に当てると怪しく光り、ブツをさすって…先端から水が出ます(出方がリアル)。

熱海秘宝館の特筆すべき点といえば、いくつか妙にハイテクな展示物があること。
珍説一寸法師」なるコーナーでは、横になった女性のマネキンに一寸法師(AV男優?)のバーチャル映像を投影。
打出の小づちで股間だけ巨大化させ、マネキンとSEXする光景に妙に感動(笑)。

そして「コンピューター占い」では、自分の性別を選んでボタン押すと、数パターンの顔、上半身、下半身のイラストがランダムにモンタージュ合成されて、未来の自分のパートナーが出現します。
チャレンジしたところ、エロい黒下着を付けたパンチパーマのおばちゃんでした(ただし巨乳)。
この瞬間が一番笑ってしまった。

素敵なお土産

せっかく来たのだから、ここでしか買えないお土産を買わないと。
こちらのキ―ホルターは、上下に激しく振ると先端からドピュッと、、おみくじが出てきます(^_^;)
もう一つ、「ヒモを引くと勃●する」という画期的なキーホルダーもあったようですが、売店のおばちゃんに聞いたところ、今は品切れなんだとか(不定期で入荷するらしい)。残念だなぁ~。
…ちなみにこのおばちゃん、出身は青森なんだそうで。北国トークで盛り上がりました。
安くてオススメの日帰り温泉まで教えて頂きありがとうございました。


こちらはロープウェー乗り場で売っていたもの。
秘宝館のこの、何というか独特なフォントが昔から大好きなんですよね~♪


以上で熱海秘宝館見物は終了です。
なにしろ憧れの施設であったので1時間くらい居座ってしまいました。
館内はガッチリ手をつないだ初老の夫婦?カップル?がちらほら。加えて私のようなマニアックそうな単身の男性も数名いらっしゃり、閑散とした雰囲気はありませんでした。
それなりに人は入っている施設のようですので、しばらく閉館することは無さそうです。
おバカな展示物しか無いので頭がフニャフニャになりましたが、近ごろ仕事で疲れ果てていたので良いリフレッシュになりましたよ。熱海秘宝館ばんざ~い。これからもがんばってね~。

・オマケ こっちも珍スポット「熱海城」

秘宝館から出て坂を登ったすぐの所にあります。一見立派ですが昭和34年に建設された鉄筋コンクリートのニセモノ城。館内は江戸体験コーナー、だまし絵、春画コーナー(←秘宝館を意識してますね)、休憩所にゲームコーナーと盛りだくさんです。
入館料が900円とやや高めでしたので、今回は入りませんでしたが……。


熱海市街地から見た秘宝館と熱海城。
この後、「来宮神社」で樹齢2000年の大楠を見て「大江戸温泉物語・熱海館」で日帰り入浴して、夕方の快速アクティーで空港へ向かいました。
いい休日でした。

完。

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それゆけ!レトロチェーン 第1回

2017-10-29 02:15:40 | 札幌 その他
すっかり放置状態になっていた当ブログを少しずつ復活させるため、まずは単発ネタから少しずつ書いていこうという管理人ホルマリンのリハビリ企画
今回は、、、新シリーズの第1回目ということでコチラ↓をどうぞ♪


全国どこにでもある有名チェーン店!
なのに、なんか建物や店のロゴが古くて雰囲気が違う…。
そんな店、見たことありませんか?


札幌を中心に、レトロな雰囲気のチェーン店を訪ねる企画、題して
「それゆけ!レトロチェーン」!!


第1回:ドムドムバーガーが食べたい


皆さん!ドムドムバーガーって知ってる?

え?懐かしい?


私の場合は名前は知ってる。でも食べた事がないといった感じでした。
何で知ったかというと、小学生の時に『トリビアの泉』で紹介されていたからなんですね。

その時の内容はと言うと
日本初のハンバーガーチェーン店は
マクドナルドではなくドムドムハンバーガー

というものでした。

ドムドムハンバーガーは、ダイエーの子会社である(株)オレンジフードコート1970(昭和45)年に出店。マックの1号店は1971年にオープンしているので、僅かながらドムドムの方が早いんですね。
店舗の立ち上げの背景には米マクドナルドとの確執もあり中々面白いのですが、ダラダラ書いてしまうと他サイトの丸パクリになってしまうので、気になる方はご自身でお調べくださいw

全盛期には全国に400店舗あったという事なのですが、私は「トリビア」でその存在を知ったぐらいですので近所には全く無く、当時から「ローカルなチェーン店」という印象でした(^_^;)。
番組を見てしばらく経った頃、新さっぽろのサンピアザでようやく店舗を見つけ、さっそく母に上記トリビアを自慢げに披露したのを覚えています(笑)。


そんなドムドムですが、近年、ダイエーの閉店や経営方針の見直しに伴い数が激減しているようです。現在残っている店舗数は全国合わせて50を切っているのだとか。
札幌市民のみなさん、最近ドムドムすっかり見ませんよね。
いったい市内には何店舗残っているのか?調べたところ…なんと!!
東区に1店舗のみ!!(※)

なんてこった!トリビアで見てずっと気になっていたドムドム、サンピアザ店も琴似店もとっくの昔に閉店している!
これはお店があるうちに味わっておかないと!
…という事で、6月末のとある休日、友人を誘って札幌最後のドムドムに行ってきました。



ドムドムハンバーガー鉄東店(札幌市東区北10条東5丁目)

スーパーとドラッグストアの入る複合店の一画にチョコンと出店しています。同じ敷地内のリサイクル店には何度か来た事がありましたが、こんな場所にドムドムがあったとは気付きませんでした。

それにしても、何とレトロな看板!最高!!


小さな店内は平日の昼過ぎという事もあり、人はまばらでした。早速カウンターでチーズバーガーのセットを頼み、席で待ちます。
店の名前は、ダイエーの企業理念である「良い品物をどんどん安く」から取ったものなのだそう。可愛らしい象のキャラクターは「どむぞうくん」というらしい。
ちなみに今回誘った友人はドムドムは全く知らなかったのだそう。

絶品チーズバーガーセット(500円)

※右上のバーガーは友人が頼んだ「エビカツバーガー」(380円)

あのですね~…あまりライバル店と比べるのもアレですけど、出来るまでがやや長いですね…
こんなに空いているのに5分以上待たされた気がするぞ…(^_^;)
他店に慣れてしまったせいもありますが、こういう部分に「田舎のチェーン店だな…」と感じてしまうワケで…。

…それはともかく、念願のドムドムバーガーを初めて食べた感想を。
グルメレポートは苦手なんで簡単に書きますと、まずパンが凄くいい匂い。マックでは味わった事のない高級感です。
そしてパテはケチャップが少なめで、そのぶん肉の旨みをしっかり感じる事ができます。
あとはポテトがホクホク
マックのひょろひょろなポテト(美味しいけどね)と比べると、これまた高級感がありますね。

なるほど~!イイじゃんドムドム!!(^_^)


…というのが今年6月のお話。
残念なことに、このドムドム鉄東店ですが、訪問の数カ月後に閉店のお知らせが流れてきました…(;O;)
クレープをまだ食べていない」という未練が残っていたので、9月頭に友達と再度訪問。私のドムドムライフはわずか2回で終わってしまう事に…。

※ドムドムハンバーガー鉄東店は2017年9月18日をもって閉店してしまいました。
※9月末に函館店が閉店した事により、道内からドムドムは完全に絶滅しました…。


数を減らし続けているドムドムハンバーガー、果たして今後どうなってしまうのでしょう!?
意外な事に、ここにきて店舗数を増やす計画が出ているとか…。
再び北海道に復活する事を願いたいですね。

完。
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北海道ミステリー調査局 第2回

2017-10-17 13:17:34 | 北海道ミステリー調査...
※「ホルマリンのリハビリテーション・シリーズ
仕事の辛さと人間関係のストレスで、すっかり元気が無くなってしまった管理人、ホルマリン。
ブログにも手が付けられなくなってしまい、気付けば放置してから早3ヶ月!?
「このままではブログのお友達が遠ざかっていってしまう!」とようやく危機を感じ、何とか更新してみようと思いました。
まずは溜まりに溜まったネタのうち、簡単に更新できそうな単発ネタから少しずつお届けします。
中途半端になってしまったままの本州ネタは、もう少し元気が出てから必ず更新します!もうちょっと待っててね!

ということで。


~「オバケ川」が見たい~

…その不思議な名前の川の存在を知ったのは、確か小学生ぐらいだったかなぁ。
夕方のワイドショーで、「北海道の不思議情報に迫る!」という、今回の企画みたいな、いかにも私が好きそうなコーナーが放送されていたんですね(その時から私は変人でしたw)。

で、週に1回のその企画、私はいつも楽しみにしていたわけです。
毎回、過去放映分の映像が何個か流れてからコーナーがスタート!という流れだったのですが、その中でいつも一番気になっていたのが「オバケ川」と書かれた看板の映像。

オバケ川!!??なんじゃこりゃ!!!

さすがにヘンテコすぎる名前なので合成映像かと思ってしまったぐらいですが、後日気になって調べてみたところ。
本当にあるじゃん。日高に。

場所は浦河町から少し内陸に入った道道746号沿い。
札幌からあまりにも離れた辺鄙な場所にあるため、気になってはいたものの長らく訪問できずにいました。
しかし先日、その看板を実際に見たという女の子が現れました。すぐに通り過ぎてしまったのでずっと気になっているのだそう。
仕方ないなぁ~、連れて行ってあげましょう!!(笑)

…というのが今年の4月上旬のお話。(^_^;)


4月頭のとある休日、オバケ川を目指し、海沿いの235号線を延々と南下。日高自動車道は富川で早々と途切れてしまい、そこからはずっと一般道です。
平取町から南部は初めて訪れましたが、やはり随分と距離がありますね…(^_^;)

浦河の中心街を過ぎ、236号線→746号線へ。

寒々しい風景の中、山間部へ向けて走ります。
両脇に広がっていたサラブレット牧場がだんだんと途切れて来たな、と思ったその時。
枯れ草の中にポツンと立つ看板が!!思わず急停車!


…あった。

そして肝心の川は?
路肩に車を停めて、さっそく降りてみます。


これが「オバケ川」。


おどろおどろしい(?)名前とは裏腹に、ずいぶんと流れの穏やかな小川でした。
透き通ったその流水には日高山系の雪解け水も含まれているのかな?

実は「オバケ川」の名前の由来は詳しくは分かっていないそうです。
北海道にはアイヌ語由来の変わった名前の川がいくつかあり、この川もたまたま「お化け」の発音と一緒になったのだろう…と考えていたのだが、どうやらアイヌ語とは関係なさそうなのだとか。

一説には、古老がこの辺りで木を切る作業をしていた時、どこからか鈴の音や話し声が聞こえてきて、でも周囲には誰も居ない…という不思議な体験をした事から、それこそ「お化け」に由来した名前が付いたという話もあります。

…とは言っても、自宅の近くを流れる小さい川とほとんど変らない、ごく普通の川だな…
と思いきや、何か様子がおかしい






周囲には生々しい獣の臭いが漂っていました。この蹄を見るにエゾシカでしょうか??
散乱した足の骨のひとつには、まだ多少の肉が付いていた物もあったので、比較的最近の物でしょう…。


日高地方は競走馬の産地だけあって、オバケ川の周辺にはサラブレットの牧場がたくさんあります。
日高名物「馬横断注意」の標識もあり、来る途中に本当に馬が道路を横断していて笑ってしまった場面もありました。

あの散乱した骨や毛は恐らくヒグマによるものでしょうが、飼われている馬にもその被害が及ばない事を願うばかりですね…。
偶然見つけた思わぬ光景に、「オバケ川」の名前が少しだけ怖く感じたホルマリンなのでした。


~「オバケ川」が見たい~
完。


※近いうちに更新したいネタ
・『ドムドムバーガーが食べたい』
・『こちらも珍名川「ヤリキレナイ川」』
・『襟裳岬「風の館」』
できれば10月中には…
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「高崎洞窟観音」訪問記(前編)

2017-07-06 01:35:53 | 本州 珍スポット・魔境訪問

1人の男の私財で掘削!圧巻の地下信仰空間!
(群馬県高崎市石原2857)

1月24日(火)。

1月22、23日にかけて、友人らと東京を満喫したホルマリン。
みんなとお別れし、本日ひとりでどこへ来ているのかと申しますと……。
群馬県です。

ホルマリン、群馬初上陸です!!

通勤電車に永遠揺られ、高崎駅に降り立ちました。
なんで高崎なの?と申しますと、実はこの町に中学生の時から行きたいと思っていたスポットがあるのです。

その場所の名は「高崎洞窟観音」。
呉服商で財をなした山田徳三という人物が、大正7(1918)年から約50年の歳月をかけて造り上げた壮大な地下信仰空間である。
全長400メートルにもおよぶ洞窟内に、数十体の観音像が祀られているというだけでもワクワクしてしまいますが、なんと洞窟そのものが山田氏の全財産を投じてすべて手掘りで掘り抜かれたというから凄い。
間違いなく群馬県随一のパワースポットである…と言いたいところですが、高崎の町を見下ろす白衣大観音の影に隠れてしまっている模様。


さっそく駅前でタクシーを捕まえ「洞窟観音まで…」と緊張しながら告げます。
さすがは観音様のお膝元、住宅街を抜けて観音山の麓に近付いてくると、もう一帯がパワースポット。
『羽衣通り』なんてイイ名前の道だな~」などとボンヤリ考えていると、タクシーは対向車とすれ違うのもやっとの狭い道に突入し、急な坂道をグングン登って行きます。


山の中腹の小さな駐車場に停めてもらい、あっという間に到着です。
ここですよ!夢にまで見た洞窟観音!


ここら辺一帯は山田徳三氏ゆかりの地となっており、かつての自宅を改築した「山徳記念館」と、「徳明園」と呼ばれる広大な日本庭園が広がっています。
はやる気持ちを抑えながら、まずは庭園を散策してみましょうか。


この「徳明園」は洞窟観音と同時に造成が進められ、「北関東髄一の日本庭園」とも言われていたそうです。
徳三氏の石に対するコダワリは相当のものであったようで、当時は「山徳に石を持っていけば全部買ってくれる」と噂になり、売りに来る人が数多く居たようです(笑)。
こちらの赤い石は徳明園の造園当初に設置されたもので、徳三氏が特にその佇まいと「気」を気に入り、工事の安全と洞窟観音の繁栄を祈願した石との事です。


園内の石は「群馬県鬼石市三波川から下仁田にかけて産出された三波石」をふんだんに使用。
いたるところに鶴や亀などの立派な石像が置かれており、見ごたえがあります。

小さなトンネルを抜けると「笑い閻魔と笑い鬼」が。

「沢山の人々の力を結集して洞窟観音は完成しました。閻魔と鬼の笑顔に徳三の願いが込められているのでしょう」。
…なるほど。何とも味のある笑顔ですね。そして否がうえにも洞窟観音への期待が高まる。

いよいよ洞窟観音へ

こちらが全長400メートルにも及ぶ洞窟の入り口である。やや地味めな印象といったところでしょうか(^_^;)。
平日でお客さんも少ないのか、暇そう~にしていた受付のおばちゃんに入場料800円を払い、内部へ。

天井には天女のタイル絵が。

その奥にはいきなり金ピカに塗られたゴツゴツの岩壁が。
まずは洞窟観音のいきさつと徳三氏の苦労話が解説されているので必読です。

恐ろしいほど静かな洞窟内部

洞窟内には誰も居ないのでしょうか?静寂に包まれています。
まずはご覧の通り、コンクリートに固められた無機質な空間が続いています。通路の左右に一定の間隔で観音像が配置されており、お客さんは歩みを進めながらその一体一体と対峙することになります。
この辺は定山渓温泉の「岩戸観音堂」とも似た雰囲気ですね。




像の前には金網が張られており少々見づらいのが残念ですが、いずれの空間も浅間山の溶岩をふんだんに使用しているそうで、思わず見入ってしまいます。
そして観音像は上質の御影石を使用し、名工・高橋楽山の手によって掘られたものだそうです。


通路は緩やかにカーブしながら続いていきます。
天井が何故かどんどん高くなっており、2メートルは越えているかといった高さで圧倒されてしまいました。
そして「最後までこんな感じの通路なのかな?」と思いながら進んで行くと、コンクリートの壁が途切れ、雰囲気が変わってきました。

通路から別の空間への入り口があったので入ってみると、驚きました。


突如、ドーム状の手掘りの空間が現れました。
無機質な通路からの突然の場面転換に酔いしれてしまう。
…これは徳三氏の狙い通りの仕掛けなのか。

そう、高崎洞窟の真骨頂はここからなのです。

続く。
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千葉の魔境「不知八幡森」に行ってきた

2017-05-11 18:54:24 | 本州 珍スポット・魔境訪問
1月22日(日) 18:00。


友人2人と共に東京旅行中のホルマリン。
お台場にある「マダム・タッソー東京」観光後、東京都内の某・アーティストのライブ会場へとやってきました。
まだ開場前らしく、周辺は大混雑(^_^;)

友人2人にとって、今回の旅行いちばんのメインはライブ参戦。
私は一緒に東京にやって来たもののライブには興味がなく、入場チケットも持っていません(笑)。
ライブが終わったら駅前で落ち合う約束をし、ここからひとり別行動です。

…え?別に寂しくなんかありませんよ。
この時間を利用して、ずっと気になっていたある場所に行く予定を立てていたので
むしろワクワクしています(^O^)


…ということで人混みを抜け、都営地下鉄に乗り込みます♪
途中乃木坂駅に寄り道しつつ、ひたすら揺られ続ける事1時間ほど…。

17:10 千葉県市川市に到着!

都営地下鉄「本八幡」駅で下車しました。
ここ八幡の街中に、目指すスポットはあります。

駅の案内板を見てみると…ありました。

「不知八幡森」(しらずやわたのもり)

通称「八幡の藪知らず」と呼ばれているこの場所。
ご覧の通り、近くの市川市役所と比較するとかなり小さく、1ブロックほどの大きさしかない場所なのですが…。
ここ、なんでも古くから絶対に入ってはいけない禁足地とされており、全く手が付けられないまま現在まで残っている場所らしいのです。

不可解な事に、宅地開発でここまで縮小されたのかと思いきやそうではなく、江戸時代からこの大きさのままだったという話もあります。
にもかかわらず、当時から「入ったら二度と出られない森」として言い伝えられ、人々から恐れられてきました。

…あまり興味本位で見物してはいけないような感じもするのですが、さっそく行ってみましょう。


駅から歩いてみると、何の変哲もないごく普通の住宅街。こんな所に古くから伝わる禁足地があるとはとても信じられません。
話によると、住宅街の一角だけ草木がボーボーに茂っており相当異様な光景なのだとか。


道中、葛飾八幡宮の参道が延びていました。
下総の国総鎮守として、寛政年間(西暦889~898)年に創建された八幡宮とされており、付近一帯が由緒正しい地である事を確かに証明しています。
「不知八幡森」の歴史にも少なからず関係していそうです。

そして。
葛飾八幡宮の参道からさほど遠くない場所に、その森はありました。


・不知八幡森(千葉県市川市八幡2-8)

すぐ近くの歩道橋より眺める。

…不知八幡森の正体は竹林でした。
江戸の時代から手が付けられていないだけあって、ものすごい密集具合です。
目の前には交通量の多い国道が通っているにも関わらず、敷地からはみ出さんばかりの鬱蒼とした緑が何とも不思議な光景です。


ナナメ向かいには立派な市川市役所が。歩行者も中々多く、森の前を平然と通り過ぎていきます。


立ち入りが出来ないよう、周囲は柵でしっかりと囲われていますが、一画には小さな鳥居が……。




鳥居をくぐると小さな祠と石碑があり、ここだけ歩道から一歩奥まったスペースになっていました。
すなわち、この場所のみ森への立ち入りが許されているのです。
交通量が多い場所といえども、さすがに一歩立ち入ると雰囲気は中々のもの。
祠に手を合わせしっかりと挨拶…。


人の入る隙間も無いくらいに竹が密集していますが、なにしろかなり小さな森ですので、向こう側の住宅街が見通せてしまいます。
入ったら二度と出られない」という言い伝えがますます不可解に思えてしまいます…。

歩道に面して、立派な案内板が。

この場所、江戸の紀行文にも数多く登場しており、当時から「この藪余り大きからず。高からず」と書かれているようなので、やはり古くからその面積はさほど変わっていないらしい。
そして、あの水戸黄門(水戸光圀)は興味本位で中に入った事があるらしく、その時の錦絵が現在も葛飾八幡宮に残っているという(右の絵)。

「こんな小さな森で迷うはずがない」と馬鹿にして森へ立ち入ってしまった黄門様。
すると異様な姿をした妖怪に囲まれてしまい、いつの間にか来た道が消えてしまっている。
しかし、そこに老人の姿をした白髪の神様が現れ「お前は立派な身分の者だから許してやる」と見逃してもらい、なんとか森の外に出る事が出来たという…。

敷地の大きさは18m×18mだとか…。

ご覧の通り奥行きもそれほどなく、向こう側はすぐ一般の住宅です。
この場所が古くから「禁足地」とされている理由はよく分かっておらず、「葛飾八幡宮を勧請した旧地だから」「貴人の古墳跡だから」「日本武尊の陣所だったから」「平将門討伐のため、平貞盛が妖術で死門(あの世への門)を開いた場所だから」等の様々な説があります。

なんとすぐ隣は駐輪場。




簡単に柵の向こうに入れそうなのが怖い……。
防犯カメラはあくまで駐輪場の盗難防止目的のようですが、監視しているのはそれだけでない気がするのは私だけ?(^_^;)


森の周りをぐるっと一周。裏手に回るとひと気の少ない路地に出ました。
住宅に阻まれ、森のすぐ裏までには近づけず。
もう夜も8時近いからなのか、物音ひとつしなかったのがこれまた恐怖。


少し進んでゆくと歩行者も多くなり、賑やかな裏通りに辿り着きホッと一安心でした(^_^;)。


最後に。
この場所、「絶対に入ってはいけない」というのはただのウワサでは無い気がします。
というのも、祠にお参りをして鳥居から外へ出ようとした瞬間、急激なめまいに襲われたからです(汗)。
旅行の疲れによるものだと信じたいのですが…(^_^;)。

また、このレポートを書いている今現在、謎の頭痛とダルさに襲われています。
皆さん、この場所を訪れる際は、決して失礼のないように。
そして言うまでも無く、柵の向こうへは決して…入ってはいけませんよ……。

完。
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