生体肝移植が選択できた幸福

B型慢性肝炎から肝硬変・肝臓癌となり生体肝移植を受けることとなった医師によるブログ

移植後1年8ヶ月目の受診でした

2010-04-15 21:00:12 | 退院後

今日は、移植後1年8ヶ月目の外来受診でした。

採血の結果は、肝機能に関しては、正常値上限で変化なし。

胆管系酵素は依然高いままで、特にビリルビンは2.8とちょっと高めでした。

白血球や赤血球・血小板等は正常範囲内。

タクロリムスの血中濃度は2.7でやや低めでした。

AFP/PIVKAⅡの腫瘍マーカーは4.3/22と変化なし。

HBs抗体価52.9と低くなってきていたのですが、移植後時間がたっていることと、バラクルードを飲んでいるので、今回はヘブスブリンの注射は見送りとなりました。

いずれ、バラクルードのみになるかもしれません。

 

先生より、3つの提案がありました

1)免疫抑制剤の減量

  セルセプトが1日4カプセルで、朝夕2カプセルずつ内服しているのですが、1日3カプセルで毎食後に減量してみようとなりました。明日から減量開始です。

2)プログラフをグラセプターにすること

  1日1回内服の徐放剤ですので、内服が1日1回となるのは良いことなのですが、内服量を、1mg/日から1.5mg/日に増やさないといけないようなので、今回は見送りにしました。

3)拡張している胆管への治療

  胆管系酵素は高いながら安定しているので、このままでも良いと考えていたのですが、CTでは、徐々に拡張が強くなって着るのは事実なので、ERCPでステントなどはどうでしょうといわれました。

  ERCP・・・・いやな検査なので、これについては来月CTをとってどうしても必要な時に考えるkと似しました。

 

 

 ということで、セルセプトが減量となります。

 

 4月に身障者の認定がされ、更生医療は申請中で、市の重度心身障害者医療費受給資格が5月1日より適応となるため、支払いに関しては、保留?となり、後ほど精算されるようです。厚生医療の受給証が届くまでの、移行措置だそうです。

 

 明日は、時間があれば陸運局にいって、自動車税の申請をしてこようと思います。