昨日は、渋谷のサングリアにて、反省会とつぎの歌仙のスタートの会、さらにおまけで晩菊さんにスマホの使い方の講習をおこなった。
まずせっかち歌仙・その56の発句選びから始まった。
前日までに投票をした結果、以下の3句がそれぞれ3票ずつ集めたので、昨日集まった4人で決選投票をした。
初夏(はつなつ)の森深く入り巨樹探す
山の声拾ふ補聴器風光る
黄金週間孫といふつむじ風
その結果、一番票を集めたのが、山の声拾ふ補聴器風光る 良流娯
で、今回の歌仙の発句に決まった。
この句に対する意見として、風光るは早春のイメージが強いという意見もあったが、ふだん歌仙は、春、夏、秋、冬と分けて詠んでいるだけなので、そこはいいとした。
ついでにかくと、連句は、季節は進むように詠むらしいですが、それは我々の実力では難しいので、春なら春で、こだわらずに詠んでいる。
ということで、次回のせっかち歌仙・その56は「風光るの巻」となった。
そのままあみだくじで順番を決めた。
脇句は 永井人生さん
第三句は 逐電さん
ちなみに、春でスタートするので、春は3句続けることから、第三句までは春で詠んでください。
以下の順番、つぎのブログに載せるので、見ておいてください。
その後、ワインを飲みつつ、雑談形式で反省や、あらためて、せっかち歌仙その55「豊の秋の巻」をじっくりと鑑賞した。
自画自賛ではあるが・・みなけっこういい句を詠んでいる、というのが大方の意見であった。
それぞれの句を読んでいいたいことを述べた。
*発句は、そらまで届く、の「そら」をひらがなにしたのがいい。
*16 辰の震撼平らかであれ 長
17(花)..生きていることが孝行花見酒 永
今年の正月のことが詠まれた16句に、つぎの句はよくついている。
*33 御別れも御迎えもあり春の駅 永 に挙句の
36 ゆく春ありてくる春のある 山 が似てしまった、というのは山八訪さんの反省。
でも、挙句はあまり考えずにさっと詠んでいいのでは。というのは私の意見。
大体そんなところでしょうか。
昨日は私と晩菊さんが早めにいって、スマホ講習をした。メールとgooブログへのアクセスはできるようになった。(と思う)
コメント欄で句を書くのは、小さい画面なので、ちょっとハードルが高いので、メールで句を受け取ることにした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます