昨日は、晩菊 長者巻、山八訪、茶目猫、紅蓮 の5人が参加し、せっかち歌仙・その43「ほととぎすの巻」の反省会と、次の歌仙をスタートする会があった。
当初参加予定だった多摩のO脚さんは、急な予定が入ってこられなかった。
場所は、渋谷の燦廚( サングリア)。
前の歌仙を巻き終わったのは、7月末。それから時間がだいぶたったので、忘れてしまっていることもあったが、楽しく歓談しつつ、反省をした。
途中、大きな台風に見舞われたこともあって、まずお互いの無事を喜びあった。
それでも、職場が大変なことになった人もいて、もしその間歌仙を巻いていたら、そんな表現も出てきたのだろうと思った。
問題が提起され、句を変更することになったのは、次の句だけだった。
13(月)...しんしんと浅間更けゆく冬の月 O
俳句では、山を抜かしてもいいのは、富士だけという意見が出され、この場合の浅間は、一帯をさすのか、浅間山をさすのか、どっちだろうということになった。
でも、浅間山じゃないかという意見が多く、
13(月)...しんしんと浅間山更け冬の月
と変更したらという意見が出されて、それがよいということになった。
多摩のO脚さん、もし変えないでほしいということなら、変えずにいくので、お知らせください。
なお、ホームページの変更は、私が三宅島に帰ってからになります。
あとは、話題として提示されたことがいくつかあったが、句の変更はなかった。
14...........夕間暮れ待つ寒天干場 山
13句につけた句だが、寒天は海でとれるけど、長野県でいいのか、というのが本人から出された。長野は寒天で有名なので、いいのではないでしょうか。
18..........追いかけ遊ぶ蛙の子達 晩
これも本人からおたまじゃくし、では字余りとなるので、蛙の子にしたということだった。
蝌蚪(かと)というおたまじゃくしの別名で詠めば、字余りにならないという意見もあったが、蛙の子のままでいくことになった。
33..........砂漠越え輝きを追ふ三博士 茶
ざっと反省した後、次回の発句選びと、順番を決めた。
その結果、同じ数を集めた句が3句あったが、
発句 白樺の林小暗し秋の暮 茶目猫
に決まった。
この句に関して、茶目猫さんからメールを頂いた。
「秋の暮」と「暮の秋」の件。
あとで、ブログに詠む順番を載せるので、みなさん見ておいてください。
できれば年内に巻き上げられたらいいなあと思いますが、忙しい時期なので、無理かも。
そして、これもできればですが、なるべく1日1回、ブログにアクセスしてください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます