いっぷくしょまいかいね

いっぷくしてから それからまた やろまいかいね

富山行 2013 春 24

2013年06月03日 | 富山

右側面の二枚

2013hikiyama102

左側

2013hikiyama103
丁蘭
(ていらん)

後漢の丁蘭は、母の死後、木を刻んで其の像を造り、之に事ふること生に事ふる如くしたといふ。

丁蘭者、河内人也。少喪考妣不及供養、乃刻木爲人、髣髴親形、事之若生、朝夕定省、後隣人張叔妻、從蘭妻借物、看蘭妻跪投木人、木人不悦、不以借之、叔醉酣來、罵木人以杖敲其頭、蘭還見木人色不懌、問其妻、具以告之、?奮劍殺張叔、吏捕蘭、辭木人去、木人見蘭爲之垂涙、郡縣嘉其至孝通於神明、圖其形像於雲臺也。

(丁蘭は河内の人だ。幼いときに母を亡くして面倒を見ることができなかったので、木を親の姿に似せて彫って、毎日生きている人に接するようにしていた。
隣人の張叔の妻が蘭の妻に物を借りに来たが、蘭の妻がその木像に跪いてお伺いを立てると、木像が許さないとのことで借りることができなかった。
それで張叔が酔っ払ってやって来て、木像を罵るとその頭を杖で敲いた。
蘭が帰ってきて木像を見ると不快の様子だったので妻に問うと、その日あったことを告げた。
これを聞いた丁蘭は剣で張叔を殺し、役人に捕まった。
木像に別れを告げ出て行くと、木像が蘭を見て涙を流した。
郡縣ではその孝心が天に通じたものと称え、その様子を雲臺に書かせた。)

と、こんな意味だろうか。

右側

2013hikiyama104
楊香
(ようこう)

晉の人。楊豐の女。十四歳の時、父と共に田に行つて稻を刈り、父が虎の噬む所となるや、香、徒手、虎頸を搤して父を救ふ。

コメント
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