いっぷくしょまいかいね

いっぷくしてから それからまた やろまいかいね

おでんには「結びこんぶ」

2004年12月20日 | 日記・エッセイ・コラム

おでんネタをもうひとつ。

私的おでん種ランキングの第一位が「ちくわぶ」ならば、第二位は「結びこんぶ」で決まりです。
とくにあのコリコリ?クキクキ?した歯応えが絶妙の「結び目」は、全体的に軟らかめが多いおでん種の中にあって「新鮮」な食感です。

しかしこの「結びこんぶ」、煮方が非常に難しいです。
当然結び目のところが結び目じゃない所より煮えにくくなるからです。
その結び目じゃない所の具合で判断すると、結び目はまだ苦っぽい独特な味がするし、結び目を基準に判断すると、結び目じゃないところはもう軟らかくなり過ぎ、こんぶの旨味も抜けてしまっていて、食べて何の感動も湧きません。
どうすれば一番おいしく食べられるのか?
煮る時間を考えたり種類を変えたりと試行錯誤を重ねました。

そして到達した結論!
「結びこんぶ」は、予め結んであって何個ずつか袋に入っている、そのまますぐに使えて手間いらずの、スーパーのおでん種コーナーに並んでいるおでん用のこんぶが一番おいしいです。

「なんなんだ~、今までの苦労は~!」

おでん種の種類はまだまだあります。
このネタで話が続くかな~?

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おでんには「ちくわぶ」

2004年12月15日 | 日記・エッセイ・コラム
大人になったら、「揚げぼーる」をイヤというほど食べたい。
そう夢見ていた子供も、成長するにつれて好みが変わってくるのでありました。
そう、それは「ちくわぶ」との出会いによってです。
スパッと斜めに切ったその角が、煮込むとともに角が溶けて表面は軟らかく、それでいて一口食べると中は「もっちり」とした歯応え・・・・・もー、おいしっくて おいしくって・・・(^¬^)
「ちくわぶ」のないおでんは、おでんじゃなーい、と、声を大にして言いたい。
でも「ちくわぶ」は、世間一般では余り認知されていないご様子。
スーパーの陳列ケースの前に立つと、下段には「焼きちくわ」や「はんぺん」で占められ、「ちくわぶ」は一番上の段に申し訳程度に置いてあるだけで、しかも時として欠品している場合も・・・
鍋に入れても「はんぺん」のように自己主張もせず、「こんぶ」や「いか巻き」「だいこん」「さつま揚げ」などの陰に隠れて決して目立たない、それでいて入っているのと入っていないのでは、おでんに対する思い入れがまったく違ってきてしまう、不思議な存在感・・・
鬼平犯科帳で例えるならば、江戸家猫八師匠演ずる「相模の彦十」のような名脇役です。
みなさん!
こんな「ちくわぶ」に愛の手を!
oden

まんなかに鎮座ましますのが「ちくわぶ」様です!


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おでんやさん

2004年12月12日 | 日記・エッセイ・コラム
おでんやさん
おでんやさんは、オートバイで屋台を引っ張りやってきました。
(昼間に、です。)
私はお金を握りしめて駆け出し、注文します。
「揚げぼーる みっつ」
おでんやさんの串はネタが三種類くらいささる長さで、他の子供たちは はんぺんやら何やらいろいろ組み合わせていましたが、私はあくまで、「揚げぼーる」にこだわりました。
その頃の私は、「揚げぼーる」が 大、大、大好きだったのです。
だけど、おでんは他のお菓子と比べるとちょっと値段が高め。
いつもいつもは買えませんでした。
だから買えた時は、「これから食べるんだ」という意識をもってその外観をじっくり観察し、匂いを楽しみ、そしてゆっくりとよく噛んで、しみ出てくるツユのうまみとともに心ゆくまで味わい、堪能するのでした。

悲しいかな、それもわずかみっつで終わりです。
大人になったら、「揚げぼーる」をイヤというほど食べたい。
子供の頃の夢でした。


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クリスマスケーキ

2004年12月09日 | 日記・エッセイ・コラム
もうすぐクリスマス!
幼い頃、クリスマスケーキを買って貰うと、必ずしていたことがあります。
ケーキのデコレーションの部材?でヒイラギの葉っぱ(二葉)を模した物がケーキの上面に刺さっていました。
これを引っこ抜くと、学習机の下にもぐり込んで、畳と畳の間の隙間にそれを差し込み眺めていました。
一体何が楽しかったのでしょうか?
盆栽を愛でる老人(失礼!)の気持ちに相通じるものがあったのでしょうか?
この時期になると思い出されます。

ところで、
その頃のクリスマスケーキといえば、こってりとしたバタークリームのものが主流でした。
と、いうか、生クリームのクリスマスケーキってあったのでしょうか?
その見た目の派手さから、毎年母にせがんでは買って貰っていましたが、切り分けられた一切れの、その半分も食べないうちに、
「もういらない」
といって残していました。
当然、「もったいないから、しっかり食べなさい」
という具合に叱られるのですが、食べませんでした。
だってすごく 「まずい!」 のですから・・・。
上に載っている赤くてまるい物体も、ゼリーの出来損ないみたいなニチャニチャした噛み心地で変だったし、そんなものを使ってごまかして?いる位だから、本物のフルーツの「フ」の字もないし、スポンジだってパサパサしていたし、今から思えば「何であんな物を欲しがったのだろうか?」という代物です。
模造ヒイラギの楽しみがなければ、 「買って」 とせがまなかったかもしれません。

こんな過ち?を数年繰り返して、我が家からクリスマスはなくなりました。
そして、生クリームのケーキに出会うまで、それから数年を待たなければなりませんでした。

つづく・・・・・かな?


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○○様

2004年12月01日 | 日記・エッセイ・コラム
最近の会社にて。
「ったく、○○様 ○○様って、どいつもこいつもいい年して騒ぎやがって、みっともねーたらありゃしねー!
・・・・・うちもこれから様つけて呼ぶよーにするかっ!
なっ、たけ様。 よぉ、ひろ様・・・」

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