学生時代、体育会に属しておりました。
その時のお話。
先輩「おい、コーラ買って来い。」
後輩「はい、わかりました。」
と、買いに行こうとする後輩を呼び止めて、
先輩「ちょっと待て。池袋(東京都豊島区)のコーラが飲みたい。池袋の駅まで行って買って来い。」
後輩「・・・」
先輩「何だ、いやなのか!?」
後輩「いえ、買ってきます。」
先輩「よーし」
こうしてコーラを買いに出かけた後輩ですが、ここから池袋までは徒歩と電車で片道40分はかかる距離です。
後輩は実際には池袋に向かわず、近所を1時間半弱くらいぶらぶらして時間をつぶし、コーラを買って先輩の元へと戻りました。
後輩「はーはーはーっ、買って来ました。」
(「はーはーはー」は、一生懸命買いに行っていたということをさりげなく主張するため、100m手前くらいからダッシュしてきたのでありました。)
先輩「おーご苦労」
と、コーラを受け取る先輩。
先輩「おーっ、ちょっと待て!、お前本当に池袋へ行って買ってきたのか!?」
後輩「はい、行ってきました。」
先輩「嘘言うんじゃねーぞ、こらー!」
後輩「?・・・」
先輩「池袋で買ったコーラがこんなに冷えてるわけねーだろうがーっ!あぁー?」
もし先輩から同様の命令を受けたときは、予めコーラを買ってから時間をつぶしましょう。
(※注 先輩は関西人です。声に出して読むときは関西弁に直してください。)
こうして出来上がったたこ焼きを頂くわけですが、わずか92円の粉を規定量の水で溶いても、およそ45個くらいのたこ焼きに仕上がります。
ざっと原価計算しますと10個で88円くらいでしょうか。(除くたこ焼き器代・電気代)
ところで、たこ焼き用にたこを買いますと、1パック380円くらいのものでも、生来の貧乏性のため、大きく切ることが出来ず、三袋135個分位になってしまいます。
つまり、それはどういうことかというと、一回たこを買えば一日三食たこ焼きを45個ずつ食べるか、毎晩夕食としてたこ焼き45個を三晩食べ続けるか、ということなのです。
そして私は後者を選びます。
昨日の夕食は?と聞かれれば
「たこ焼き!」
今日の夕食は?と聞かれれば
「たこ焼き!」
これが私の「最近のたこ焼き生活」なのです。
おわり