雨と金魚鉢を結びつけるもの・・・
それは「匂い」です。
雨の中を歩いていると一瞬、その「匂い」を感じることがあるのです。
そこで連想される金魚鉢は本体そのものではなく、よって「ギヤマン」と呼ぶのが相応しいような、口の周りがフルフルしたものでも決してありません。
表現としては「水槽」の方が適当かもしれず、だけど私はそれを「金魚鉢」と呼んでいたので、やはり私にとってはあくまで「金魚鉢」なのですが、ひとつ条件のある「金魚鉢」です。
それは「金魚を飼っている」ということ。
「熱帯魚を飼っている」では駄目なのです。
ここまで書くと、金魚を飼ったことのある方にはわかって頂けるでしょうか?
あの水の「匂い」と、雨の日にふと感じる「匂い」が同じなのです。
じゃ、先の投稿の、「こんな気持ち」の「気持ち」って何なんだー!
「気持ち」なんてどこにもないじゃないかー!
と、誰もが当たり前のように感じることと思います。
しかし実は、多感な少年期の私に暗い影を落としたある出来事も深く作用しているのでありました・・・(いつになるかわかりませんが、つづく・・・)チャンチャン!