いっぷくしょまいかいね

いっぷくしてから それからまた やろまいかいね

八尾石仏めぐり 1 天満町の巻

2014年01月26日 | 富山

天満町には背の高い地蔵様がおわします。

下新町側から眼鏡橋を渡るとすぐに見えてくる。

2014sekibutsu001

延命地蔵尊

人々の長寿への願いが込められている。

2014sekibutsu002

右手に錫杖、左手には如意宝珠という典型的な地蔵菩薩像である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八尾石仏めぐり 序の二

2014年01月17日 | 富山

さて、がんこ住職と信仰心の篤い隣組によって八尾旧町の寺社は存続していると勝手に結論づけたところで、話を次に進めよう。

八尾旧町の住民が信仰心の篤さを裏付ける証左ともいうべきものが他にもある。
それは「石仏」だ。

町なかを歩いていると数多くの石仏に巡り会うことができる。
石仏は人々の祈りが形となったものだといえるが、これだけ多くの社寺が身近にありながら、更に石仏とは一体どういうことなのだろうか。
社寺に対する祈りとはまた別の祈りがあったのだろうか。
しかしその祈りを捧げた人々は既にこの世にはいない。
既にいない人々の祈りに応える、という約束?を果たすために今もってそこに形をとどめているのだ。
そして今を生きる我々は、その人々の祈りの声を聴くために石仏に向かって手を合わせるのである。


今回はこの「石仏」に焦点を当ててみたいと思う。
社寺と違い造立の年代、経緯などは判然としない。ゆえに画像のみの紹介にとどまるかもしれないが、ご覧になった方がそこから祈りの声を聴き取れたならば、これ幸いである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八尾石仏めぐり 序

2014年01月16日 | 富山

富山市八尾町の旧町は信仰心の篤い地域である。
なぜなら東西約2㎞の細長いこの町の中に、神社仏閣が数多く存在するからである。

住宅地図を開いてそれらを数えると、おおよそ次の通りとなろう。

天満町 : 天満宮
下新町 : 八幡社・真容寺
今  町 : 聞名寺・浄円寺
西  町 : 宝幢寺金比羅堂・宗禅寺・宗禅寺天満宮
東  町 : 法林寺・常松寺
鏡  町 : 観音寺
上新町 : 祐教寺
諏訪町 : 修道寺・諏訪社・専能寺
東新町 : 若宮八幡社(蚕養宮)


このように断定的な表現を用いると、神社の氏子はともかく、お寺の信徒は旧町内の住人のみとは限られたわけではない。
ゆえにただ数のみを以て旧町住民の信仰心云々を語るのはおかしい、と反論されそうである。

ではここで手元にある『八尾町史』(昭和42年8月発行)の「神社と寺院」の項を見てみよう。
そこには各寺院の名称や成立年代、本尊などの記述があるが、その中で信徒数にも触れられている。
が、驚くべき事にその数10人や20人位、というお寺が複数あるのだ。
この数だけを見れば近郷近在から信徒が集まってきている、とはとても思えない。
3人家族の檀家を単位にして考えれば、僅かに6~7軒相当の、まさに向こう三軒両隣の隣組レベルであり、事実その隣組でお寺が成立している、としか考えようのない規模である。

更に驚くべきは、誠に失礼ながらそれだけの信徒数のお寺が町史発刊後45年以上経過した現在も存続しているという事実である。
45年の間には人口の増加に伴う信徒数の増加もみたかもしれないが、過疎化・高齢化が進行している地方の現状に鑑みれば、今のそれは45年前の数を維持できていれば良し、と思わなければならないだろう。

当然それだけの信徒でお寺を支えきれるものではない。
きっと住職は平日昼間は会社に勤め、兼業農家ならぬ兼業寺院の住職として人並み以上の苦労を以てお寺を維持しているのだ。
こうなれば意地もある。

「ひとりでもお客さんが来てくれる間は、絶対店は閉めねぇ」

というがんこ親父のように、

「ひとりでも信徒の方がいらっしゃる間は、絶対寺は閉めねぇ」

というがんこ住職が、今日も鉢巻きを締めて本堂に座っているに違いない。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新たなる・・・

2014年01月14日 | 富山

2009年10月・11月

『おわら歌碑めぐり』

2010年6月

『華やかなりし時代めぐり』

2010年10月

『おわら雪洞めぐり』

2012年1月~5月

『おわら公民館めぐり』

2012年10月~2013年2月

『八尾城ケ山公園めぐり』

 

そして2014年、新たなる「めぐり」へ・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あけましておめでとうございます

2014年01月02日 | 日記・エッセイ・コラム

2014geisyun

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする