NHKのBS2で、2005年8月から「失恋48連発」と銘打って放送がされていた「男はつらいよ」も、去る1月27日で終わりとなりました。
始めの頃は面白くて、笑いながら見ることができましたが、終わりが近づいてくるにつれて、心から笑うことができなくなってしまいました。
満男(吉岡秀隆)の成長により、寅さん以外の人々については、時の流れを感じることができますが、寅さんだけは永遠にマドンナを求め、恋し続ける年のとらない寅さんであるはず、いや、あってほしいと願いながらも、かくも短い期間で作品を見続けると、否が応でも寅さんの年齢、衰えを感ぜずにはいられず、だんだんストーリーに没入できなくなってしまいました。
「寅さんも年をとるんだ・・・」
とても悲しいです。
だけどその悲しさ故にか、更に強く「男はつらいよ」に惹かれてしまう私がいるのです。
新しい年の、文字の書き始めが書き初めならば、おでんの食べ始めは「おでん初め」とでも申しましょうか。
今年の「おでん初め」は昨日1月21日に行いました。
参加者はちくわぶ・揚げボール・いか巻き・ゴボウ巻き・餅入り巾着・焼きちくわ・野菜天・結び昆布・さつま揚げ・うずらの玉子・はんぺん・がんもどき・だいこん・・・
おでんを作るとなると、つい気合いが入ってしまい、あれも入れなきゃ、これも入れなきゃ、という具合にどんどんおでん種が増えていきます。
そのため一度に使い切るにはあまりに大量となるため、それぞれ袋の半分ぐらいにとどめたのですが、それでも結構な量になりますので、食べ切るにはおでん以外の食べ物をお腹に入れないことが大切です。
そう、ご飯は食べずにただひたすらにおでんを食べるのです。
そして今日、残りの半分をでおでん初めも延長戦に突入しました。
初日同様、白いご飯には目もくれず、これまたひたすらにおでんを食べ続けました。
こうして今年のおでん初めもつつがなく終了しました。
さて、次なる懸案は「たこ焼き初め」をいつにするか、です。
私が利用している携帯電話はauですが、そのサービスのひとつに「EZナビウォーク」というものがあります。
目的地を設定すると、現在地から目的地までを音声で道案内してくれるという、今や特に珍しいということもないものですが、最近、「方言ナビ」なるものの存在を知りました。
これは自分の好きな方言ナビキャラをダウンロードして設定すると、道案内してくれるキャラクターと、音声が標準語?から方言に変わるという優れモノ?です。
当然のごとくダウンロードしました。
「富山弁」
キャラクターは「かに」です。
(ちなみに岐阜県は「さるぼぼ」だったり、三重県は「松阪牛」、静岡県は「うなぎ」だったりします。)
さて、おためしナビでデモ画面にして、実際にどんなものなのか聞いてみました。
「今から音声案内はじめるっちゃ」
おおっー
「だいたい50mぐらいさきをー、左の方へまがられぇ」
おおっー
「もうちょっとでー行きたかったとこにつきそやわ」
おおっー
「だやかったやろぉ、ゆっくりと休んでいかれぇ」
おおっー
満足!