第二段階はプライバシーの確保、並びに押入れ気分を盛り上げるために重要な「窓」対策です。
車にはたくさんあっても押入れにはないもの・・・
「窓」
押入れ生活を車で実践するためにはどうしてもこの「窓」の問題をクリアしなければなりません。
そこでまず、車の購入時にオプションでつけたカーテンを閉めてみます。
これだけでも多少日光が遮られ、車内には押入れの雰囲気が漂ってきました。当然外部から車内も見えにくくなり、気分的にも寛げる状態になってきました。
しかし暑い時期にこの状態では、車内の温度は40~50度にもなってしまうでしょう。
すこしでも涼しくするために、スライドドアやリアハッチを開けて外気を入れる必要があります。しかしこのままそれぞれを開けると、車内がまる見えになってしまいます。
そこで取り出したる秘密兵器、それは「遮光シート」です。
この「遮光シート」、もともとは農業や園芸で使うものらしいです。
以前テレビで見たのですが、お茶の栽培でアミノ酸の多いおいしいお茶を作るため、お茶の木?の上にこの「遮光シート」をかぶせていました。
その場面を見て「これだ!」と思い、ホームセンターに買いに行きました。
色はグレーと黒があり、それぞれ遮光率によっていろいろな種類がありましたが、ほの暗い押入れを再現するのですから黒を選択し、遮光率もお店にあった中で一番高い80%のものを購入しました。
価格は幅2mのものが長さ1mで240円~250円くらい。それを10m買いました。
つづく
車内全体の様子はこんな感じです。これで第一段階は終了です。
実際はこのスペースの半分近くが荷物で埋まってしまいます。
なので車内にいるときは、くつろぎ空間確保のため荷物の整理整頓が欠かせません。
ちなみにこの画像の左半分が就寝スペースで、右奥約三分の一が荷物を置く収納スペース、その手前三分の二をリビングとして利用します。
これぞ名づけて「押入れ内三分割活用」
リビングでは食事や読書をして寛ぎます。
スライドドアを開けて足を外に投げ出し、シートに腰かければ外の景色を眺めながら食事が出来ます。
読書のときは収納スペースに置いた荷物を背もたれにして、「ソファにオットマン」のスタイルでゆったりと・・・。
そうそう、小腹が空いたらお菓子を食べましょう。(要事前準備)
もちろん「お菓子は○○円まで!」という制約はありませんから、好きなものを好きなだけ用意しましょう。
ところで、「バナナはお菓子に入るんですか?」っていう質問をする子供は、今もまだいるのでしょうか?
つづく
表面を平らにするために、バスタオルを丸めたり折りたたんだりして、でこぼこのぼこを埋めていきます。
快適な押入れ生活(特に睡眠)を送る上で、これが一番重要な作業となります。
実際に体を横たえて具合を見ては、起き上がってタオルを調整し、また横になっては再び起き上がりタオルに微調整を加える・・・・・・
この動作を「よし!」と思うまで繰り返すのですから、傍で見ていたら結構笑えるかも・・・
どうですか?
平らになっていますか?
今回は写真に撮るためだけにやっていますので、結構いい加減です。
全体的に満足のいくレベルに仕上がったら、ベッドパッドを上に敷きます。
色は華やかな?ピンクで決めてみました。
この状態で実際体を横たえてみると、「マットレス」があればいいな、と思いますが、車載するにはかさばるのでコンパクトに折りたためるベッドパッド(ダブル用)で妥協しています。
しかし今は薄手の低反発マットレスに魅力を感じています。
つづく