恋の礫(つぶて)か窓打つ霰(あられ)
開けりゃ身にしむオワラ夜半の風
水田竹圃(みずた ちくほ)
町民ひろばから禅寺橋に向かうが、ここでは渡らずに井田川沿いの細い道を上流に向かって歩くと、八尾大橋の袂に出る。
八尾大橋を渡って突き当たりを右に曲がり、上り坂を上ってゆく。
坂を上りきったかなぁ、という辺りの左側に上り階段がある。
ここを上ってゆくと鏡町公民館の脇に出るが、そのまままっすぐ進み、おたや階段下の広場の手前で右に曲がり、少し行くと右側の奥まったところに、「杉風荘」(さんぷうそう)の扁額が懸かった建物がある。
その前にこの碑は建っている。
2004年9月2日撮影
「杉風荘」は、かつて花街であった鏡町の「杉下楼」の建物であるが、現在は「富山市八尾コミュニティセンター分館」という役目を担っている。
この歌碑の脇に「1」で紹介した『八尾四季』の歌碑が建っている。
今回、過去に撮影した歌碑も全て新たに取り直して掲載するつもりでいたが、ここだけ忘れてしまったので5年前の画像で間に合わせた。