いっぷくしょまいかいね

いっぷくしてから それからまた やろまいかいね

おわら歌碑めぐり 8

2009年10月22日 | 風の盆

Kahi008



2009年8月30日撮影

雪の立山遠くに霞む
八尾坂道オワラ春の水

川路柳虹

詩人 川路柳虹は昭和14年に八尾を訪れている。

町民ひろばのゲートを出て右折し、禅寺橋を渡りきり左折する。
そのまま井田川に沿って100m位歩いて右手にある小さな坂を上っていくと石段がある。
ここが五十郎坂(浄圓寺坂)である。 この石段の坂を上りきると聞名寺の脇に出る。

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(2008年5月3日撮影
2004年のおわらのポスターの写真は、ここの場所で撮られている。)
そこの道を左に進みながら道路の右側を気にしていると、聞名寺の境内に上がる石段の左脇に建っているのがわかる。

この歌碑の前の道は「上下の坂」といって、下新町から今町方面に向かって上り坂となっている。


「昔、この坂はすこぶる急で道幅が狭く、しかも曲折がはなはだしかったので、長い間曳山の難所とされていた。」
(続八尾町史編纂委員会 編 『続八尾町史』 昭和48年 より引用)
そのころより道はだいぶ改良されているだろうが、それでも曳山の上り下りは大変そうである。

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上下の坂を下っていく今町の曳山。
曳山の前に付く人は一所懸命に押さえ、後ろ側の人は引っ張っている。
(2008年5月3日撮影)

上がれ提灯山じょうげの坂を
上がりゃ八尾のオワラ夜が明ける

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(2005年5月3日撮影)

コメント
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