平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い 41 集団的自衛権で東京五輪がテロの危機

2015-06-28 05:21:08 | 日記
 平和の希い 41 戦後70年 

  世界各国のテロはなぜ起きるのか、東京オリンピックも標的に

 メッカはキリスト教・イスラム教・ユダヤ教の誕生の地だ。人類を救うための大宗教が生まれた聖地が悲しみに包ま
れている。
 アジアの国々やアフリカ大陸の国々は第二次世界大戦までは西欧の植民地として、苦難の連続だった。第二次世界
大戦後は独立したが独裁専制国家の圧政、民主主義の伝道者警邏番アメリカによる武力関与で死と背中合わせの日々を
余儀なくされた。恨みは骨髄、専制独裁政権も憎い、アメリカも憎い、アメリカ支援国も憎い、アメリカ主導の国連軍
に参加した国々も憎い。

 家族を失い、生活の場は破壊され、自暴自棄に追い込まれた行場が無い人たちは、イスラムの教えを自分達に
都合よいように旗印にして、子供たちも洗脳して自爆テロに引き込み、際限なくテロを続ける。「憎い」「許せない」 
の連鎖で。

 ブッシュ大統領は9.11のテロから、対テロ戦争と言い出したが、戦争は国と国の戦いであって、対テロは戦争ではない。
恨みを晴らすだけの所業なのだ。対テロ戦争と言って自国だけでは恨みを背負いきれないために世界各国を巻き込んで、
いかにももっともらしい理屈を振り回しているのだ。それに乗っかって、集団的自衛権云々と踊っている安倍さんが
日本も恨みの対象に引きずり込んでいくのです。東京オリンピックは格好の恨み晴らしのチャンスとなる可能性が高い。
警備も大変になる、平和日本がテロで根本から揺れる。

 6月26、フランス・クウェート・チュニジアでほぼ同時にテロが起き、チュニジアでは大勢の英国の旅行者が痛ま
しい犠牲者となった。どこでテロが起こっているか、国が関与しているテロかどうか。

 恨みの連鎖を断ち切るためには、恨みの土俵に上がるのではなく、恨みのもとになっている武力による生活破壊を止め、
生活基盤構築と自立できるための援助を粘り強くして行くことです。

 集団的自衛権でテロは無くならない。テロの拡大には貢献するけど。

平和への希い 40 戦後70年

2015-06-27 08:35:42 | 日記
平和の希い 40 戦後70年 
     世界に恥ずかしい安倍政権と自民党

 自民党の勉強会で、百田尚樹氏が「沖縄の2つの新聞はつぶさないといけない」
と言論界の一人である作家が憲法の言論の自由否定という信じられないことを言い、
「オフレコに近い発言で冗談として言った」とお粗末極まりない。こういう人を
勉強会に呼んで勉強する国会議員って、知性も理性も教養も欠落した欠陥議員でしょうね。

 自民党の若手議員の集まりで開かれた「文芸芸術懇話会」、出席した議員から「マスコミ
懲らしめるには広告収入がなくなるのが一番。経団連に働きかけて欲しい」「悪影響を与えて
いる番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい」という声が上がっていたらしい。

 安倍総理に対するゴマすりもあるだろうが、安倍総理の本心を知っているからこその言動
だろうことが明らか。あまりにも国会議員としての知性も品位もない恥ずべき輩で、議員資格
はない。安倍総理は、国会答弁で、「これらの議員に対し自民党は何らかの対処が必要ではな
いか」との野党議員の質問に対して「いろいろ意見あるのは憲法が保障する言論の自由だ」と
一見民主主義を盾にした屁理屈としか言いようのないお粗末回答。

 政府与党という権力側の言い分としては、民主主義を自分達の主義主張のための大義名分に
都合よく利用できるのだと不遜で傲慢な思惑を感じ、許せない。国民愚弄も甚だしい。

 軍部ファッショが無謀な戦争に導いた自分たち中心の言論統制・世論操作みたいで、胸恐ろしさ
を思い出させる。

 あまりにもお粗末な総理・国会議員、世界の笑い者になっていることが悔しい。
    

平和への希い 39 戦後70年

2015-06-26 09:20:55 | 日記
平和の希い 39 戦後70年
       年賀状で平和希求40年余
    平成元年(1989)年賀状
     
    世界のあちこちでの大統領や元首等の交代劇を見るにつけ
    「時の流れはすべての人に平等」の感をますます深くして
    います。
    我が家においても、一人一人の動きがあわただしくなり、
    親子とか夫婦という小じんまりした平和の土俵が揺れ動く
    年頃となりました。
     皆さまにとりまして平和な良い年でありますように。
      
        平成元(1989)年 元旦
 
(前年昭和63年・1988年には、
昭和天皇病状悪化、イラン・イラク戦争停戦、スコットランドでパンアメリカン機
爆発物テロで墜落日本人1人含む270人死亡、米艦がペルシャ湾でイラン旅客機
撃墜死者290人、竹下首相「ふるさと創生」で全国3245市町村に1億円バラ
マキ、よど号ハイジャック犯柴田容疑者逮捕、ダッカハイジャック事件の日本赤軍
泉水容疑者をフィリピン国軍が逮捕、リクルート未公開株不正・政治献金発生リク
ルート江副会長辞任翌年政治家官僚4人起訴、東京信金女子職員9億7千万横領逮捕、
神戸で銀行の現金輸送車と現金・小切手5億円盗難、1968年3億円事件民事時効、
中国上海列車事故で高知県の修学旅行高校生と先生28人死亡、東京湾で自衛隊潜水艦
が釣り船と衝突死者30人、東京六本木ディスコで照明器具落下死者3人、東京中野で
停車中の電車に後続電車が衝突死者2・重軽傷者100人以上後続運転手がイヤホンで
ラジオ聞いていた、日本で初めてコピュータウィルス感染、ドラゴンクエストⅢ発売
売上1日で100万本、カルガリー冬季五輪銅1個、ソウル五輪金4・銀3・銅7、
100m走で世界記録のカナダジョンソン選手薬物違反で金メダルはく奪、ダイエー南海
ホークス買収ダイエーホークス誕生、青函トンネル開通、東京ドーム完成、瀬戸大橋開通、
映画「座頭市」の撮影中真剣が首に刺さり死亡、明石家さんまと大竹しのぶ結婚、など)

平和への希い 38 戦後70年

2015-06-25 10:13:16 | 日記
平和の希い 38 戦後70年
       年賀状で平和希求40年余
    平成2年(1990)年賀状
     
    子供たちもそれぞれに生き、親も自分の人生に熱中し、
    何はともあれ、余分なことを考えずに時が流れるだけ
    平和というものかとしみじみ思うこの頃です。
     皆さまにとりまして平和な年でありますように。
      
        平成2(1990)年 元旦
 
(前年平成元年・1989年には、
昭和天皇崩御・「平成」に改元、米ブッシュ大統領誕生、米ソ冷戦終結、
ベルリンの壁撤去始まる、天安門事件300人以上の学生を射殺、
消費税3%導入、宇野首相就任・スキャンダル発覚で69日後辞任・海部内閣
発足、オーム真理教調査中坂本弁護士一家3人行方不明、福井県国道で崖崩れ
15人死亡、横浜山下公園花火大会で筒の中の花火爆発360発の花火に引火
花火師2人死亡、ルーマニアチャウシスク独裁政権崩壊・大統領夫妻処刑される、
横浜ベイブリッジ開通、川崎の林で約2億円見つかる、兵庫県尼崎市長崎屋で火災
小学生等15人死亡、連続少女誘拐殺人事件宮崎勤容疑者逮捕、女子高生コンク
リート詰め殺人事件、ニュージーランドで遊覧機が墜落邦人6人死亡、横綱千代
の富士史上最多965勝記録国民栄誉賞、ビルマが国名変更ミャンマーに、
手塚治虫・美空ひばり・松田優作死去、中森明菜近藤真彦宅で自殺未遂、など)


平和への希い 37 戦後70年

2015-06-24 10:50:05 | 日記
 平和の希い 37 戦後70年 
     集団的自衛権で傲慢すぎる安倍首相、国会会期延長は税金の無駄使い

 政府与党は憲法違反の「集団的自衛権」を何が何でも通すために国会会期を史上最長日数
の延長を決めた。
 国民に国会議論を通して「丁寧に説明し理解を得る」とは一見もっともらしい理屈をつけて
いるが、ホンネは、衆議院で与党が三分の二以上を占める数を背景に、「議論は尽くした、
あとは民主主義の基本に従って決するだけである(多数決)」とあまりにも品性に欠ける傲慢
で国民を無視した安倍首相の態度は、強引に国民を無視し、天皇陛下に迫って太平洋戦争に踏
み切らせた大罪人東條英樹の傲慢さに似てきたようです。

 先の大戦で戦勝国国益の押し付けとは言え、多くの国に地獄の迷惑を掛け、国民に塗炭の
地獄を押し付けた軍部ファッショの反省のもとにできた戦争放棄の憲法である。
「戦争は絶対にしてはいけない」と言う国民の総意と、憲法を守る責任がある政府・官僚・
司法・天皇などのご努力で70年の平和があった。

「国民の安全を守る責任」を言うなら、「戦争をしない国」で居続けることです。

尖閣・南沙諸島など中国の行動は先の日本軍部ファッショの行動と同じで、必ず無理はそう
長くは続かない筈です。中国だって、いろいろな無理が詰まった状況だけにいつまでも今の
中国でいられることは難しい。ただ、最後のあがきになった時は、日本軍部ファッショ同様
国民を煽り体制維持のためはけ口を外に向け無謀な侵略に走ることもあるでしょう。

国際連盟を脱退して走った無謀な暴走の歴史を体験した日本は、そういう時こそ現国際連合
の場で、どんなに大変でも話し合いの場で決着を図る努力をするべきだ。万一侵略あっても
自衛は専守防衛に徹するべきだ。現状の日米安全保障体制で十分抑止力になる筈だ。

アメリカの国益も変化して、日本に役割分担をさせるために、日本憲法は目の上のたんこぶ
になってきた状況もわかるが、あの戦争の反省のもとに平和日本が生まれ、平和日本の国益
の最大の柱である「戦争をしない」ことこそ、他の国の国益に惑わされることなく維持し、
国連で胸を張って世界中の国が「専守防衛はするが、自らの武力を他国に向けないという
戦争放棄」の憲法をつくるように働きかける努力をすべきである。

全世界の国がそういう憲法を掲げたら、国と国の戦争はなくなる。気が遠くなるようなことかも
知れないが、それが人類から戦争を無くす唯一の方法ではないでしょうか。

憲法解釈という姑息な手段に没頭し、数の論理を鎧の下にチラつかせ税金の無駄使いの会期
延長に狂奔している様は、どう見ても国益を論じる品位ある政治家には見えません。
過ちを改めるに早い遅いはありません。過ちを改める勇気をお願いしたい。