チャレンジ

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リーダーシップ研修2日目~とにかく疲れた

2005-08-10 23:01:54 | リーダーシップ
 今回参加している研修はリーダーシップの研修。ワールドクラスのリーダーを育成することを目的としている。

 私自身リーダーシップについては大学院で研究をしたり、仕事でも深く関わっていること、また今年の2月から別のリーダーシップの研修に参加し継続的なフォローアップ研修も受けていることからリーダーシップには親しみがあり多少の知識もある。
でも本当のところリーダーシップについてはよくわかっていない気がしていた。

 リーダーシップとは何かを知る、いやそれよりも自分自身がリーダーになりたいと思っているからここに来た。

 2日目の研修は朝8時の体操から始まる。全員で外で輪になってストレッチ体操をした後、SHINTAIDO(神体道)を東西南北、天地、中央に対して行う。
神体道とは一種の感謝を捧げる身体の動きのようなもの。大きな息を吸って「アエイオウ」と声を出しながらきまった動きをする。

 その後午前中は部屋で車座に座り、自分自身について知るための議論をした。
 午後からはまず外にでて、ロープを使ったゲームのようなもをする。

 ここセバストポールの天気は午前中は太平洋から上がってくる水蒸気で作られた雲が低く垂れ込め、霧につつまれた状態になる。それが昼前に風に流されて、晴れ渡った晴天になる。

 午後のロープゲームはかんかん照り太陽のもとで行う。かんかん照りといっても湿度が低いので、からっとしてとても爽快。直射日光はそれなりにきついがとても快適。

 一方でロープゲームそのものは、混沌としている。そもそもリーダーシップの研修の中でのロープゲームなので、たんなるロープゲームではなく、そこでさまざまな心理的な側面が試されている。

 詳細は書かないが、とにかく混沌としている。全員で与えられた課題を解決するために取り組むのだが、『船頭多くして船山に登る』という状態。
とにかく皆が自分の意見を主張し、コンセンサスがとれない。
正直な印象として、日本人だけならばこのような混沌とした状態にはまずならないと思った。

 自分の意見を主張することに価値を見出す文化の中で、いかにコンセンサスをとるかはたいへんな労力とスキルがいることを痛感した。それとともに、そのような場で自分自身が何も役割を果たしていないことにも気づいた。
確かに言葉の問題はあるが、それ以上に混沌とした状態を解決しようという意思がなかったことに後になって気がついた。

 この日は、この後自分自身のタイプを知るゲームのようなものと、自分自身のストーリーを語ることをやって一日が終えた。

 昨日に引き続いてとても疲れた。 

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