



大本山永平寺境内の、ライトアップを見てきました。

いつもとは違う雰囲気の『永平寺』を見ることができます。
大本山永平寺の協力を得て、永平寺で最古の建造物である山門をはじめ、瑠璃聖宝閣、唐門、報恩塔、鐘楼の五つの伽藍がライトアップされます。
そして、通用門から山門に至る外観ルートが特別開放されます。

この道を歩けるのは、一年に一度だけですね。
昨年も来ましたが、今年もあの幻想的な風景が見たくて…。

2月28日から始まり、3月2日まで入ることが出来るのです。
通常は、山門に入ることも出来ないのが、この日ばかりは入れるんですね。

勿論、拝観料は無料となっています。


正門(龍門)から入っていきます。
昨年は、雪があって、それはそれでまた趣があって良かったのですが…。
今年は、日中の雨が幸いか、路面がしっとりと濡れていて、こんな趣も良いですね。
違った風景が見れて、やはり来てよかったと思う時でした。


通用門の階段を登っていくのですが、その前に報恩塔(納骨堂)を写しました。

通用門を通ると、そこでは『涅槃団子』が振舞われていました。

お釈迦様が涅槃に入られたところ、仏舎利が五色に輝いたという。
五色は、青・黄・赤・白・紫で、お参りに来られた方々にお釈迦様の
広大な恩恵を施す『だんご』です。
無病息災のご利益もあります。
食べ方 … 焼いて砂糖をつけて食べてください
こんな文面の紙が入っていましたよ。

通用門を通ると、手作りの灯籠の灯りで照らされた階段があります。
この竹燈籠で、幻想的な光の参道を演出してくれます。
ひとつ気をつけないといけないのは、苔が生えていて滑りやすいので要注意ですね。


山門が見えてきました。


右を向けば、先ほどの報恩塔(納骨堂)の裏側が見られます。


なんとも、迫力のあるライトアップでしょ。

しばらくすると、この山門から仏殿と法堂に向かってお経がとなわれだしました。

こんなに近くまで来て、手を合わせることが出来るんですよ。
家内安全、無病息災、交通安全、あれやこれや…。(ぶつぶつ)


そして、この山門の脇にズラーっと僧侶がおりました。
素晴らしい祭典ですね。
いやぁ、今年も来て良かったです。

さて、境内の一角では、祈願ロウソクなどが売られております。(1個100円)
私も、1個買いましたよ~。
そして、ここでも、物欲のブツブツ…。(瀑)

いえいえ、家族の健康ですよ。


裏側になる、唐門(勅使門)です。

そして、山門に向かっての鐘楼が見えます。
ここも、素晴らしいですね。

参道を通り、下に下りると『生姜湯』の振る舞いが行われていました。

甘くて、ホカホカと身体から温まる生姜湯です。
今年は雪が少ないと言っても、ここ永平寺の中には所々に雪があります。
寒い時に、この温かい飲み物は、とてもありがたいですね。

ここは、表になる唐門(勅使門)です。
大きな杉の間から写しだされるのが、とても素敵に感じました。


帰りも、正門(龍門)に向かっての参道。。。
素晴らしい、光の祭典でした。

我が家族は5人。
皆んなに、1個づつ涅槃団子が頂けます。
ありがたいことですね。
今日の日に感謝
