おーちゃんの 「目指せ。日本200名山!」  そして最近、いい加減な家庭菜園 (^^♪ 

日本百名山トレッカー(悪名高い?)を目指して人生後半ラストスパート!

100座完登後は、200名山を目標に!

山行記録  68.石鎚山  その2

2012年01月21日 13時03分49秒 | 日本100名山  山行記録

 平成24年1月19日(木)

伊予西条の駅そばのビジネスホテルに宿泊して四国遠征の2山目の

石鎚山を目指す。

昨日のテレビで本日の天気予報は雨。

で、朝から雨降りだった。

天気が悪ければ道後温泉~金刀比羅さんを観光することも考えていたが

四国まで出かけてきておめおめ諦めるのもいやだ。

きっとロープウェイで上にあがれば雨ではなく小雪が舞っているだろう。

そうであれば、行けるところまで行ってみるのも良い。

などと自分勝手に空想を膨らまし、山に向かうことにした。

 

 ここが石鎚ロープウェイ山麓下谷駅。

しっかりと雨が降っている。

しかし、上に行けば雨ではないだろう・・・・きっと。

 

山頂成就駅到着。

雨だった。

どうしようか迷ったが、アウターはゴアなので大丈夫だろう。

(そもそも冬の山で雨など想定外だった=雨具を持参しなかった。)

せっかく来たんだから行けるとこまで行こう。

行けるとこまで・・・・・。


 

 しばらく進むと石鎚神社成就社に到着。

登山道は右写真の神門をくぐって行くことになる。

ここに登山者ポストがあり用意してあったものを提出。

 

八丁までは緩い下り。しかし帰りは登り返しになる。

 

・・・・・大変厳しい岩場です。自信のない方は・・・・・・

目もくれず、何の迷いもなく迂回路にすすむ。

もっともトレースも 迂回路にしかついていない。

迂回すると前社の森売店到着。

 振り返ると岩場ルートはここを越えてくるようである。

夜明峠到着。

ここから先は厳しい登りになるだろう。 

 

この鳥居をくぐってからさらに巻道ルートを進む。

斜面のトラバースは緊張する。きちっと梯子がかかっているところは安心。 

 

もちろん三之鎖へ 向かうはずはない。

早く山頂に・・・・。

巻道を進む。

大きな岩をまわりこんで頂上山荘の先に ぼんやりと見えた山頂の石鎚神社。

やっとついた。

石鎚山・弥山の山頂。

雨はあられに変っている。

しかし、諦めずに登ってきた甲斐があった。

展望など全くないが達成感がおおきい。

本当はこの先の天狗山の方が標高が高い。

ここへのルートは斜面のトラバースがいやらしいらしい。

本来であれば天狗に向かいたいところであるが、何の躊躇いもなく

パスを決断する・・・・と言うより行けそうもない。

ここ弥山で石鎚山登頂と言うことにする。

ただ、日程に余裕を持ち、天気が良い時に訪れてみたいと思った。

 

この前では飲食禁止とある。

今日はコンビニで美味しそうなサンドウィッチを準備したが雨の中、ものを食べる気も起きない。

とにかく山頂で記念のパチリ1枚。

ついでに何の展望もない山頂のぐるり1周 ↓ 。

 

 

 

頂上山荘の一角にある冬季避難小屋に逃げ込む。

ずぶぬれのザックを下し、グローブを外し、下山に備え身支度を整える。

さあ、下ろう。

長居は無用。 

たぶんこの鎖を登って神社に参拝するものだろう。

しかし、岩や鎖に触る気にもならなかった。

早く下ろう。

苦労して登ったが下りは早い。

しかし、風が吹くと冷える。

途中、夜明峠付近で風が強まり寒さを感じたが、歩いている限り凍えることはない。

下着まで湿っている。

ファイントラックのストームゴージュ・アルパインパンツはその撥水性能はすっかりなくなっており、

雨がしみてきた。

ゴアのアウターもグローブもぐしょぐしょ。

このままでは万一の場合、ツェルトがあってもビバーグしたら翌朝には全身コチコチになってしまう。


早く下ろう。

早く下ろう。

早く下ろう。


八丁まで下り、これで安心した。

あとはどんなことがあっても戻れるだろう。

石鎚神社成就社・神門に帰着。

戻ってきた。

 

誰もいない神社に立ち寄り、無事を報告する。

ロープウェイ成就駅まではほんの一下り。

雨の中、ぼんやりと四国の山並みが見える。

頂上でもこの位見えたら良かったのに・・・・・。

   

暖かい駅舎でサンドウィッチをほうばる。

ロープウェイには自分の他、誰も乗っていない。

 

結局、雨は1日続いた。

下に降りたら下着まで着がえなければならない。

徳島に戻り、レンタカーを返却し、予約している夜行バスに乗らなければならない。

 

◆◆◆今日の感想◆◆◆

前半楽勝、後半ハードな四国遠征であった。

四国遠征、日程が限られていたので無理をした。

冬の雨、良い意味で学習ができた。

 

 

■今回のコースタイムです。

 

08:40  石鎚ロープウェイ山麓下谷駅
09:02  山頂成就駅出発
09:25  石鎚神社成就社 神門
09:41  八丁
10:49  夜明峠
12:03  弥山(軟弱ではあるがここで石鎚山頂とした)
13:23  八丁
13:56 石鎚神社成就社(参拝)
14:15 山頂成就駅
14:20 ケーブルカー乗車・下山

■そして今回の費用です。

15572円 新宿~徳島 夜行バスの往復。7722円、7850円(ポイント割あり) 
16695円 レンタカー2日間・スタッドレスタイヤ・オプション保険料含む
4790円  伊予西条ビジネスホテル宿泊・朝食つき
3650円  高速道路通行料
4066円  ガソリン代
1900円  石鎚ロープウェイ代金・往復
500円  ロープウェイ下駐車場
---------------------------------------------------------------------
47173円 合計(飲食・土産代含まず)

う~ん、結構費用がかかった。


日本百名山 第67座 剣山、第68座 石鎚山(弥山)終わりました。

さてさて、次はどこを目指そうか。

 


にほんブログ村 アウトドアブログへにほんブログ村

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山行記録  67.剣山  その2

2012年01月21日 12時55分30秒 | 日本100名山  山行記録

平成24年1月18日(水)

前夜、新宿発の夜行バスに乗り、早朝6時30分に四国・徳島に到着。

スタッドレスタイヤ付のレンタカーを手配済みであったが開店は午前8時。

もう少し早くから営業してくれればよいのに・・・・とぼやきながら朝食を食べ公園をうろつく。

 

レンタカーを借りると徳島自動車道を西に走り、美馬ICから剣山登山口の見ノ 越に向かう。

途中から積雪があり、軽自動車のスタッドレスで心配しながら雪道を進む。

自分の車であればスタッドレスにタイヤチェーン・スコップなど積んであるので安心であるが

ここ四国は自分にとって初めての異国の地。弱気になると言うものだ。 

見ノ越に近づくころ「おお、あれが剣山か!」と思ってパチリ1枚。

しかし、実際にはあのとんがり山は次郎笈であった。 

 

無事、見ノ越に到着。ここまで車であがれればあとは楽なコースのはず。

登山開始時間が11時04分と遅いが今日の天気であれば問題ないだろう。 

 

登山道は鳥居をくぐって登り始める。

剣山は信仰の山である。 

「四国剣山顕彰学会本部」との看板がかかっているが、これはお社なのか?

 

登山道にはたっぷりの積雪があるが、しっかりと踏まれており問題なし。

登山リフトの 下、トンネルをくぐって本格的な登り。

と、思ってから間もなく上方向に登山リフトの終点、西島駅が見えてきた。

 

ここで先行者2名とお会いする。

で、私は転ばぬ先の杖・・・・ということで恥ずかしげもなくさっさとアイゼンを装着。

高齢者ですから?勘弁下さいな。 

 

とことこ進んでいくと「刀掛けの松」到着。

ここで先行する2名の先を行かせていただく。

この先にはまだ1人先行者の足跡が続いている。

靴の大きさ・歩幅から女性ではないかと想像する。

この単独先行者は、剣山から次郎笈に縦走していったようだ。

頼もしい女性だ・・・・きっと。

 

登山道で吹きさらしになってトレースが消えているようなところも先行者のトレースで

迷うようなことはない。 

 

あっけないぐらいで背面に岩を従えた剣山本宮到着。

 

ぶら下がっている温度計はマイナス2度。

暖かく感ずるぐらいだ。 

本宮の左を山頂に向かう。

本宮を抜けると、正直にいって「なんか興ざめ。雰囲気が良くない。」という印象だった。

アンテナとかフェンスとか・・・・。

必要なものであろうがなんとかならないのか? 

 

 木道に導かれて山頂到着。

展望は良いもの遠くの山々はまったく知らない。

 

しめ縄をぐるっと巻いてある、まるで土俵のようなところが山頂なのかな?

ここで山頂のパチリ1枚。 

 西に向かう縦走路の先には次郎笈。

標高こそ剣山より少し低いが、見栄えが良い。

 

木道脇のベンチでお昼。

寒くもなく、そしておにぎりは固くなっておらず美味しくいただいた。

おにぎりの向こうにあるのはスノーシュー。

使用せずただのお荷物だった。

 

後続の2名に山頂をゆずり、下山することに。

明日は石鎚山を予定しており、伊予西条に移動しなければならず、そうそうのんびりできない。

 

「本宮」と「剣山山頂のやど 」の間の雪の積もった急な階段を降りて往路を戻る。

登りもあっけなかったが、もちろん下りもあっけなく西島に到着。

 西島から見ノ越まですぐであろう。

と、途中で鹿と出くわす。

こちらの様子を探ってから軽やかに斜面をあがって行った。

あの力が欲しい・・・・。 

ほどなく見ノ越が見えてきた。 

 

駐車場は閑散としており、営業している店舗は皆無。

登山リフトが動くようになればここも賑わうのだろう。

 今度は左:剣山、右奥:次郎笈と認識できた。

最後に剣山のアップ。

頂上には山頂ヒュッテがはっきりと見える。

四国の方には申し訳ないが、ちょっと残念な山であった。

 

■今回のコースタイムです。

11:06  見ノ越駐車場出発
11:59  西島駅
12:47  剣山本宮
12:55  剣山山頂
13:33  西島
14:02  見ノ越駐車場帰着

 


日本百名山 第67座 四国・剣山 終わりました。

 

 

次は、四国・石鎚山です。 

 

にほんブログ村 アウトドアブログへにほんブログ村

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする